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ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

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ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

2020年最初の日曜劇場「テセウスの船」のあらすじやネタバレ・感想、視聴率や犯人の事などを1話から最終回・最終話、結末まで全て紹介していきたいと思います。

「テセウスの船」とは、ある物体(オブジェクト)の全ての構成要素(部品)が置き換えられたとき、その物体はそのままそこにあったとしても、それが本当に同じ物であると言えるのか・・・という事です。

これは、主演の竹内涼真さんが過去に戻り、色々な問題を解決しながら未来を変えていく・・・それによって過去が置き換えられた時、未来は本当に正しい未来と言えるのか・・・という事ですね。

このドラマの主演の竹内涼真さんの他、魅力的なキャストが周りを固め、豪華な相関図を作っています。

そしてこのテセウスの船は漫画原作で、2017年~2019年までモーニングで連載していた東元俊哉先生の作品です。

もう既に完結した漫画が原作なので、漫画を読めば、最終話が簡単に解ってしまいます。

しかし、こういった漫画原作の物語のドラマ化だと、結末を変えている場合もありますよね。

このドラマ「テセウスの船」もそうでした。

 
真犯人は原作と違う
 

との事です!

原作漫画での犯人、そしてドラマ版での犯人、そして更にパラビで配信されている完全版も含めて全てのネタバレは、下記の記事にあるので、そちらからご確認ください。

という事で、この記事ではドラマの各話のあらすじやネタバレ、視聴率など全て紹介していきたいと思います!



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ドラマ「テセウスの船」の概要

タイトルの『テセウスの船』とは、ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)のこと。

英雄・テセウスの船を後世に残すために朽ちた部品が全て新品に交換されることで、“この船は、同じ船と言えるのか?”という矛盾を問題提起するエピソードである。

過去を変えても、未来の家族は同じと言えるのかという難しい課題に、主人公は挑んでいく。

TBSで初主演を務める竹内涼真が、失われた家族の笑顔を取り戻すために、父の事件を食い止めて過去を変えることに挑む!

2020年1月スタートの日曜劇場『テセウスの船』にぜひご期待ください!!

ドラマ「テセウスの船」のキャスト

竹内涼真 役:田村心(たむら・しん)

1989年(平成元年)に発生した「音臼小無差別大量殺人事件」の犯人・佐野文吾の息子。

加害者家族として世間の厳しい非難を浴び続け、教師になるという夢もあきらめて隠れるように生きてきた。

唯一の味方である妻の強い訴えで、父親と過去の事件に向き合うことを決意。

ある日、音臼村の事件現場を訪れると突然、濃い霧に飲み込まれ、事件直前の30年前にタイムスリップしてしまう。

鈴木亮平 役:佐野文吾(さの・ぶんご)

心の父親。
音臼村の駐在警察官だったが、1989年に発生した「音臼小無差別殺人事件」の犯人として逮捕される。

その後、死刑判決が確定したが、一貫して無罪を主張し続けている。

殺人犯として逮捕されるまでは、村民から慕われ頼りにされる警察官で、家族も大切にしている良き父親だった。

榮倉奈々 役:佐野和子(さの・かずこ)

心の母親。
朗らかで優しい肝っ玉母ちゃんだったが、夫の文吾が殺人犯として逮捕されて以来、世間の目から逃げるようにして、必死で子どもたちを育ててきた。

音臼村に突然現れた心を家族同然で受け入れ、何かと世話を焼く。

上野樹里 役:田村由紀(たむら・ゆき)

心の最愛の妻。
心の過去をすべて承知の上で、両親の反対を押し切り結婚した。

父親を憎んで生きている心に、今でも無罪を主張する文吾を信じてみればと説得。

心に父の事件と向き合うよう背中を押す。

ユースケ・サンタマリア 役:金丸茂雄(かねまる・しげお)

仙南署の辣腕刑事。
村に突如現れた不審者である心の正体を暴こうとする。

蛇のような目で睨んだ獲物は絶対に逃さない。

麻生祐未 役:木村さつき(きむら・さつき)

音臼小学校の教師。
生徒からの信頼も厚い、心優しい女性。

実家はメッキ工場を営んでいる。

芦名星 役:佐々木紀子

長谷川の婚約者で、さつきの父が経営するメッキ工場のパート職員。

物静かな謎めいた女性。

竜星涼 役:長谷川翼

音臼村の新聞配達員で、優しく子どもたちの人気者。
写真が趣味。

不審な行動を取る心を疑い、執拗に村から追い出そうとする。

笹野高史 役:石坂秀夫

音臼小学校の校長。
気さくで朗らか。絵が趣味。

学校で不審な事件が起こることに気を揉む。

六平直政 役:井沢健次

音臼村の商店主。

陽気で快活な性格から、村のまとめ役として頼りにされている。

せいや(霜降り明星) 役:田中正志

村の名士の息子。

体の不自由な父親の介護のため、音臼村へ通っている。

今野浩喜 役:徳本卓也

音臼村の農家。

口数が少なく、何を考えているのかわからない男。

白鳥玉季 役:佐野鈴

心の姉。

明るく快活な女の子。

貫地谷しほり 役:田村鈴

心の姉。
文吾が逮捕されて以来、加害者家族の十字架を背負い、父を呪いながら暗い人生を送ってきた。

幼い頃、凍傷のせいで顔に大きなアザが残ってしまった。

番家天嵩 役:佐野慎吾

心の兄。

天真爛漫な男の子。

安藤政信 役:車椅子の男

鈴に寄り添う、車椅子のミステリアスな男。

事件の重要な鍵を握る。

「テセウスの船」のあらすじ

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。

逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。

28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。

事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。

時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。

「テセウスの船」1話のあらすじ

生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。

人目を気にして笑うことも許されなかった人生。

しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。

そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。

そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。

過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。

父・文吾はなぜ殺人犯になったのか?

本当に事件の犯人なのか?

心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。

「テセウスの船」2話のあらすじ

平成元年にタイムスリップした田村心(竹内涼真)は、木村さつき(麻生祐未)の計らいで事件が起きる音臼小学校の臨時教員として働くことに。

そして、心は父・文吾(鈴木亮平)と村で起こる事件を阻止していくことで父が逮捕される過去を変えようと決意する。

由紀(上野樹里)の事件ノートによると3日後に田中義男(仲本工事)の家が火事になる。

田中家の警戒に向かうと、そこで気味の悪い少女二人の絵が描かれたノートを発見する。

これも音臼小事件に関連しているのでは・・・という心の不安は的中し、鈴(白鳥玉季)が行方不明になったと村は大騒ぎになる。

想定外の事件に心は動揺し、父・文吾との仲に亀裂が入る・・・。

※ドラマ「テセウスの船」2話の続きは原作4巻から始まります!
ドラマの続きを知りたい場合はこちらから!

「テセウスの船」3話のあらすじ

田村心(竹内涼真)は、音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ、刑事の金丸(ユースケ・サンタマリア)に逮捕されてしまう。

逮捕される瞬間に未来の出来事が書かれたノートは辛うじて投げ捨てた心。

父・文吾(鈴木亮平)が後に殺人を犯すことは決して誰にも知られてはいけない。

しかし、やがて釈放された心の元に、ノートと共に捨てたはずの免許証が届く。

誰の仕業か!?
まさか、ノートも拾われたのか!?

不安が募る心に追い打ちをかけるように、真犯人がまた奇妙な絵で新たな犯行を予告する!

果たして、次なるターゲットは!?
追い詰められた心を心配する和子(榮倉奈々)。

心は、家族を救うため、残酷な未来を打ち明けるべきか激しく葛藤するのだった。

「テセウスの船」4話のあらすじ

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

再び現代にタイムスリップした田村心(竹内涼真)を待ち受けていたのは、変わり果てた歴史だった。

父・文吾(鈴木亮平)は変わらず冤罪で囚われており、母・和子(榮倉奈々)と兄・慎吾(番家天嵩)は心中して亡くなっていた。

生き残った姉は行方知れず。
自分が過去を変えたことで最悪の歴史に変わってしまったことに心は深く後悔する。

最愛の妻だった由紀(上野樹里)が亡くなった歴史も変わっているのではと、心は一縷の望みを胸に由紀の実家を訪れ、由紀と遭遇する。

拘置所の文吾と涙の再会を果たし、必ず冤罪を晴らすと約束した心は、生き別れになっていた姉を訪ねるが、姉は村田藍(貫地谷しほり)と名前も姿も変えて隠れるように生きていた。

心は藍に文吾の冤罪を晴らすことに協力して欲しいと言うが、藍は内縁の夫(安藤政信)との生活を邪魔しないで欲しいと拒む。

心は姉の夫の正体を知り、愕然とするのだった。
音臼小事件は未だに終わっていないと感じる心。

心は父を救い出すため、あまりにも無謀な作戦を思いつく。

しかし、大きな困難が待ち受けるのだった。

「テセウスの船」5話のあらすじ

タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻った田村心(竹内涼真)は、歴史が変わってしまうまでは妻だった記者の岸田由紀(上野樹里)の協力を得て、父・文吾(鈴木亮平)の無実を証明できるという証言者の松尾から連絡を受ける。

それは心にとって、父の冤罪を晴らす唯一の希望の光だった。
その頃、木村さつき(麻生祐未)に「正体を知っている」と脅されていた村田藍(貫地谷しほり)。

文吾の娘だと夫の木村みきお(安藤政信)に隠し続けてきた藍は、さつきのある謀略に協力させられる。

果たして、さつきの魂胆とは何なのか?
そして、心は突然、松尾から証言はできないと連絡を受ける。

父を救う唯一の希望を失いたくないと、心は由紀に励まされながら必死で松尾に証言を願うが・・・。

「テセウスの船」6話のあらすじ

田村心(竹内涼真)にとって唯一の希望だった、父・文吾(鈴木亮平)の無罪の証言者・松尾紀子(芦名星)が、木村さつき(麻生祐未)によって殺害された。

姉の村田藍(貫地谷しほり)の話から音臼小事件の真犯人はさつきではないかと疑うが、さつきの元に毒入りのジュースが届く・・・。

そして、事件を嗅ぎ回るなという警告が!
それでも心は由紀(上野樹里)と協力して、事件の真相へと迫っていく。

木村みきお(安藤政信)に渡されたさつきの手帳と、文吾の記憶をヒントに事件の真犯人へと辿り着く手掛かりを得る。

しかし、それは心を陥れる真犯人の罠だった。
そして、ついに真犯人から心に招待状が届く!

心は命と引き換えに真犯人に会いにいくことを決意する。

「テセウスの船」7話のあらすじ

田村心(竹内涼真)は、現代で一連の犯人が木村みきお(安藤政信)だと知った途端、再び平成元年にタイムスリップしてしまった。

音臼小事件まであと二日。
心は文吾(鈴木亮平)と共にみきお少年(柴崎楓雅)を追うが、村から忽然と姿を消していた・・・。

みきおの消息がつかめず焦る心は、歴史が変わった現代で和子(榮倉奈々)と兄・慎吾(番家天嵩)が心中していると文吾に明かしてしまう。

最悪の未来を知った文吾は取り乱し、絶対に事件を止めなければと空回りし、家族と村人との間に溝が出来てしまう。

事件を前に早くもバラバラになりかけた家族を、心は必死でつなぎ止めようとするのだった。

そして、みきおは計画を邪魔する心を消そうと、和子の命を狙おうと画策する!

家族のピンチを心と文吾はどう乗り切るのか・・・!?

「テセウスの船」8話のあらすじ

大量毒殺事件当日、田村心(竹内涼真)は父・文吾(鈴木亮平)と共にお楽しみ会に現れた犯人・加藤みきお(柴崎楓雅)の行動を監視する。

食事に毒が入れられることを阻止しなければ、多くの死者が出て文吾は殺人犯になってしまう。

心と文吾はみきおに翻弄され続け、ついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまう。

食事の中に毒が混入しているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため驚くべき行動に出る!

また、村では同時に新たな事件が進行していた!
和子(榮倉奈々)と子供達の身に危険が迫る!

そして、みきおの他に“もう一人の真犯人”がいることが分かる!

ついに犯人の本当の狙いが明らかになっていく・・・!

「テセウスの船」9話のあらすじ

田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。

連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。

文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。

音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。

心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。

そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。

追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?

そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!

「テセウスの船」10話最終回のあらすじ

駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。

しかも・・・文吾は一連の事件の連続殺人の容疑を認め、自供する。

「俺が犯人だ」

心(竹内涼真)と和子(榮倉奈々)は文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。

すべては黒幕の仕掛けた罠なのか、それとも本当に文吾が殺人犯だったのか。

大きく揺れる心と家族。
バラバラになってしまった家族は最大のピンチをどう乗り越えるのか・・・?

そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。

それは、心に究極の選択を迫るものだった。
過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をする。

やがて迎える黒幕との対峙。
そこで事件のすべての真相が明らかにされる。

心と家族の未来はどう変わるのか・・・?

「テセウスの船」の視聴率まとめ

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

1話 11.1%

2話 11.2%

3話 11.0%

4話 11.0%

5話 11.8%

6話 13.2%

7話 14.0%

8話 15.3%

9話 14.9%

10話 19.6%

漫画・ドラマ「テセウスの船」のネタバレ

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

心は殺人犯として捕まっている文吾が本当に犯罪者なのか、冤罪の可能性を信じて音臼村に行き、深い霧に呑まれタイムスリップしてしまいました。

そして、音臼小無差別殺人事件が起こる前に起きたパラコートの誤飲事件がありました。

この事件を未然に防ごうと、心はパラコートを破棄するのですが、結果的にパラコートでの事件は起きてしまいました。

心は、事件を起こさないためにパラコートを持ち出し、破棄したのですが、パラコートを持ち出すところを長谷川翼に目撃されていました。

その事から、翼は心が犯人だと決めつけます。

しかし、心はそのあとに起こる雪崩などの事件を未然に防ぎ、文吾からの信用を得ます。

それからドラマの2話では、心は文吾の推薦もあり、学校の臨時教師として働きます。

そこで子供と触れ合っていたのですが、学校には長谷川翼も出入りしていて、相変わらず翼は心の事を疑っている。

そんな時、学校で飼育しているウサギが殺されてしまう事件が起こります。

ウサギはどうやら毒物で殺されているようで、飴を奪っていた翼を見た心は、

「他人から物をもらうのは控えた方が良い」

と子供たちに言うんですけど、子供たちの中では前々から学校に来ている翼の方が信頼度が高く、子供は翼派になります。

そして次は、明音ちゃんが行方不明になる事件が起こり、前々から村人から不信に思われていた心は、一気に疑われます。

刑事の金丸も心の事を疑い続ける。

しかしそんな時、心は田中義男の家にあった不気味な絵にヒントがあると思い、文吾と明音を発見する。

それでも金丸は心を疑い、心は金丸の手を払うと「公務執行妨害」と言われ逮捕されてしまう。

ドラマではここまで放送されていますが、原作との違いは行方不明になった“明音の生死”です。

原作の漫画では、明音は死んでいます。

ドラマでも2話の最後で翼が死んでいるのが発見されましたが、明音が生きているという事で、原作漫画とはちょっと違ったストーリーになるかも?です!

ここからの続きは下記の記事で読む事が出来ます。

逮捕された心は釈放されるも、その後に真実を文吾に話、未来に戻ってしまいます。

未来で文吾や、大人になった鈴と再会し、そこである人物と出会います。

それが、安藤政信さん演じる、車椅子の謎の男です。

心は、音臼小無差別殺人事件の容疑者がまだ生きている事を実感します。

未来の世界で何の罪にも問われず、生きている真犯人・・・。

そして真犯人の心当たりがあるという、翼と同棲していた芦名星さんが演じる佐々木紀子からの接触があります。

遂に真犯人の事を掴む心、そこで真犯人と揉み合いになります。

真犯人はタイムリープの事も知っている・・・。

そして心と真犯人は過去に戻り、過去の真犯人と未来の真犯人が接触する・・・。

真犯人が音臼小無差別殺人事件を起こした理由とは?

いったい何が目的だったのか!

音臼小無差別殺人事件が起こるお泊り会の日、心と真犯人はどうなるのか!

これから心に巻き起こる出来事とは!?

そして、テセウスの船が完成する・・・。

しかしドラマ版は・・・

 
真犯人は原作と違う
 

という事でこれからを楽しみにしましょう!!

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

この眼の正体とは・・・。

【速報】ドラマ「テセウスの船」真犯人確定!

 
真犯人は、田中正志(せいや)でした!
 

ドラマ「テセウスの船」10話最終回のネタバレ・感想

もう最終回も色々とありました。

とにかくTwitterで言われていたのは

 
だから単独行動するな!!
 

の嵐でした(笑)

結果的に、何故佐野文吾は自白したのか・・・というのは、犯人から家族を脅かすような脅迫があったからでした。

その事実が解ったのは、加藤みきおの行動によるものでした。

青酸カリによって意識を失っていた加藤みきおは意識を取り戻し、心の前に姿を現しました。

そして、何一つ真実にたどり着けない心に対して、みきおは言います。

そこで加藤みきおは、犯行動機を話し始めます。

全ては鈴のためだった。

加藤みきおは学校でイジメられていたけど、鈴が助けてくれた。

そして、助けてくれた鈴の事を守りたい・・・そう思い、鈴が頼りにしている佐野文吾が邪魔になった・・・。

しかし、加藤みきおは、心が未来に戻った時に手にしたレコーダーを聞き、未来の鈴の姿を知った・・・。

文吾が捕まる事によって、不幸になる鈴を見たくなかったから、加藤みきおは、佐野文吾の冤罪を晴らす気になった・・・と言って、これまで自分が犯してきた事を話し出す。

そして、未来の自分が言った言葉・・・あれ、良いよね。

と言って

 
「ジエンドー!!」
 

と叫びながら自殺を図る。

まさかの「ジエンドー!!パート2」にも驚愕でした!

しかし、この加藤みきおの発言を録音したレコーダーを、心は警察の元へ持って行き、無事に佐野文吾の無罪が確定しました。

そこから、12年前の音臼村祭の事で校長の息子の存在が気になり、校長を捜すも見つからない・・・。

ここで校長が黒幕なのか!?と一気に盛り上がるも、校長は東京へ息子に会いに行っていた。

そして、ついに黒幕と対峙する文吾。

黒幕・真犯人は、田中正志(せいや)でした!

12年前の音臼村祭のキノコ汁に毒キノコを入れたのは、田中正志の母親でした。

間違って入れただけなのかもしれない、母さんはキノコを入れただけなのに、文吾に逮捕された。

そして犯罪者の家族という事でイジメなどに遭い、家族は壊れていった・・・。

佐野文吾に復讐したい・・・その目的が加藤みきおと一致したから手を組んだ・・・という事でした。

そして、心は刺されてしまうのですが・・・そこから未来へ。

未来パートでは、心が由紀を家族に紹介するところから始まりました。

いつもと化粧が違い、若作りした由紀と心。

これは、恐らく田村心が過去に行ったあの時よりも若い設定ですね。

だから二人の感じが違う。

そしてまさかの慎吾の未来の姿がハライチの澤部佑さん。

そして疑問なのは、整形して貫地谷しほりだったはずの鈴が、また貫地谷しほりだった(笑)

しかし、心と由紀から産まれてくる子供に、未来という名前を提案した文吾。

これは田村心が残したタイムカプセルから知った事。

そして、この未来パートに移る時の文吾の「テセウスの船」についての語り。

これは、田村心が死んだ事を暗示していると思います。

田村心が生きていたら、この時代でも何処かで生きているのか?

しかし、死んでしまったと思います。

由紀との結婚の報告に来たのは、過去のパートで和子のお腹の中に居た佐野心です。

何はともあれ、全てを知っているのは文吾だけ。

そんな文吾を見ると・・・泣けます・・・。

あと、加藤みきおが・・・っていうか木村みきおが未来でピンピンしているのは、やはり年齢的に犯罪で裁けなかったから・・・という感じですね。

笑顔の木村みきおと、木村さつき、おしゃえなカフェに似つかわしくない?芋羊羹・・・食べてみたい(笑)

Paravi限定「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の前編のネタバレ・感想

昭和63年12月5日

加藤みきおは転校してきた時からクラスメイトにいじめられていました。

「今日もあいつらは汚い手で僕を叩いてきた。」

「低脳な奴らの相手をするのは疲れる。」

「みんないなくなればいいのに。」

昭和63年12月7日

いじめられている加藤みきおを助けてくれたのが佐野鈴。

加藤みきおは佐野鈴に好意を抱き、佐野鈴のことは自分が守るという感情を抱くようになった。

「正義の味方が現れた。」

「これからは僕が鈴ちゃんを守ってあげる。」

「僕が鈴ちゃんの正義の味方になりたい。」

昭和63年12月8日

田中義男の自宅によく通っていた加藤みきおにもう一つの出会いが訪れた。

それが田中正志。

「田中のおじいちゃんの詩は相変わらずつまらない。」

「書くふりをして落書きをしてたら、正志とかいう息子がおかしそうに笑ってた。」

「変わったやつだ。」

昭和63年12月11日

加藤みきおが薬物に興味を抱く。

「田中のおじいちゃんの家で正志がアリの巣に農薬をかけた。」

「いっぱいのアリがのたうち回って動かなくなった。」

「気持ちがすーっとした。」

「人間だったらどなるのかな。」

昭和63年12月12日

田中正志が話した何気ない思い出話が加藤みきおの犯行の始まりとなった。

「またいじめられておじいちゃんの家に行ったら正志がいた。」

「正志も正志の妹も昔、いじめられていたという。」

「正志がおもしろい話を聞かせてくれた。」

「小学校のお楽しみ会でオレンジジュースに毒を入れるという計画だ。」

「正志は昔考えた妄想だけど・・・と笑った。」

「だったら、僕がやるよ。」

「お楽しみかいのことを考えているだけでワクワクする。」

「父親は捕まって、僕だけが鈴ちゃんの正義の味方になれる。」

「最高。」

昭和63年12月17日

「正志は思ったよりバカだ。」

「完璧な計画には準備が必要なのに、何もわかってない。」

「まずは実験をしないと。失敗は許されない。」

「実験の計画は決まった。」

「まずは農薬で試してみよう。」

「さぁ、モルモットは誰にしようか。」

昭和64年1月1日

「音臼神社に初詣に行った。」

「三島医院の家族が来ていた。」

「あの小さい女の子がいい。」

「実験はあの子にしよう。」

昭和64年1月6日

全ての物語が始まる事件前日。

「農薬は手に入れた。」

「間抜けそうな農家のおじさんの軽トラから盗んだ。」

「もう、待ちきれない。実験は明日にしよう。」

「ラムネに入れて飲ませればいい。」

「きれいな青色のラムネ、美味しそうだ。」

間抜けそうな農家のおじさんとは、徳本卓也(今野浩喜)の事ですね。

昭和64年1月7日 三島千夏・パラコート死亡事件

田村心が音臼村にタイムスリップしてきた日です。

千夏の死亡を食い止めるため、パラコートを持ち出して捨てるが、千夏は結果的に死んでしまった。

「パラコートは予想外に時間がかかった。」

「やはり「本番」はあの薬でいこう。」

「計画通り、次はもっと大きな人間で試してみる。」

「知らない男が邪魔をしようとした。」

「あいつは誰だ?」

「どうして農薬を持ち出した?」

「実験のことをどうして知ってる?」

平成元年1月8日 三島千夏の通夜

「みんなバカだ。」

「僕が飲ませたのに何も気づいていない。」

「あの薬は手配した。」

「「本番」に向けて、先ずは準備だ。」

「念入りに、慎重に、誰にも邪魔はさせない。」

平成元年1月9日 木村敏行雪崩死亡事故を心が阻止

木村敏行が雪崩で死亡する事故が起こるはずでしたが、これは田村心が食い止めました。

「超能力?笑える。誰だろうと邪魔はさせない。」

「計画は完璧だ。」

「次のモルモットを決めた。いよいよ本番に向けてカウントダウンだ。」

「ワクワクする。」

平成元年1月11日

「警察は千夏の捜査を続けている。」

「でも案外バレない。」

「本番に向けてそろそろ次のイベントを始める。」

「ワクワクしておじいちゃんのノートに落書きをした。」

「次のイベントの計画を正志に教えてあげた。」

「正志は「すごいね」と楽しそうだった。」

「まずはウサギで実験だ。」

平成元年1月13日 心が音臼小の臨時職員になる

教壇に立ち、緊張しながら生徒たちの名前を呼ぶ心。

この時に加藤みきおが初登場しましたね。

「あいつ、先生だったんだ。」

「何で僕の名前を知ってる?」

「なんかおかしい。あいつには気をつけないといけない。」

「やっぱりあの薬はすごい。」

「朝になったらみんながどんな顔をするか・・・」

「楽しみすぎて今夜は寝られそうにない。」

平成元年1月14日 飼育小屋のウサギが死亡

朝、飼育小屋のウサギが毒殺されているのが見つかる。

心に疑惑が向けられたが、鈴が泣いてしまったため、みきおがみんなのヤジを止めに入る。

心は長谷川翼が飴を配っていたのを止めて、翼が怪しいと思っていましたね。

そして放課後、鈴と明音が言い争うのを見ていた加藤みきお。

「明音が鈴ちゃんをいじめた。」

「やっぱり明音は許せない。計画通りにお仕置きしないと。」

「もっとあの薬が必要だ。」

「翼にやらせよう。」

「あいつの秘密はすべて知っている。」

これで翼は、弱みを握られている加藤みきおに逆らえず、紀子に鍍金工場から青酸カリを盗ませるんですね。

平成元年1月15日 三島明音失踪事件

「今日は気分が悪い。」

「気晴らししたくてウズウズする。」

「やるなら今日だ。今日がいい。」

加藤みきおの計画では、長谷川翼を使い、明音に青酸カリを飲ませることだった。

しかし、翼は実行することができず、小屋に明音を置き去りにして逃げ出してしまった。

小屋の穴から明音をのぞいていた「あの眼」は加藤みきおの眼だった。

「翼のやつ、逃げやがった。」

「青酸カリの実験をしろって言ったのに。」

「もう明音はいらない。バイバーイ。」

平成元年1月17日 長谷川翼自殺

早朝、翼が音臼神社で青酸カリを飲んで死んでいるのが発見される。

「翼が死んだ。」

「バカなやつだが盛り上げてはくれた。」

「本番まであと2ヵ月。待ちきれない。」

加藤みきおが握っていた、長谷川翼の秘密というのは、翼が明音に抱いていた想い・・・だったんですね。

明音がもっと小さい頃から翼は明音の面倒を見ていた。

それが恋心のような、親心のような、そんな気持ちになり、写真を大切に保管していた。

そんな翼の想いを佐々木紀子も気づいていた。

だからこそ、佐々木紀子は翼が持っていた明音の写真を燃やしていた。

平成元年1月18日 由紀ノートと免許証が拾われる

金丸に捕まる直前、心が崖下に捨てた由紀ノートと免許証。

これを拾ったのはやはり加藤みきおでした。

上野樹里さんがインタビューの時にうっかり暴露してしまった、アレですね。

「未来のノートを拾った。」

「僕の音臼小の計画が新聞に載っている。」

「すごいすごい。」

「僕は未来を手にした。」

平成元年1月19日 免許証が駐在所に届けられる

心が未来から来たこと、計画を阻止しようとしていることを知った加藤みきおは、心を揺さぶり始めた。

心がノートを捜しに崖下に行くと、背後から物音が・・・。

そして鈴の「S」のキーホルダーを拾った。

学校では、校門に気味の悪い絵が貼りだされていた。

騒ぐみんなを見ながら微笑む加藤みきお。

「計画は誰にも止められない。そして鈴は自分だけのものだ」

というメッセージを込めたものですね。

「贈り物をするって楽しいなぁ。」

「今どんな顔をしてるんだろう。」

「もっともっと楽しませてあげないと。」

平成元年1月20日 5年生の教室にオレンジジュース

5年生の教室に「21」と書かれたボックスに入ったオレンジジュースが届いた。

「心先生の驚いた顔、サイコー。」

「これでもう僕は止められないってわかってくれたはず。」

「計画の邪魔をするやつは許さない。」

平成元年1月21日

金丸とともに真相を追う心。

金丸が夜会っていたのは、なんと加藤みきおでした。

だが、会ったのは偶然らしい描写でした。

金丸が「よぉ、こんなところで何やってるんだよ」と言っていたので、このセリフから考えて偶然ですね。

この時に、加藤みきおは金丸に

「崖下に未来のノートが落ちているのを見つけた」

と話したんだと思います。

金丸が言っていた

「佐野文吾が犯人ではない証拠」

とは、未来のノートのこだったと思われます。

平成元年1月22日 金丸・心の突き落とし事件

「金丸って刑事と未来のノートを捜しに行く約束をした。」

「もうすぐ正志が迎えに来る。」

「さぁ、心先生もそろそろ気づく頃かな?」

学校で目を覚ました心の足元に、不気味な絵が一枚置いてありました。

音臼神社で泣いている女の子の絵。

急いで神社に向かう心。

見つけた青酸カリを拾った瞬間、後ろから心を突き落としたのは、加藤みきおでした。

金丸は、加藤みきおと未来のノートを捜している最中に、振り返った時に加藤みきおに突き落とされました。

金丸の目線的に、突き落としたのは「大人じゃない」という意見がTwitterなどでありましたが、その通り、突き落としたのは加藤みきおでした。

雪山なので、子供の力でも十分大人を突き落とす事が出来たんですね。

足元も滑りますし。

「さよなら、刑事さん。」

「誰にも僕の邪魔はさせない。」

「心先生も消えた。これで邪魔者はいなくなった。」

Paravi限定「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の後編のネタバレ・感想

現代で田村心と木村みきおが対面する

現代に戻った田村心は、車椅子に乗った加藤みきお(木村みきお)と再会する。

「やっぱり心先生が現れた。」

「31年前と何も変わっていない。」

「音臼小事件は、僕が完璧に計画通りに実行したよ。」

佐野文吾は逮捕され、鈴と婚約。

何もかも加藤みきおの思い通りの世界だった。

しかし、現在に戻った田村心は、文吾の無実を晴らそうと動き始める。

みきおの計画が、31年ぶりに狂い始めていた。

「心先生が、また余計なことをしているらしい。」

「今さら過去は変えられるはずがない。」

「僕の鈴は、絶対に渡さない。」

一方、田村心たちを止めたいと思っている人物がもう一人いた。

加藤みきおが音臼小事件に関与している事に気づいていた木村さつき

何としても加藤みきおを守るために、藍にプレッシャーを与え続ける。

そしてついに、藍が木村さつきの睡眠薬で倒れる。

しかし、木村さつきの歪んだ愛情は加藤みきおには届かない・・・。

愛する藍を傷つけた木村さつきは、加藤みきおにとってはもうただの敵。

加藤みきおが鈴を愛していたことまでは、木村さつきと共有できていなかった・・・。

そんな中、加藤みきおを邪魔する人物がもう一人現れた。

現代での田中正志の死の真相

「僕を脅すなんて、何をいまさら。」

「完全犯罪の達成者は僕一人だ。」

「正志は何もできなかったくせに。」

田村心の登場によって、再び音臼小事件が掘り返される。

共犯者だった真相が明らかになる事を恐れた田中正志は、加藤みきおに余計な動きをしないように脅迫したのだった。

藍からも距離を置かれる加藤みきお。

狂い始めた計画は正さなければ・・・。

加藤みきおは邪魔者を全て消すために動き始める。

ただ一人、真相を知る田中正志を殺し、田村心にその罪をなすりつけ、逮捕させる計画だった。

嘘のクレームで協力者の由紀を引き離し、田村心を一人で正志のもとへ向かわせる。

すべてが加藤みきおの思い通りに進んでいたが、由紀の協力で田村心は釈放されてしまう。

そして、加藤みきおはついに田村心を直接消すことを決める!

「邪魔者は全部いなくなる。」

「これでThe ENDだ。」

 
「ジエンドォォォォーーーー!!!!!」
 

過去の世界に再び現れた田村心と加藤みきおの行動

そして、田村心は再び平成元年へタイムスリップした。

再び過去にタイムスリップし、倒れていた田村心を発見したのは加藤みきおだった。

加藤みきおはこの事から

・田村心が未来の世界で自分が犯人だと気づいた。

・田村心の正体が、佐野家の息子である。

という事を知った。

平成元年3月8日

「心先生が未来から戻ってきた。」

「サイコーのお土産を持って。」

「おかえりを言う前に、さよならを言わなきゃ。」

「心先生とおじいちゃんに」

真相を知る田村心は、必ず邪魔をしてくる。

絶対に佐野鈴を手に入れるために、この日、加藤みきおは計画を変更する。

平成元年3月10日

目を覚ました田村心は、加藤みきおの家に駆けつけるが、加藤みきおは田中正志のいる田中家に身を潜め、この夜、再び動き出す。

田中義男は、加藤みきおが作った青酸カリで殺された。

加藤みきおは「終わったよ。」と告げると、障子を開けて現れた田中正志から「ご苦労様」と言われた。

「正志の希望を叶えてあげた。」

「おじいちゃんが許せないらしい。」

「自分でやればいいのに」

田中正志は、母がきのこ汁に毒きのこを入れて、佐野文吾に逮捕された事から、母をすぐに捨てた父・田中義男の事が許せなかったんですね。

だから殺害を加藤みきおに依頼した。

だからこそ、どの世界でも、田中義男は必ず亡くなっているんです。

平成元年3月11日

田中正志の依頼で田中義男を殺害した加藤みきお。

そして、次のターゲットは最大の邪魔者「田村心」。

佐野文吾と田村心をおびき出し、一人になった和子を殺害することで、産まれてくる心を消そうとする。

「心先生はラッキーだ。」

「鈴ちゃんにお礼を言わないとね。」

「明日は僕が、鈴ちゃんの正義の味方になる日だ。」

「ワクワクする。」

「それまではアイツらで暇つぶししよう。」

家族が狙われ、追い詰められる田村心と佐野文吾。

平成元年3月12日

そして、音臼小事件当日、2人は和子達を村の外に避難させる。

だが、加藤みきおはそれさえも見据えていた。

田村心と佐野文吾が加藤みきおを必死に追う一方、田中正志が和子たちを体育館に監禁。

そして、この日田村心と佐野文吾は起こることもない音臼小事件を止めようと走り回り、ことごとく加藤みきおに翻弄され続ける。

「お楽しみかいは笑えた。」

「計画はとっくに変更してたのに。」

「明日はどんな顔するか楽しみだ。」

体育館に監禁された和子たちを、扉から覗いていた加藤みきお。

「大丈夫!お父さんが必ず助けに来てくれるから!」

という和子の言葉に

「そうだよね!お父さんは正義の味方だもんね!」

と言った鈴の言葉に、眼を見開いてしまう加藤みきお。

佐野文吾を陥れ、佐野鈴を手に入れるという加藤みきおの計画は、最終段階に入ろうとしていた。

平成元年3月13日

翌朝、恐怖の一夜を過ごした佐野鈴たちのもとに、加藤みきおが現れる。

「ついに僕は鈴ちゃんの正義の味方になった。」

「あとはあの警察官を消すだけ。」

「正義の味方は僕だけでいい。」

「さあ、まさしの出番だ。」

このあと、佐野文吾を呼び出したところを田中正志に襲わせ、一連の事件の犯人に仕立てる。

田中正志の裏切りと思惑

加藤みきおと田中正志の計画は順調に進んでいた。

しかし田中正志は、加藤みきおが拾った田村心のボイスレコーダーを聴き、自分が未来で加藤みきおに裏切られ殺されることを知るのだった。

その夜、加藤みきおは田中正志と共に予定通り佐野文吾を誘き出すが・・・。

「さようなら みきおくん もう君には用はない」

「ここからが計画の本番だ」

「佐野文吾に殺人犯になってもらう」

加藤みきおを消した田中正志は、ついに自ら動き始める。

田中正志の目的は、佐野文吾を犯罪者にし、家族全員を不幸にすること。

かつての自分たちと同じように・・・。

しかし、佐野家の強い絆はそう簡単には崩れなかった。

「しぶとい家族め」

「俺の家族をバラバラにしておいて」

「忘れたとは言わせない」

忌々しい村祭のことを思い出せ!とメッセージを送る田中正志。

他の村の面々が、手作りの竈で猪の鍋を振る舞うなど、佐野文吾を信じ、気遣うなか、田中正志は佐野文吾の犯行を裏付ける決定的な証拠を自ら通報する。

「佐野文吾」

「今日はお前が殺人犯になった記念日だ」

「俺がちゃんと死刑台まで送り届けてやる」

佐野文吾が逮捕させた田中正志は、佐野文吾を脅し、自白を引き出そうとする。

サラダ記念日の特定の文字に印をつけて

「家族・み・な・殺し」

と読ませました。

望みが絶たれ絶望する田村心たち・・・。

あとは、確実に佐野文吾が死刑になるのを見届けるだけだったが、目を覚ました加藤みきおが動き出す。

加藤みきおと田中正志は、佐野文吾を消したいという同じ想いで計画を進めてきた。

田中正志の目的は「佐野文吾への復讐」

しかし、加藤みきおが求めているものはずっと変わらず、ただ一つだった。

佐野鈴の笑顔を守るために、自分の証言を録音し、自ら青酸カリを飲み、自殺を図る加藤みきお。

 
「ジエンドォォォォーーーー!!!!!(過去ver)」
 

佐野文吾が背負うはずの全ての罪を、加藤みきおが自供してしまったことで、佐野文吾は釈放されてしまう。

「みきおが余計なことをしてくれた」

「でも 佐野文吾には絶対に殺人犯になってもらおう」

「まずは息子を追っ払って一人にさせる」

田中正志と佐野文吾の対峙

佐野文吾を殺人犯にするために、最後の計画が動き始める。

田村心を手紙で誘き出し、狙い通りに一人で出て行くと、仙南署
にニセの通報を入れる田中正志。

一人になった佐野文吾を待ち受ける。

最後の計画は、自分自身を殺させることで

“殺人犯・佐野文吾”

を生み出す事だった。

「母さん もうすぐそっちに行くよ」

「これで終わりだ 佐野文吾は殺人犯になる」

「本当の苦しみを 教えてやる」

佐野文吾を殺人犯にするという田中正志の計画は、果たされることはありませんでした・・・。

「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の感想

HuluやParavi、GYAO!!なんかで配信されるオリジナルストーリーって大抵つまらないんですけど、このテセウスの船は良かったですね。

パラビでのチェインストーリーが配信された「まだまだ恋はつづくよどこまでも」も面白かったので、2020年冬ドラマからのパラビ配信のオリジナルストーリーは質が高そうです。

今回の「テセウスの船」の配信が何故よかったのか・・・それでは尺の問題や演出の問題で描かれなかった犯人である加藤みきおと田中正志の内面が見えたのが良かったですね。

やはり、犯行を行う人間の内面というのは興味深いものがありますし、しかも加藤みきおは小学生です。

そんな子供がこんな犯行を行う・・・というのはどういう事なのか・・・。

加藤みきおも田中正志も、結果的に犯行の根幹にあったのは「イジメ」だったと思います。

田中正志の場合は、殺人犯の子供という事でイジメられてしまったし、妹もそれを苦に自殺をしてしまった・・・。

色々な悲劇がありました。

しかし、行動力、実行力はなかったから、田中正志は実行力がある加藤みきおと組んで、自分の思惑を遂行させたのでしょう。

実行力がないからこそ、良心の呵責があったからこそ、自分の父である田中義男を自分の手で殺す事が出来なかった。

加藤みきおはこの事を

「自分でやればいいのに」

と言っていましたが、自分ではできなかったんですね。

その行動力がなかった。

だからこそ、殺人すら行動してしまう、ストッパーが飛んでる加藤みきおを使った・・・。

このドラマ「テセウスの船」はパラビ版も観ないと、ここまでの満足度は生まれませんね。

ここまでの状況があまり見えてこないからです。

もし、「テセウスの船」のこれから発売されるDVDにパラビの内容も含まれるなら・・・買っちゃおうかな・・・なんて思わせるくらい、心に残る作品だった・・・と思います!

テセウスの船 DVD-BOX (本編ディスク5枚 特典ディスク1枚) [7/22発売]

漫画「テセウスの船」の感想

一見ほのぼのとした表紙絵とは裏腹に、終始ハラハラ予想を上回る展開に引きつけられる本格的なサスペンス物です。

タイムスリップして見えてくる若い頃のお父さんやお母さんの人柄の良さが、理不尽な事件に巻き込まれたモノ悲しさや物語の背景にある残忍さをより浮立たせ、読み終えた後「フィクションで良かった…」とホッとさせられます。

物語も終盤に差し掛かっている感じですが、「家族とは何かな?」「信じるとは何かな?」を突き付けられてる気がし、完結まで読まずにはいられない素晴らしい作品だと思います。

次が待ち遠しい!おススメです!

男性Aさんの口コミ・感想
女性Aさんの口コミ・感想
良かった。

テセウスの船、このタイトルに含まれた意味がいくつもあった。

素晴らしかった。

改めて正義とは何か。

考えさせられる作品。

みんなの中に正義がいて、ヒーローに憧れてヒロインが好きで、そんな話なんだなあと思った

20世紀少年を読んだ時のようなドキドキした感じがありました。

タイムスリップはどうにでも出来そう感があってあまり好きではありませんが、過去が少し変わったことや戻った後の現在ともリンクしているところがうまく出来ていて面白いなと思います。

また事件としての面白さだけでなく家族愛も描かれていて、自分の家族の大切さを改めさせてくれる作品です。

男性Bさんの口コミ・感想
男性Cさんの口コミ・感想
タイムリープ能力を持つ主人公が自分に因縁のある事件を防ぐために奮闘する、過去と現在が複雑に交錯するミステリー・・・と言えば「僕だけがいない街」を連想すると思いますが、この作品はよりミステリー要素が強く人間描写も繊細です。

疑わしい人物が多数いてなかなか犯人が明らかにならない中で、時折挟まれる犯人の狂気に背筋の凍る思いが・・・

事件が起こる「お泊り会」まで後2日。

子供時代の自分とタッグを組んで暗躍するダブル加藤みきおvs彼らを探し出して阻止しようとする心&佐野の父子コンビ、そのもどかしい攻防戦の続き。

本当のことを言えず会の中止はできなかったため、せめて自分の家族だけでも当日は村の外へ逃がしておこうと考えた佐野の目論見が裏目に…。

みきおが告白する形で事件の細部がだんだん明らかになってくる一方、タイムスリップの度に改変される未来、今回はダブル加藤が意外な行動に出るためかなり大きな変化が起きそうな。

心が「最初の世界」を遂にあきらめたイベントも印象的。

なくなる物とそれでも残る物。

犯人がわかっているのにたどり着けないもどかしさがありながらも緊迫の終盤。

毒殺事件を阻止できるか、次の「未来」に心の居場所はあるのか。

女性Bさんの口コミ・感想
女性Cさんの口コミ・感想
割と気にして連載を読んでいたのだが、なんとなく単行本には手を出さずに来てしまった。

連載終了からしばらく経過して結末がどうだったかの記憶も曖昧になったところで本巻が出版されたので最終巻ぐらい読んで置くかと思い購入。

まだ最後ではなかった。

このあと1巻分もあったか?と思ってしまうのだが、9巻、10巻とクライマックスが続くわけで、改めて終盤の密度の濃さに思い至る。

むしろ勘違いして買ってよかったと思える。

総じて登場人物の加齢変化の描写に説得力がある。

タイムスリップものの王道でもあるが、主人公と母親の胎内にいる過去の自分が交錯したり、若き日の父親と主人公の視線が交錯する場面などで、登場人物の心情と登場人物間のその交流をここまで積み重ねて来た成果を読み取ることができる。

単行本でまとめて読んだことで内容の理解も深まった。

最終巻が楽しみ。

ドラマ「テセウスの船」の動画配信や見逃し配信は!?

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

2020年1月ドラマの日曜劇場「テセウスの船」の動画配信は、TBSですしParaviで独占配信されています。

また、見逃し配信はいつものTVerですね。

また、Paraviでは、ドラマ「テセウスの船」の未公開シーンを含んだ「テセウスの船 ディレクターズカット版」が4月6日深夜0時から独占配信されます。

何にしても、テレビやTVerで観るだけでも満足は出来ると思いますが、更に作品を深く楽しむにはParaviを観るしかありません。

本当の真相はパラビで!なんて、どこぞのテレビ局とどこぞの動画配信サービスが行ったような愚行はなかったですが、色々とパラビを見たくなる仕掛けがありましたね(笑)

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それでは完結したドラマ「テセウスの船」はこれからはパラビで楽しみにしていましょう!

 
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希空

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