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「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ放送決定!?公式では言えないこと

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「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ放送決定!?公式では言えないこと

人気ドラマシリーズ「花咲舞が黙ってない」第3シリーズのドラマ化が噂されていますが、本当にドラマ化されるのか!

杏さんが主演なのは変わらないですが、問題は杏さん演じる花咲舞の父役である花咲幸三を演じる大杉漣さんがもう亡くなられてしまっているので・・・お父さん役が交代になります。

いったい誰が舞のお父さん役を演じられるのか、気になりますよね。

居酒屋「花咲」を営むドラマオリジナルキャラクターとは言えど、存在感は抜群でした。

それでは今回は第3シリーズのドラマ化を考えて、これまでの内容やキャスト情報などを紹介したいと思います。



「花咲舞が黙ってない」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・第1シリーズ全話のあらすじはこちらから

・第2シリーズ全話のあらすじはこちらから

・主な登場人物についてはこちらから

・第3シリーズについてはこちらから

ドラマ「花咲舞が黙ってない」の概要

東京第一銀行の臨店班、花咲舞と相馬健のコンビが、銀行内の様々なトラブルを解決してゆく。

臨店班とは問題を起こした支店へ直接出向き、業務改善できるように指導・支援し、解決を図る部署である。

支店の問題点を洗い出すという仕事の性質上、臨店先ではあまり歓迎されず、行員の協力もなかなか得られない中で、花咲と相馬が奮闘する。

原作は花咲シリーズの『不祥事』以外に同じ池井戸潤の、指宿修平を主役とした『銀行総務特命』『銀行狐』、黒部一石を主役とした『銀行仕置人』、恋窪商太郎を主役とした『仇敵』シリーズなどの短編が、アレンジされて使用されている。

主演は杏。前年に放送された同じく池井戸原作のTBSドラマ『半沢直樹』になぞらえて、「女性版・半沢直樹」的主人公の銀行員を演じると報道された。

第1シリーズは、2014年1月23日に作者の池井戸より製作が発表され、同年4月16日から6月18日まで毎週水曜22時~23時に日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された。

主演の杏は、『ごちそうさん』終了後継続出演であり、また継続主演でもあった。

2015年3月27日に第2シリーズの製作が発表され、同年7月8日から9月16日まで第2シリーズが前作と同じ水曜ドラマ枠で放送された。

本作ではあえて続編を意図とする「パート2」や「続」といった文言をタイトルに入れず、上川は「花咲舞の物語は、何も変わらず、再び幕を開けるのです」と記者会見で述べている。

ドラマ「花咲舞が黙ってない」第1シーズンのあらすじ・ネタバレ

1話

東京第一銀行入行5年目の花咲舞(杏)は、明るい性格で、客からも同僚からも人気のテラー(窓口係)。

ある日舞は、本部の「臨店班」に異動を命じられる。

臨店とは、問題を起こした支店へ行って、指導し解決を図る仕事。舞はそこで、出世コースから外れたベテラン行員の相馬健(上川隆也)とコンビを組むことになる。

舞と相馬は、事務ミスが見つかった茅場町支店へ向かうが、二人の来訪に、支店長の矢島(羽場裕一)は迷惑顔を浮かべる。

矢島は、将来の頭取候補と噂される常務の真藤毅(生瀬勝久)から目をかけられているようで、自分の出世しか興味がなく部下を「無能」呼ばわりする矢島に、舞は憤りを感じる。

事務ミスはベテランのテラー・中島聡子(木村佳乃)が一人でやったことだと説明する。

だが、聡子の優秀な仕事ぶりを見た舞は、どうしてもそれが信じられずにいた。

そんな中、営業終了後の集計作業で現金が100万円足りないという事件が発覚する。

聡子が、客の請求より多く払い出してしまう「過払い」というミスを犯していたのだった・・・。

2話

ある日、東京第一銀行・青山支店が融資をしている結婚相談所『グランマリッジ』の女性会員たちから抗議文が送られてくる。

入会以来、会員の誰一人、相手を紹介してもらっていないという。

それが本当ならば、東京第一銀行が詐欺行為に加担したことになってしまう。

調査を命じられた舞(杏)と相馬(上川隆也)は、融資を担当した杉下(田中圭)と共に『グランマリッジ』へ向かう。

だが、会社はもぬけの殻。

すでに詐欺容疑で刑事告訴された社長の宗方が、会員から集めた6億円を持って失踪してしまっていた・・・。

3話

ある日、舞(杏)と相馬(上川隆也)は、蒲田支店へ事務応援に行くように命じられる。

久々にテラーの仕事ができると張り切る舞。

だが、支店長の須賀(神保悟志)は「無能な奴はこの支店には必要ない!」と部下たちが委縮するほど高圧的な発言をする男で、舞と相馬にもあからさまに敵意をむき出しにしてきた。

蒲田支店は開店と同時に大勢の客が押し寄せる忙しい支店で、テラーに絡んでくる面倒な客も多く、そのほとんどが舞の窓口にやってきた。

一方、相馬はロビーでのお客様案内や雑用仕事を割り振られる。

実は、これは舞と相馬を痛めつけるために須賀が仕組んだことだった。

そのことを知った舞は、須賀の嫌がらせには負けないと決意する。

翌日、舞と相馬はまた大量の仕事を与えられる。

とても一日では終わらないような量の伝票を押し付けられながらも、懸命に処理をする。

しかし、閉店後、舞が処理した伝票に大きなミスが見つかって・・・。

4話

舞(杏)と相馬(上川隆也)は、若手行員が失踪したという横浜西支店へ向かった。

失踪したのは、入行3年目の融資課員・光岡(吉村卓也)。

光岡は勤務態度も普通で問題を起こしたこともなく、いなくなる理由がわからなかったが、支店長の中村(戸田恵子)は、「仕事を放り出して失踪するなんて銀行員失格だ」と評価していた。

そんな時、光岡の母・和代(秋本奈緒美)が、銀行に乗り込んでくる。

和代は、常日頃から息子の待遇について銀行にいちいちクレームをつけてくる“モンスターペアレント”らしく、「息子がいなくなったのはすべて銀行のせいだ」と怒りをぶつける。

光岡家は地元の資産家で東京第一銀行に5億円の預金をしている得意先のため、中村はそんな和代に強く出ることができない。

しかし、舞は和代に向かって「子供の職場に親が乗り込んでくるなんて非常識じゃないですか」と言い放ち、さらに和代を怒らせてしまう。

その日の夕方、舞と相馬に、女子行員・菜央(松浦雅)が声をかけてきた。

菜央によると、光岡はある会社への融資の稟議書だけ何度も中村に突き返されていたという。

しかも、光岡が失踪する直前に手掛けていたこの会社の融資だけがなぜか中村の承認が降りておらず・・・。

5話

東京第一銀行に近々金融庁検査が入るという情報が入り、銀行内はその準備に追われていた。

そんな中、舞(杏)と相馬(上川隆也)はかつて働いていた中野支店へ行くことになる。

舞は久々に懐かしい人たちに会えるとワクワクしていた。

二人が開店前の中野支店へ行くと、入り口の前にスーツ姿の見慣れない男たちの姿が。

それは主任検査官・青田(高杉亘)を筆頭とする金融庁の検査官たちだった。

なんと、中野支店に検査が入ったのだ。

強面の青田の「さあ、カギを開けていただきましょうか」の一声で、金融庁検査が始まった。

舞は、初めて見る金融庁検査の重々しい雰囲気に押されながらも、横暴な態度の青田に嫌悪感を抱く。

厳しい検査がつづく中、舞と相馬は、支店長の牧野(小木茂光)から、金融庁に見られたくない資料を地下物品庫に隠してあると打ち明けられる。

「いくらなんでもあんな所まで調べないでしょう」という相馬だったが、そこに、検査官たちが物品庫に向ったという知らせが入る。

なぜ支店の行員しか知らない資料の隠し場所を青田が知っていたのか?

舞は、銀行に対して敵意をむき出しにする青田のやり方に怒りを覚え・・・。

6話

ある朝、週刊誌に大手銀行の窓口で働く二十代の女子行員が、支店長にセクハラを受けたという告発記事が掲載された!

その銀行は名指しこそされていなかったが、東京第一銀行であることは明らかで、舞(杏)と相馬(上川隆也)は人事部の大前次長(堀部圭亮)から告発した女子行員を見つけ出すよう命じられた。

しかし、支店をいくつか回るが、それらしき女子行員はなかなか見つからない。

調査の状況を知った大前は、舞と相馬に

「金目当ての女子行員が作り話をしているだけだ。ろくでもない女に決まっている」

といら立ちをぶつける。そんな大前の態度に、舞は反感を抱く。

そんな中、頭取宛てに、セクハラを告発した女子行員は京橋支店の川島奈津子(前田亜季)だというメールが届く。

奈津子は舞と同期の行員。奈津子からセクハラの話など聞いたことがなかった舞は、奈津子がこの件に関わっているとはどうしても思えなかった。

しかし、奈津子は告発記事を出したのは自分だと舞に告げる。

さらにセクハラしてきた人物に意外な相手の名前を挙げた・・・。

7話

舞(杏)は、同期の友人・彩奈(瀬戸早妃)に「紹介したい人がいる」と言われ、食事に出かける。

最初は「そんな、男の人なんて・・・」と、あまり乗り気ではない様子の舞だったが、紹介されたのはレストラン『東京ダラス』のオーナー・友田(姜暢雄)。

絵に描いたような好青年の友田に、舞もすぐに気に入ってしまう。

そんな中、舞は友田の部下・大塚(夕輝壽太)から、友田が融資を受けるために、東京第一銀行の行員に200万円の賄賂を渡していると打ち明けられる。

大塚は、友田に不正を止めさせ、店を救いたいと言う。

東京ダラスは、品川支店から5000万円の融資を受けていた。

舞は相馬(上川隆也)とともに、賄賂を受け取った行員が誰なのかを調べるため、品川支店へ向かう。

「まさか、友田さんのことを調べることになるなんて」と落ち込む舞。

舞と相馬は、その人物を突き止め、問い詰めた。

しかし、友田からの金は賄賂ではなく、「個人的に借りたものだ」と言われてしまう。

確かに、東京ダラスは経営状態も良好で融資先として問題がなく、友田が賄賂を渡す理由は見当たらない。

調査は行き詰ってしまったかに思えたが、幸三(大杉漣)の一言をきっかけに、舞はあることに気づき・・・。

8話

ある日の休日、舞(杏)は、テラー時代の客・静枝(茅島成美)に誘われてホテルのラウンジへ出かける。

すると、なぜかそこには舞と同じぐらいの歳の秋本(桐山漣)という男がいて、二人はいつの間にかお見合いをさせられてしまう。

秋本は京浜銀行の行員で、見るからに真面目そうな好青年。

静枝は、いつも自分のことを気にかけてくれる秋本を、本当の孫のように思っているという。

「二人ともお似合いだわ~」とニコニコ顔の静枝だったが、舞はあまりの急展開に戸惑うばかりだった。

数日後、京浜銀行の経営破たんが大きく報じられ、驚く舞のもとに、静枝から相談が来る。

どうやら静枝は、京浜銀行に2,000万円の定期預金をしていたらしい。

ノルマを達成できずに困っているという秋本のために、東京第一銀行の定期預金を預け替えたのだ。

静枝が2,000万円を預け替えたのは、京浜銀行破たんのわずか半月前だった。

銀行が破たんすれば、預金は1,000万円までしか保護されない。

舞は、秋本が破たんの危機を知りながら静枝に多額の預金をさせたのではないかと疑問を抱く。

しかし、そんなことをして、営業成績を上げても秋本には何のメリットもない。

納得のいかない舞は相馬(上川隆也)とともに秋本のことを調べ始める。

すると、秋本の意外な素顔が明らかになり・・・。

9話

舞(杏)は事務応援のために新宿支店に行き、テラーの仕事を任されていきいきと働いていた。

だが営業終了後、勘定を終えたところに、融資課の伊丹清一郎(平岡祐太)が強引に伝票処理をさせようとしてきた。

怒った舞は、伝票を突き返すが、清一郎は東京第一銀行の取引先、伊丹グループの御曹司のため、彼には誰も何も言えず、処理するしかなかった。

それをわかって不遜な態度をとる清一郎に、舞の怒りは募るばかり。

舞が清一郎と衝突した話はすぐに本部にも伝わり、舞と離れて開放感を味わっていた相馬(上川隆也)も、翌日、監視のため新宿支店に行くよう命じられる。

かつて新宿支店の融資課で働いていたことのある相馬は、そこで、当時担当していた客・幸田(梨本謙次郎)と再会する。

幸田は会社経営者で、決済日が迫る中、清一郎に融資を渋られて困っていた。

そして決済日当日、幸田は清一郎から一方的に融資を断られる。

幸田の会社は黒字経営で、融資を断られる理由がなかった。

このままでは、倒産する必要のない会社が倒産してしまう。

舞と相馬は幸田の会社を救うために奔走するが・・・。

10話最終回

東京第一銀行始まって以来の不祥事が発生!

伊丹グループの従業員1万人分の給与データが紛失してしまったのだ。

舞(杏)と相馬(上川隆也)は、事件解決のための調査委員に選ばれるが、真藤(生瀬勝久)が指揮を執る調査委員会には、主要部署の精鋭たちが集められていて、舞と相馬だけが完全に場違いの雰囲気だった。

『銀座再開発プロジェクト』を手掛ける伊丹グループとの関係が悪化すれば大きな取引を失ってしまうため、真藤は一刻も早いデータの発見と事態の収拾を命じる。

だが、社内をくまなく探すものの、紛失したデータは一向に見つからない。

事件解決の気配が見えないことに、伊丹グループ会長・伊丹清吾(船越英一郎)も、怒りを募らせる。

そんな中、舞と相馬は、データは紛失したのではなく悪意のある者に盗まれたのではないかと調べ始める。

一方、真藤は目障りな臨店班の解体を画策していて・・・。

ドラマ「花咲舞が黙ってない」第2シーズンのあらすじ・ネタバレ

1話

東京第一銀行本部・臨店班の舞(杏)と相馬(上川隆也)がコンビを組み、全国の支店で起こる様々な問題を解決し始めて1年余りが過ぎていた。

一方、二人の天敵とも言える真藤毅(生瀬勝久)は常務取締役に昇進し、「次期頭取候補」としてますます行内での勢いを強めていた。

ある日、舞と相馬は日本橋支店への臨店を命じられる。

「投資信託トラブル」が起こり、顧客が銀行を訴えようとしているのだった。

顧客の諸角産業社長・諸角博史(佐藤B作)が、3000万円の投資信託を購入し半年後に解約したところ、元本割れをして300万円の損失が出た。

だが諸角が言うには、購入時に渉外課の北原有里(片瀬那奈)から「元本は保証する」「損はしない」と説明されていたという。

有里から話を聞く舞と相馬。

有里は「元本保証するとは言ってない」と主張し、舞はそんな有里の冷静過ぎる態度に違和感を覚える。

そして、真藤派閥の支店長・橋爪藤一(寺脇康文)もまた、

「ただの言いがかりだ。損をしたのが悔しくて、難癖をつけて来てるだけだ」

と聞く耳を持たない。

舞と相馬は、諸角社長の話を聞くため諸角産業へ向かう。

だが、諸角は銀行の対応に怒り心頭で、すでに東京第一銀行を訴える旨の訴状を提出してしまっていた・・・。

2話

舞(杏)と相馬(上川隆也)は、真藤(生瀬勝久)派閥の中北(金田明夫)が支店長を務める五反田支店の臨店に訪れる。

些細な事務ミスの指導を終えて支店を後にしようとした二人は、かつて相馬の部下だった融資課の松木(成宮寛貴)に出会う。

どこか浮かない様子の松木が気になって尋ねてみると、松木は、担当しているスーパー『あづみ屋ストア』への融資1億円を、中北から急に回収しろと指示され、悩んでいるという。

あづみ屋ストアの業績は黒字で、返済も今まで遅延がない。

突然融資を回収する理由が思い当たらない松木は、無理やり回収すれば店は倒産を免れないと懸念する。

松木に頼まれ、あづみ屋ストアの決算内容などが記載されているクレジットファイルを調べ始める相馬と舞。

だがそこに中北が現れ、「融資は打ち切る。これは決定事項だ」と激昂し、クレジットファイルを奪い取っていく。

中北の融資姿勢を不審に感じた舞と相馬が調べを続けると、あづみ屋ストアの近くに出店したばかりの競合スーパー『カミングマート』に、この半年間で急激に融資額が増えていることが発覚する・・・。

3話

六本木支店で300万円の現金が紛失する事件が発生し、舞(杏)と相馬(上川隆也)は緊急臨店を命じられる。

営業課長・神田(正名僕蔵)によると、支店中をくまなく調べたが現金は見つからないという。

やむを得ず行員たちの私物検査、ロッカーの検査までするが、それでも300万円は出てこない。

舞と相馬は、もう一度防犯カメラの映像を調べることに。

すると、テラーの恭子(内山理名)の動きに、不審な点がある事に気づく・・・。

4話

町田支店で、女性行員がストーカー被害に遭うという事件が発生する。

同僚の行員による犯行の可能性があり、舞(杏)と相馬(上川隆也)は内密に調査することを命じられる。

被害に遭っている融資課の前原美樹(中越典子)によると、3カ月前から無言電話がかかってくるようになり、最近は帰り道に後をつけられ、マンションの部屋に侵入された形跡もあったという。

融資課の中に犯人がいると推測した舞たちは、人事部の面談を装って融資課の男性行員たちから話を聞く。

だが、怪しい人物は見つからず、支店長・春日(山田純大)と融資課長・小見山(渡辺いっけい)は「思い過ごしだ」と、事態を終息させようとする。

美樹は、担当していた取引先の青山建業が2億円の負債を抱えて倒産したこともあり、上司たちからは快く思われていないようだった。

美樹のことを心配する舞は、自分たちの手でストーカー犯を捕まえようと相馬に提案する。

そして翌日、美樹の帰り道を張り込む舞と相馬の前に、美樹のあとをつける不審な男の姿が現れる・・・。

5話

ある休日、舞(杏)は久しぶりの合コンに参加し、新しい出会いを求めていた。

一方、相馬(上川隆也)は大学の同窓会に参加し、友人の青井(石黒賢)と10年ぶりに再会する。

出世コースから外れ、離婚もした相馬に対し、青井は5年前にIT企業「デジタルブルー」を立ち上げ、妻と2人の子供と円満な家庭を築いていた。

翌日、相馬は青井からデジタルブルーへの融資を依頼され、五反田支店の松木(成宮寛貴)を紹介する。

営業成績が伸びずに困っていた松木は、新規の大型融資を獲得できるとあって大張り切り。

だが、松木から融資の稟議書を見せられた相馬は、デジタルブルーの業績の不審な点に気づく。

気になって調べてみると、デジタルブルーは2カ月前に会社を縮小していた。

相馬は、大学の同級生で元妻の由美(財前直見)を呼び出し、青井のことを相談する。

すると、相馬には「家族との時間を大切にしている」と話していた青井だったが、青井の妻は「仕事で毎晩帰りが遅い」と愚痴をこぼしていたという。

青井が自分に嘘をついていることを知った相馬は、舞、松木と共にデジタルブルーの真の姿を探り始める・・・。

6話

舞(杏)と相馬(上川隆也)は、検査部の与信検査への応援を命じられる。

与信検査とは、支店の融資が正しくなされているかを本部がチェックする業務のこと。

検査を指揮する検査部主任・氷室(東幹久)は“支店荒らし"と噂されるほど厳しく高圧的な人物で、融資に詳しくない舞は、会うなり素人呼ばわりされ、「足を引っ張らないでくれ」と言われてしまう。

舞たちが訪れたのは、真藤(生瀬勝久)派閥の田山(石橋保)が支店長を務める深川支店。

氷室の指導は噂通り厳しく、融資課長の北村(土屋裕一)、舞と同期の融資課員・江藤(笠原秀幸)が、早速標的になってしまう。

舞は、そんな氷室の態度に嫌悪感を覚える。

一方、相馬は氷室の動向から目を離さずにいた。

実は「氷室が支店の行員の弱みを握って脅し、金銭を要求している」という内部告発があり、今回の応援は、それが事実かどうかを探るためのものだった・・・。

7話

舞(杏)と相馬(上川隆也)は、取引先の財務情報が漏洩した五反田支店への臨店を命じられる。

情報が漏洩したのは、「サワダ建業」という会社で、担当は松木(成宮寛貴)。

話を聞くと、松木が昨夜、自宅で仕事をしようとサワダ建業のクレジットファイルを支店の外に持ち出し、それをどこかで盗まれてしまった。

そして今朝、何者かから支店長宛てに「ファイルを拾った」と電話が入り、100万円もの謝礼を要求されているという。

相馬は警察に届けるよう提案するが、盗まれたという確固たる証拠もなく、何より、銀行の内部資料が外部に漏れたとなると、東京第一銀行を揺るがす不祥事。

話を聞きつけた真藤常務(生瀬勝久)からも、警察沙汰にはせず、内々に解決せよと命じられてしまう。

このままでは、松木の責任問題は免れない。

事件解決の手がかりを探すため、舞と相馬は、昨日の松木の行動をたどってみることに。

すると、クレジットファイルを持ち出して支店を出た松木は、融資課長の門田(音尾琢真)から強引に誘われ、品川物流の社長・葛西(戸次重幸)との会食に連れられて行ったことがわかる・・・。

8話

川崎支店の支店長・水原(半海一晃)が、支店からの帰り道で階段から突き飛ばされるという事件が発生する。

仕事上の恨みによる犯行の可能性もあることから、舞(杏)と相馬(上川隆也)は事件の調査を命じられる。

入院した水原の元を訪れた舞と相馬は、水原が副支店長や融資課長を怒鳴り散らしている姿を目にする。

真藤常務(生瀬勝久)派閥である水原は、傲慢な性格で、部下から恐れられる存在だった。

恐る恐る事件の話を聞き出そうとする舞だったが、「臨店班が口を出すことじゃない」と追い返されてしまう。

その夜、今度は武蔵小杉支店の支店長・金田(森岡豊)が何者かに襲われる。

調べてみると、水原と金田は7~8年前に虎ノ門支店の融資課で一緒に働いていた。

虎ノ門支店に事件解明の手がかりがあると考え、さっそく虎ノ門へ向かう舞と相馬。

そこで、ベテランの融資事務・田川(高橋ひとみ)から、7年前に支店で起きた暴力事件について聞かされる。

取引先の岡村スチールが倒産し、社長の岡村(八十田勇一)が支店に乗り込んできて、水原に殴りかかったという。

舞と相馬は、この7年前の騒動が今回の事件に関係していると推理するが・・・。

9話

三鷹支店で一千万円の手形が紛失する事件が発生し、舞(杏)と相馬(上川隆也)は臨店を命じられる。

二人が駆けつけると、支店内では行員総出で手形を探しており、支店長・野口(佐戸井けん太)は、自分の責任問題に発展する可能性もあり、かなりいらだっていた。

舞と相馬は、早速、手形をなくした融資課の堀田真吾(和田正人)から事情を聞く。

堀田は、昼前にカワバタ機械を訪ねて手形を預かった後、まっすぐ支店に帰った。

だが、すぐに処理せず、別の業務をこなしていて、気づいた時には集金袋の中の手形がなくなっていたという。

支店内のどこで落としてもおかしくない状況のため、捜索が難航していたのだ。

結局、手形は見つからず途方に暮れる舞だったが、赤坂支店時代の先輩・西原香澄(中村ゆり)と再会し、ひと時盛り上がる。

香澄は、舞に“銀行員のいろは”を教えてくれた人で、今は三鷹支店の渉外課勤務。

香澄から堀田の真面目な仕事ぶりを聞いた舞は、力になりたいと考え、手形を受け取ってから紛失に気づくまでの堀田の足取りをたどることを提案する。

翌日、舞、相馬、堀田の3人はカワバタ機械を訪れ、社長から話を聞く。

すると、堀田がカワバタ機械を出てから支店に戻る間に、空白の一時間があることが判明する・・・。

10話

インターネットの掲示板サイトに“狐"と名乗る人物から「東京第一銀行豊洲支店をぶっつぶす」という書き込みがあり、舞(杏)と相馬(上川隆也)は豊洲支店へ向かう。

支店長の三枝(津田寛治)は、真藤常務(生瀬勝久)派閥にしては珍しく温厚そうで、舞と相馬を温かく迎え入れる。

三枝によると客や取引先とのトラブルはないらしいが、舞と相馬は念のため案内係として営業フロアを見回ることにする。

結局、何事もなく閉店時間を迎え、一日の業務が終わろうとしていたその時、突然、火災報知器が鳴り出す。

急いで駆けつけると、火元はゴミ集積所。

幸い、迅速な消火活動によりボヤで済んだが、現場検証の結果、ATMコーナーから集めたゴミの中に、発火物が入れられていたことが判明する。

警察の要請に応じ、ATMコーナーの防犯カメラの映像をチェックする舞たち。

そこには、帽子で顔を隠した若い男が、ゴミ箱に不審なものを入れている姿がはっきりと映っていた。

すると、それを見た三枝が突然激高し、「目の前で犯罪が行われているのを黙って見過ごしていたのか!?」と、舞と相馬に怒りをぶつける。

三枝の豹変ぶりに驚く舞。三枝は、ボヤ騒ぎの責任を臨店班に押し付けようとしていた。

その夜、掲示板には新たに“狐"から「三枝支店長に罰を与えろ」と書き込まれる・・・。

11話最終回

大手建設会社・蔵中建設が倒産したというニュースが流れる。

融資をしている東京第一銀行にも大きな損失が予想され、行内は騒然とする。

そんな中、舞(杏)と相馬(上川隆也)は、堂島専務(石橋凌)に呼び出される。

蔵中建設の社員と名乗る人物から

「社長には数十億円の裏金があり、一億円が東京第一銀行に賄賂として流れている」

という告発のメールが届いたというのだ。

これが事実なら、行内でもかなりの権力を持つ人物が関与していることになり、銀行全体を揺るがす大きな不祥事になる。

堂島は、秘密裏に真相を確かめるよう舞と相馬に命じる。

まだ半信半疑の2人だったが、メールの送り主に連絡を取り、ひと気のない喫茶店で会うことに。

すると、そこに現れたのは蔵中建設で総務部長を務めていた西崎(近江谷太朗)だった。

賄賂の話は事実なのか尋ねる舞と相馬に、西崎は隠し持ってきた蔵中建設の裏帳簿を見せる。

そこには、白水銀行の「真藤毅」名義の口座に一億円を振り込んだことが記されていた。

賄賂を受け取っていたのは真藤常務(生瀬勝久)だったのだ・・・。

ドラマ「花咲舞が黙ってない」の主要キャスト

杏 役:花咲舞

支店統括部臨店班。かつて赤坂支店、中野支店で明るく親切で頼りになるテラー(窓口担当者)として同僚や顧客から人気があったが、突然臨店班に異動を命じられる。

正義感が強く、不正行為やメガバンク独自の理不尽な慣習の犠牲になる人々を見過ごす事ができずに、間違っていると思った事は徹底的に追及する。

しかし行員の粗探しをするような臨店の仕事には戸惑いを感じていて、時に悩む事もある。

臨店先では邪魔者扱いされる事が多く、そのことで不満を顔に出しそうになると、すぐに相馬からストップをかけられる。

納得いかない命令に反論する時は「お言葉を返すようですが」と切り出し、悪事を暴かれた相手が「黙りなさい!」と声を荒らげると、「(いいえ)黙りません!」「そんなの絶対間違ってます!」と言い返すのがお約束である。

テラーとしてのスキルは抜群に優秀で、臨店先でも一目置かれるほど。

事件の解決も事務処理能力を駆使して行う事が多い。

相馬とは遠慮なく言い合いをする仲だが、食べる事が好きという点では意気投合する。

原作ではオヤジのようなキャラだが、ドラマ版の舞はより親しみやすくなっていて、仕事を離れれば同僚の女子行員達と飲み会で盛り上がったり、彼氏がいないことを周囲からからかわれたり心配されたりと、普通の女性らしい部分も描かれている。

上川隆也 役:相馬健

支店統括部臨店班調査役。かつて中野支店でも舞の上司だったが、歯に衣着せぬ物言いをする舞は最も苦手な部下であった。

第1シリーズから6年前は丸の内支店の優秀な融資課行員で部下だった松木に現在も尊敬されているが、当時の上司・新田の策略にはまり出世コースを外れ、地方店の営業課に異動させられる。

その時は自暴自棄になっていて妻とも離婚し、現在は独身である。

こうした挫折経験から銀行内の理不尽な慣習は仕方ないと諦めていて、臨店に移った当初は波風のたたないよう心がけて仕事をしていたが、舞とコンビを組みその言動に呆れながらもサポートするうちに、徐々に考えを改め、自らも事件の解決に動くようになる。

飄々としていながら冷静で的確な判断力の持ち主で、特に融資関係のトラブル処理では高い能力を発揮する。

これまで培って来た幅広い人脈も強み。

言いたい事をすぐ口に出す舞の暴走には日々手を焼いているが、困っている人に寄り添おうとする舞の姿勢には共感している。

食べ歩きが趣味でグルメガイドを持ち歩いており、臨店に行った街で何を食べるかが大きな関心事となっている。

舞の父・幸三が作る料理にはまり、居酒屋「花咲」の常連客になる。

生瀬勝久 役:真藤毅

経営企画本部常務執行役員・本部長 (第一シリーズ)→常務取締役(第二シリーズ)。

将来の頭取候補の一人で、真藤派閥を形成している。

銀行の名誉と利益を第一に考え、行員の犠牲はやむを得ないという冷徹な思考の持ち主。

次々に不祥事を暴く臨店班を快く思っておらず目の敵にする。

問題が起きると外部に漏れない事を最優先にするが、銀行の名誉を傷つけるような不正をおかした者には厳しく対処する。

何よりもまず銀行を守るという彼のポリシーとは相容れないものの、組織の間違いを正そうとする舞の事は青臭い、無鉄砲と言いながらも密かに買っているようである。

組織の内部改革を押し進める中で臨店班の解体も考えていたが、銀行を変えたいという舞の決意を聞き、しばらく様子を見るという判断をくだして臨店班の存続が決まった。

第二シリーズでは次期頭取の座を巡って堂島に激しいライバル心を抱く。

堂島派の支店長の失態に表向きは寛容な態度を取るが、実は密かに喜んでいる。

同時に、自分の派閥の支店長の首を飛ばした臨店班への警戒をますます強める。

しかし第二シリーズ最終回で、5年前に蔵元建設からの賄賂が当時の融資部長だった真藤の銀行口座に振り込まれていた事が明るみに出る。

実際に賄賂を受け取ったのは頭取の芹澤で、真藤の口座は利用されていたのだが、頭取のスキャンダルが発覚すれば銀行が潰れかねないと真実を隠して自分が罪をかぶろうとする。

しかし役員会で臨店班が真実を暴き、「上司のミスの責任を部下に取らせるような銀行は変わらなければいけない」という舞の言葉もあって、隠蔽は銀行のためにならないと翻意し、芹澤頭取の不正を告発して自らもそれを知りながら黙認していた事を認めた。

その責任を取って子会社へ出向となったが、去り際に、臨店の二人には、近いうちにまた東京第一銀行に戻って来るとの言葉を残した。

塚地武雅 役:芝崎太一

支店統括部次長。舞と相馬の直属の上司に当たり、常に「大変だー」と言いながら臨店班に仕事を持ち込んで来る。

行内の噂話に詳しい。

幼少期には警察官(刑事)に憧れていた。

甲本雅裕 役:児玉直樹

経営企画本部次長(第一シリーズ)→秘書室次長。

真藤派閥のリーダー。真藤の事を恐れながらもその忠誠心は厚く、真藤がトラブルに巻き込まれたときは救おうとする。

真藤の命を受け臨店班の動向を監視している。相馬とは同期入社。

成宮寛貴 役:松木啓介

融資課員。入行当時は丸の内支店に所属していて相馬が直属の上司で熱心に指導してくれたため彼を尊敬している。

また花咲にはその熱い仕事ぶりに好意を抱いていて何度か食事に誘うが、花咲はその思いに気づかず、毎回相馬も一緒に3人で食事をする事になる。

第2シリーズ7話で担当した会社のクレジットファイルを盗まれるという事件を起こしてしまい、責任を負って岡山支店へ異動になる。

一度バツがついたら銀行では終わりだと落ち込むが、舞から励まされた事で、どこにいても自分に出来る事をやろうと再起を誓いながら新しい赴任先へと旅立って行った。

大杉漣 役:花咲幸三

舞の父。自宅の一階を改装した居酒屋「花咲」を営む。

ドラマオリジナルキャラクター。

妻を早くに亡くし、男手ひとつで舞を育てて来た。

元々はサラリーマンだったが妻亡き後、家の食事を作るようになり、そこから発展して現在の店を開き、今では近所の人や舞の同僚達の憩いの場となっている。

気立てがいい好人物で、娘の将来を心配する。

娘の夢はバンカーの妻になる事だと信じていて、独身の男性バンカーが店を訪れるとすぐに舞と結びつけたがる。

「花咲舞が黙ってない」第3シリーズは本当に放送される?公式では言えないこと

「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ放送決定!?公式では言えないこと

「花咲舞が黙ってない」の第3シリーズは2021年の上半期を目途に制作、放送されるのではないかと言われています。

杏さん演じる花咲舞は間違ったことは許さない正義感の強いキャラクターです。

杏さんとしてはドラマの前に東出昌大さんとの関係を清算して、“強い女性”として再出発を図りたいようです。

そして、杏さんが抱えていた“もう一つの家族”とのトラブルも決断に大きな影響を与えているといわれています。

実母の由美子さんと杏さんの間で泥沼の訴訟が行われていたことが『週刊新潮』(4月16日号)によって報じられています。

報道によると、由美子さんが代表を務める、杏にギャラを支払っていた個人事務所から'14年に杏さんが退所。

それを不服とした由美子さんが再契約や利益を求めて杏さんに訴訟を起こしたそうです。

色々なトラブルを抱えている状態なので、この第3シリーズが放送されるか解りませんが、放送されるのを楽しみにしましょう!

 
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希空

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