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テセウスの船10話最終回ネタバレ!真犯人は村人全員!?

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テセウスの船10話最終回ネタバレ!真犯人は村人全員!?

ドラマ「テセウスの船」10話最終回のあらすじ・ネタバレや、真犯人についての考察などなど、最終回25分の拡大版で放送される内容について紹介していきたいと思います!

テセウスの船の9話では、田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。

連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。

文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。

音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。

心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。

そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。

追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?

そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!

という感じでした。

もう9話は、観ていて、村人全員が犯人なんじゃないか・・・と思わせるような内容でしたね。

理不尽と不可解が同居しているような内容でした。

校長先生が怪しい・・・田中正志が怪しい・・・徳本卓也が怪しい・・・と色々な声が聞こえてきました。

9話から登場してきた小籔千豊さん演じる嫌味な馬淵についても様々なコメントがありました。

真犯人と心の攻防はどう決着するのか!?



「テセウスの船」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・10話最終回のネタバレはこちらから

・犯人の動機ネタバレについてはこちらから

・「テセウスの船」の結末についてはこちらから

・犯人の日記前編のネタバレはこちらから

・犯人の日記後編ネタバレはこちらから

【追加】「テセウスの船」限定“家にいよう”動画公開!

「テセウスの船」から、まさかの“家にいよう”動画が公開されました!

現在テセウスの船の家にいよう動画はTVerで配信されています。

出演者はもちろんドラマ「テセウスの船」に出演していた皆さんです!

どんな動画になっているかって?

それは見てからのお楽しみでございます!

3分弱の短い動画ですが、「テセウスの船」の家にいよう動画を見て、またドラマのことを思い出しましょう!

ドラマのことを思い出したら、またこちらからネタバレをどうぞご覧くださいませ!

※ドラマ「テセウスの船」1話から見る完全ネタバレはこちらから
 

「テセウスの船」10話最終回のあらすじネタバレ

駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。

しかも・・・文吾は一連の事件の連続殺人の容疑を認め、自供する。

「俺が犯人だ」

心(竹内涼真)と和子(榮倉奈々)は文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。

すべては黒幕の仕掛けた罠なのか、それとも本当に文吾が殺人犯だったのか。

大きく揺れる心と家族。
バラバラになってしまった家族は最大のピンチをどう乗り越えるのか・・・?

そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。

それは、心に究極の選択を迫るものだった。
過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をする。

やがて迎える黒幕との対峙。
そこで事件のすべての真相が明らかにされる。

心と家族の未来はどう変わるのか・・・?

「テセウスの船」9話から考察

テセウスの船10話最終回ネタバレ!真犯人は村人全員!?

この12年前の音臼村の祭である事件が起きていました。

きのこ汁の中に毒きのこが混ざっていて、一人の女性が亡くなった・・・。

その女性というのが、徳本卓也の母親でした。

そして木下に穴を掘る徳本。

そんな徳本に「もうひと頑張りだ!」と声をかける井沢。

「あいつ図体デカイからな」

と言うも、それは文吾を元気づけるための準備でした。

イノシシを分けてもらって、イノシシ鍋を作っておりました。

これで、徳本と井沢は犯人候補から消えた?

心が校長の元を訪れ、食中毒事件の事などを聞いたあと、校長と木村さつきのあの怪しい感じ・・・。

「ここにも来るとは」

というような事を校長は言っていましたね。

という事では真犯人ではないんじゃないか・・・と思います。

それでも何か知ってそうな雰囲気はありましたね。

12年前の事件の事なのか・・・。

しかし、小藪さん良い顔してましたなぁ・・・。

文吾のワープロに加藤みきおが打ったと思われる犯行のテキストが入っていた。

そして、佐野家の裏庭に青酸カリを埋めたという文言が・・・。

掘り返してみると青酸カリが出てきた・・・。

これはいったいどういう事なのか・・・。

小藪さんに連行される時の文吾のあの表情・・・あれはいったい何を物語っているのか・・・。

文吾の顔から冷静さが無くなっていた気がします。

結局自分が犯人という事にされてしまったからなのか・・・それとも・・・?

まさかの、鈴が黒幕説も浮上した10話はどうなるのか!?

「テセウスの船」Twitterでの考察

確かに、最終回の予告で鈴が出てきたのが気になるところですよねぇ。

みきおの犯行動機が鈴なのは変わってないので、そのせいなのか・・・。

原作では加藤みきおと未来の木村みきおが真犯人ですが・・・。

犯行の動機は鈴を自分のモノだけにしたかったから、文吾を陥れた・・・。

しかし、鈴が真犯人だとすると・・・父である文吾を陥れる理由が見えないですよね・・・。

更に一部では、榮倉奈々さん演じる和子が黒幕なんじゃ・・・という声も上がっています。

しかし、和子が黒幕だとしたら、未来へと時代に進むに連れて、無理心中を図って亡くなったという事実が辻褄が合わないですよね。

謎が謎を呼ぶドラマ「テセウスの船」。

最終回は25分の拡大版です!

ドラマ「テセウスの船」での心の行方

原作ですと、心は死んでしまいます。

心は死んでしまいますが、自分の命を投げうってまで父の冤罪を晴らす!!という事で、心が死んだ未来では、佐野家は幸せに過ごしていました。

テセウスの船という物語のは、この言葉の意味にも由来するのですが、田村心がメインになって主人公として奮闘しますよね。

心は、父の冤罪を信じたい、真実を明かしたい・・・という事で物語が動いていきます。

過去に戻り、色々と動き回り、未来は少しずつ変わる。

変わった未来でも心は動き回り、そしてまた過去へ戻る。

そしてその過去で、目的としていた父の容疑を晴らすべく、真犯人の犯行を止める・・・。

それと引き換えに命を落としてしまう・・・。

主人公である心が命を落として、居なくなってしまった事で、この物語「テセウスの船」は、本当にテセウスの船と言えるのだろうか・・・となると思います。

しかしながら、それこそが“テセウスの船”という言葉の由来なのです。

【テセウスの船とは】
ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)のこと。

英雄・テセウスの船を後世に残すために朽ちた部品が全て新品に交換されることで、“この船は、同じ船と言えるのか?”という矛盾を問題提起するエピソードである。

という事です。

テセウスの船10話最終回ネタバレ!真犯人は村人全員!?

つまり、田村心の人生は終わってしまっても、田村心が救いたかった佐野家の未来、人生、物語は続いていくという事です。

これがテセウスの船の本当の意味でのネタバレになります。

ドラマ版でも心は死ぬ?

これは正直解からないです。
心が死ぬ事によって、このテセウスの船という物語のタイトルが活きてくると思うので、死ぬ確率の方が高いと思います。

だからこそ・・・とは言わないですが、心と由紀の関係。

変わってしまった未来でも、この2人は完全に惹かれ合っていますよね。

そして、心は自分が過ごした未来の事を由紀に打ち明ける・・・という事もしました。

「また・・・会えますよね?」

この由紀の言葉、気持ちが叶う事がなかった・・・という切なさがドラマ版のテセウスの船で描かれるかもしれません。

そして・・・今駆けずり回ってる田村心は死ぬんですけど、そのお陰で幸せを手に入れた佐野家は幸せに過ごします。

という事は・・・?

そうなんです。

田村心は死ぬけど、同じ顔をした佐野心が居るんです。

由紀の

「また・・・会えますよね?」

この言葉は田村心は叶えられなくても、佐野心が叶えてくれるでしょう・・・。

佐野家の幸せを祈って、頑張って、未来を変えた田村心。

その田村心はもう居ないけど、違う自分としての佐野心が居る。

これこそ本当の、“テセウスの船”

「テセウスの船」10話最終回のネタバレ・感想

もう最終回も色々とありました。

とにかくTwitterで言われていたのは

 
だから単独行動するな!!
 

の嵐でした(笑)

結果的に、何故佐野文吾は自白したのか・・・というのは、犯人から家族を脅かすような脅迫があったからでした。

その事実が解ったのは、加藤みきおの行動によるものでした。

青酸カリによって意識を失っていた加藤みきおは意識を取り戻し、心の前に姿を現しました。

そして、何一つ真実にたどり着けない心に対して、みきおは言います。

そこで加藤みきおは、犯行動機を話し始めます。

全ては鈴のためだった。

加藤みきおは学校でイジメられていたけど、鈴が助けてくれた。

そして、助けてくれた鈴の事を守りたい・・・そう思い、鈴が頼りにしている佐野文吾が邪魔になった・・・。

しかし、加藤みきおは、心が未来に戻った時に手にしたレコーダーを聞き、未来の鈴の姿を知った・・・。

文吾が捕まる事によって、不幸になる鈴を見たくなかったから、加藤みきおは、佐野文吾の冤罪を晴らす気になった・・・と言って、これまで自分が犯してきた事を話し出す。

そして、未来の自分が言った言葉・・・あれ、良いよね。

と言って

 
「ジエンドー!!」
 

と叫びながら自殺を図る。

まさかの「ジエンドー!!パート2」にも驚愕でした!

しかし、この加藤みきおの発言を録音したレコーダーを、心は警察の元へ持って行き、無事に佐野文吾の無罪が確定しました。

そこから、12年前の音臼村祭の事で校長の息子の存在が気になり、校長を捜すも見つからない・・・。

ここで校長が黒幕なのか!?と一気に盛り上がるも、校長は東京へ息子に会いに行っていた。

そして、ついに黒幕と対峙する文吾。

黒幕・真犯人は、田中正志(せいや)でした!

12年前の音臼村祭のキノコ汁に毒キノコを入れたのは、田中正志の母親でした。

間違って入れただけなのかもしれない、母さんはキノコを入れただけなのに、文吾に逮捕された。

そして犯罪者の家族という事でイジメなどに遭い、家族は壊れていった・・・。

佐野文吾に復讐したい・・・その目的が加藤みきおと一致したから手を組んだ・・・という事でした。

そして、心は刺されてしまうのですが・・・そこから未来へ。

未来パートでは、心が由紀を家族に紹介するところから始まりました。

いつもと化粧が違い、若作りした由紀と心。

これは、恐らく田村心が過去に行ったあの時よりも若い設定ですね。

だから二人の感じが違う。

そしてまさかの慎吾の未来の姿がハライチの澤部佑さん。

そして疑問なのは、整形して貫地谷しほりだったはずの鈴が、また貫地谷しほりだった(笑)

しかし、心と由紀から産まれてくる子供に、未来という名前を提案した文吾。

これは田村心が残したタイムカプセルから知った事。

そして、この未来パートに移る時の文吾の「テセウスの船」についての語り。

これは、田村心が死んだ事を暗示していると思います。

田村心が生きていたら、この時代でも何処かで生きているのか?

しかし、死んでしまったと思います。

由紀との結婚の報告に来たのは、過去のパートで和子のお腹の中に居た佐野心です。

何はともあれ、全てを知っているのは文吾だけ。

そんな文吾を見ると・・・泣けます・・・。

あと、加藤みきおが・・・っていうか木村みきおが未来でピンピンしているのは、やはり年齢的に犯罪で裁けなかったから・・・という感じですね。

笑顔の木村みきおと、木村さつき、おしゃえなカフェに似つかわしくない?芋羊羹・・・食べてみたい(笑)

ドラマ「テセウスの船」の犯人・動機

先ず、この記事の冒頭でもお伝えしましたが、ドラマ版のテセウスの船の黒幕であり真犯人は田中正志(せいや)でした。

しかし、田中正志が全ての犯人なのか・・・と言えばそういうわけではありません。

根本的な事を考えれば犯人は加藤みきお(柴崎楓雅)です。

加藤みきおと田中正志の関係

ドラマ版で、何故田中正志が関わってきたのかと言えば、それは加藤みきおが田中義男の家に行っていた事が切っ掛けでした。

田中義男の家に行き、眼が悪い田中義男の代わりに、田中義男の詩をノートに書く・・・という事をやっていた加藤みきおが、詩を書かずに落書きしているのを田中義男の息子である田中正志が見ていた・・・というのが出会いでした。

「田中のおじいちゃんの詩は相変わらずつまらない。」

「書くふりをして落書きをしてたら、正志とかいう息子がおかしそうに笑ってた。」

「変わったやつだ。」

そして、何故加藤みきおが音臼小の事件を起こそうとしたのか・・・その切っ掛け、それを発案したのは田中正志でした。

「またいじめられておじいちゃんの家に行ったら正志がいた。」

「正志も正志の妹も昔、いじめられていたという。」

「正志がおもしろい話を聞かせてくれた。」

「小学校のお楽しみ会でオレンジジュースに毒を入れるという計画だ。」

「正志は昔考えた妄想だけど・・・と笑った。」

「だったら、僕がやるよ。」

「お楽しみかいのことを考えているだけでワクワクする。」

「父親は捕まって、僕だけが鈴ちゃんの正義の味方になれる。」

「最高。」

田中正志の犯行動機

田中正志が何故、黒幕である真犯人になったのか、何故佐野文吾を陥れようとしたのか・・・それは12年前の音臼村祭に全ての原因がありました。

【完全版】テセウスの船ドラマ・原作を完全ネタバレ!犯行動機と結末

この祭りで、きのこ汁に毒きのこが入っていて、徳本卓也(今野浩喜)の母親が亡くなりました。

この毒きのこを入れてしまったのが、田中正志の母親なんです。

田中正志の口ぶりからするに、恐らく故意的に入れたのではなく、たまたま・・・事故的に入ってしまったのかもしれません。

そして佐野文吾は、田中正志の母親を逮捕した。

それにより、田中正志は“犯罪者の子供”というレッテルを貼られてしまいました。

犯罪者の子供として、田中正志、そして正志の妹もイジメられていました。

そのイジメを苦に、妹は自殺してしまいました・・・。

田中正志はそれが本当にショックだったんです・・・。

「母さんはただきのこを入れただけなのに・・・それなのに佐野文吾は点数稼ぎで母さんを逮捕した!!」

「そして、妹もイジメられて自殺した!!」

この事があり、田中正志は音臼村から離れていたのですが、田中義男の具合が悪くなってきたので、音臼村に戻ってきました。

そんな田中正志を見かけて、佐野文吾は

「お父さんの事があって帰ってきたのか?やっぱり、家族は大切にしないとな!」

と笑顔で言ったんです。

しかし田中正志は

「お前のせいでうちの家族がぐちゃぐちゃになったんだ!!」

と恨みが爆発し、加藤みきおと出会った事から、今回の犯行に及んだわけです。

加藤みきおと田中正志の出会いや、未来での田中正志の死の真相などは、下記の犯人の日記の後編のからご確認くださいませ。

※未来での田中正志の死の真相などが解る犯人の日記後編はこちらから
 

加藤みきおの犯行動機

本当は加藤みきおの犯行動機は、漫画原作の犯人も伝えたうえで紹介したかったのですが、敢えて先に紹介したいと思います。

加藤みきおが佐野文吾を邪魔だと思ったのは、

「佐野鈴を守れるのは僕だけだ。僕だけが佐野鈴にとっての正義の味方なんだ。」

という事ものです。

これは、佐野文吾が警官をやっている・・・というのも大きい理由ですし、佐野鈴が父親である佐野文吾の事が大好きだったからですね。

しかし、何故加藤みきおはこれ程までに佐野鈴に執着するようになったのでしょうか。

その秘密が、これです。

加藤みきおは転校してきた時からクラスメイトにいじめられていたんです。

「今日もあいつらは汚い手で僕を叩いてきた。」

「低脳な奴らの相手をするのは疲れる。」

「みんないなくなればいいのに。」

そんな、いじめられている加藤みきおを助けてくれたのが佐野鈴なんです。

加藤みきおは佐野鈴に好意を抱き、佐野鈴のことは自分が守るという感情を抱くようになった。

「正義の味方が現れた。」

「これからは僕が鈴ちゃんを守ってあげる。」

「僕が鈴ちゃんの正義の味方になりたい。」

加藤みきおは、佐野鈴に助けてもらったのですが、それでもまだいじめられていたんだと思います。

そこで憎しみが積もり積もっていきました。

そんな時に、加藤みきおが薬物を使った殺人を起こす切っ掛けとなる出来事が起こるんです。

「田中のおじいちゃんの家で正志がアリの巣に農薬をかけた。」

「いっぱいのアリがのたうち回って動かなくなった。」

「気持ちがすーっとした。」

「人間だったらどなるのかな。」

そして、上で紹介した通り、田中正志が過去に企てた計画である、集団毒殺のアイデアを加藤みきおが行う・・・というようになります。

これらの事が時系列で説明されているのが、パラビ限定で配信されている「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の前編です。

ここからどのようにして加藤みきおがパラコートなどの毒物を入手したのかなどが、紹介されています。

そちらのネタバレは下記記事からご確認ください。

※パラコート事件の事などが詳しくわかる犯人の日記前編のネタバレはこちらから
 

原作漫画「テセウスの船」の犯人・動機

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原作漫画での犯人は加藤みきおです。

単独犯と言えば単独犯なのですが、田村心が未来に行った時に、成長した加藤みきおに会い、最後に刺されてしまいましたよね?

原作漫画だとあそこで加藤みきお、未来で言う木村みきおもタイムスリップして過去の世界に行きます。

そして、木村みきおは過去の自分である加藤みきおと会い、音臼小の事件のせいで鈴が変わってしまった事を伝えます。

加藤みきおの一番の目的は“鈴にとっての正義の味方”なので、鈴には今のまま、よく笑う、笑顔が魅力の鈴であって欲しい。

木村みきおが加藤みきおに鈴の事を伝えると、加藤みきおは

「おじさんの言う通りにするよ」

と音臼小の事件の起こす事をやめます。

しかし、これまでのパラコートなどの事件もあるし、ある程度の決着をつけないといけない。

だからこそ、木村みきおは、

「自分が加藤信也として全ての罪を被り、田村心と心中する」

と伝えます。

そして傷をおっていたいた心を小屋に閉じ込め、火を放つ・・・という展開になります。

原作漫画の加藤みきおも、バックボーンにいじめに遭い、そこから歪んでいってしまって、事件を起こしていった・・・と考えると、本当に加藤みきおという存在が可愛そうに思えてきてしまいます。

まだ小さい小学生ながら、そこまで陥ってしまう程だった・・・。

もちろん、元々の加藤みきおの性格もあると思います。

このドラマ「テセウスの船」のドラマ、とくにパラビで公開された「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」を見ると、本当に納得できます。

※犯人の日記前編のネタバレはこちらから
 

ドラマ・原作漫画の「テセウスの船」の結末

ドラマと、原作漫画の結末の共通点としては、田村心が死んで、未来では佐野心が居る・・・という事です。

これがこのドラマのタイトルにもなっている「テセウスの船」の意味を物語っています。

「テセウスの船」とは、ある物体(オブジェクト)の全ての構成要素(部品)が置き換えられたとき、その物体はそのままそこにあったとしても、それが本当に同じ物であると言えるのか・・・という事です。

原作漫画では、木村みきおに襲われる佐野文吾を助けるために、田村心は飛び出し、殺されてしまいました。

そして、ドラマ版では田中正志が佐野文吾に

「俺を殺せ!俺を殺して殺人犯になれ!お前の家族にも俺と同じ思いをさせてやる!!」

と言って、ナイフで自分を刺させようと佐野文吾ともみ合っている時に、田村心が割って入り、刺されて死んでしまいました。

黒幕となる真犯人に刺されてこの世から居なくなる・・・という結末は同じですね。

そして最後の未来パートで、婚約者として由紀を連れてくる事など、原作もドラマも同じです。

ただ、原作である漫画では、佐野文吾は最後に心にメッセージを残します。

 
「今を生きろ」
 

と・・・。

田村心は、佐野文吾の冤罪を晴らすために過去に行き、今回の物語が生まれ、そして結果的に死んでしまいました。

佐野文吾は、佐野心に同じような事をして欲しくない・・・と思い、このメッセージを贈ったんだと思います。

もちろん、このメッセージを受け取った佐野心は、

「何のこと?」

という感じで何も解っていません。

そして、原作では佐野心が田村心と顔がそっくりな事を言及する場面もあります。

ちなみに、原作漫画ではタイムカプセルを掘り返す場面でそういった事が繰り広げられます。

ドラマ版では、佐野文吾が捕まってしまった時にタイムカプセルを掘り返して、佐野文吾の気持ちなどが語られていましたね。

ドラマと原作漫画、両方合わせて「テセウスの船」は楽しめる

【完全版】テセウスの船ドラマ・原作を完全ネタバレ!犯行動機と結末

テセウスの船のドラマ版は、パラビ限定で配信されている「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」を見ると本当に納得できます。

そしてドラマで描かれていた事を踏まえると、原作漫画も余計に楽しめてしまいます。

なのでドラマ「テセウスの船」は原作の漫画ファンにも好意的に受け入れられているんじゃないかな?と思います。

原作漫画とドラマ、両方合わせて更に面白く感じるような物語って・・・これまでになかったような気がします。

ドラマでは、すぐに単独行動をしたり、証拠品のようなモノなどにすぐに素手で触ってしまう田村心に突っ込みの嵐でしたが、そんな心を演じたのが竹内涼真さんで本当に良かったんじゃないかな・・・と思います。

竹内涼真さんだったから、そんな突っ込みどころ満載な田村心も受け入れられたのではないかと思います。

テレビドラマとしての放送はもう終わってしまいましたが、まだパラビでは限定配信の物語がありますし、ディレクターズカット版もあります。

ディレクターズカット版にはどのようなシーンがプラスされているのか・・・「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」にある日記も盛り込まれた内容になるのか・・・ここまで「テセウスの船」にハマってしまうと気になって仕方ないです(笑)

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もしかしたら「テセウスの船」のディレクターズカット版を見たら、また新しい発見があるかもしれません。

そうしたら、また紹介したいと思います(笑)

ちなみに、原作の「テセウスの船」はU-NEXTで配信されていますので、原作版を電子書籍で読みたい場合はU-NEXTをご利用くださいませ。

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それではまた「テセウスの船」をこれからも楽しんでいきましょう!

【余談】ドラマの真犯人を演じたのが“せいや”だった理由

ドラマ版で、真犯人が田中正志(せいや)という事が明らかになった時に

「真犯人芸人かよ!」

「あな番での失敗を学んでない!」

「黒幕はしっかりと演技ができる俳優さんが良かった」

などという意見も多くありましたが、恐らくですが、犯人と悟られないために、敢えて芸人さんである“せいや”さんが選ばれたんだと思います。

黒幕候補として、

「芸人が黒幕を演じるってのはないな」

と言って、はなから田中正志を除外している人も多かったはず。

そのように、視聴者に悟られないための配役だったんじゃないかな?と思います!

黒幕の出現と、佐野文吾との対峙で、一番重要なシーンという事もあり、最終回のセリフの練習を自宅で行っていたというせいやさんは、あまりの熱の入りぶりに隣人に通報されてしまったそうです。

「お前を許さない!」

「人生踏みにじられた!」

とやっていたら通報され、警察が15人くらい来たとの事でした。

そこで警察の方に台本を見せて、納得してもらったと・・・。

ネタかもしれませんけどね(笑)

【余談2】佐々木紀子の行方

佐々木紀子は、未来パートで真犯人を目撃した・・・と言っていました。

そして未来では殺されてしまいますが、田村心が再び過去に戻った時、一度も出てきませんでした。

結果的に佐々木紀子が目撃した真犯人というのは、加藤みきおの事なので、それを敢えてドラマの中で語る必要はない・・・という事で出てこなかったと思うのですが・・・それにしても佐々木紀子が一度も出て来ない、何処かに行ってしまったのか・・・その全てが謎ですね。

佐々木紀子何処行った?

余談でした!

 
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希空

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