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テセウスの船ネタバレSP放送決定!家にいよう動画含めネタバレ完全版公開

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テセウスの船ネタバレSP放送決定!家にいよう動画含めネタバレ完全版公開

2020年1月から放送されたTBSドラマ「テセウスの船」がネタバレスペシャルとして早くも一挙放送で帰ってきます!

しかも今回は普通の放送ではなく、スペシャル・エディション版で再放送されるらしいです!

TVerでは現在「テセウスの船」による“家にいよう”動画が無料公開されていますし、これはまた「テセウスの船」の感動を感じれそうですね!

ということで、今回はこちらの記事で1話から最終回、最終話・結末までテセウスの船の完全ネタバレをしていきたいと思います!

「犯人の日記」や原作漫画のことも含めてネタバレしていきたいと思います!



「テセウスの船」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・1話からのネタバレはこちらから

・最終回のネタバレはこちらから

・テセウスの船ネタバレSPの放送内容についてはこちらから

・犯人の日記前編のネタバレはこちらから

・犯人の日記後編はこちらから

「テセウスの船」1話のあらすじ

生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。

人目を気にして笑うことも許されなかった人生。

しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。

そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。

そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。

過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。

父・文吾はなぜ殺人犯になったのか?

本当に事件の犯人なのか?

心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。

「テセウスの船」1話のネタバレ

1話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

「テセウスの船」1話ネタバレ・視聴率!実話を元に作られてる?パラコート連続毒殺事件との繋がりは?

「テセウスの船」2話のあらすじ

平成元年にタイムスリップした田村心(竹内涼真)は、木村さつき(麻生祐未)の計らいで事件が起きる音臼小学校の臨時教員として働くことに。

そして、心は父・文吾(鈴木亮平)と村で起こる事件を阻止していくことで父が逮捕される過去を変えようと決意する。

由紀(上野樹里)の事件ノートによると3日後に田中義男(仲本工事)の家が火事になる。

田中家の警戒に向かうと、そこで気味の悪い少女二人の絵が描かれたノートを発見する。

これも音臼小事件に関連しているのでは・・・という心の不安は的中し、鈴(白鳥玉季)が行方不明になったと村は大騒ぎになる。

想定外の事件に心は動揺し、父・文吾との仲に亀裂が入る・・・。

「テセウスの船」2話のネタバレ

2話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

「テセウスの船」2話ネタバレ!真犯人は?逮捕された田村心(竹内涼真)はどうなる?

「テセウスの船」3話のあらすじ

田村心(竹内涼真)は、音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ、刑事の金丸(ユースケ・サンタマリア)に逮捕されてしまう。

逮捕される瞬間に未来の出来事が書かれたノートは辛うじて投げ捨てた心。

父・文吾(鈴木亮平)が後に殺人を犯すことは決して誰にも知られてはいけない。

しかし、やがて釈放された心の元に、ノートと共に捨てたはずの免許証が届く。

誰の仕業か!?
まさか、ノートも拾われたのか!?

不安が募る心に追い打ちをかけるように、真犯人がまた奇妙な絵で新たな犯行を予告する!

果たして、次なるターゲットは!?
追い詰められた心を心配する和子(榮倉奈々)。

心は、家族を救うため、残酷な未来を打ち明けるべきか激しく葛藤するのだった。

「テセウスの船」3話のネタバレ

3話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

「テセウスの船」3話ネタバレ・視聴率!未来に戻った心、真犯人は生きてる!?

「テセウスの船」4話のあらすじ

ドラマ「テセウスの船」最終話ネタバレ!漫画と結末は異なるか!?1話から最終回まであらすじ視聴率

再び現代にタイムスリップした田村心(竹内涼真)を待ち受けていたのは、変わり果てた歴史だった。

父・文吾(鈴木亮平)は変わらず冤罪で囚われており、母・和子(榮倉奈々)と兄・慎吾(番家天嵩)は心中して亡くなっていた。

生き残った姉は行方知れず。
自分が過去を変えたことで最悪の歴史に変わってしまったことに心は深く後悔する。

最愛の妻だった由紀(上野樹里)が亡くなった歴史も変わっているのではと、心は一縷の望みを胸に由紀の実家を訪れ、由紀と遭遇する。

拘置所の文吾と涙の再会を果たし、必ず冤罪を晴らすと約束した心は、生き別れになっていた姉を訪ねるが、姉は村田藍(貫地谷しほり)と名前も姿も変えて隠れるように生きていた。

心は藍に文吾の冤罪を晴らすことに協力して欲しいと言うが、藍は内縁の夫(安藤政信)との生活を邪魔しないで欲しいと拒む。

心は姉の夫の正体を知り、愕然とするのだった。
音臼小事件は未だに終わっていないと感じる心。

心は父を救い出すため、あまりにも無謀な作戦を思いつく。

しかし、大きな困難が待ち受けるのだった。

「テセウスの船」4話のネタバレ

4話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

テセウスの船4話ネタバレ!木村さつきと鈴と車椅子の男の歪な生活

「テセウスの船」5話のあらすじ

タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻った田村心(竹内涼真)は、歴史が変わってしまうまでは妻だった記者の岸田由紀(上野樹里)の協力を得て、父・文吾(鈴木亮平)の無実を証明できるという証言者の松尾から連絡を受ける。

それは心にとって、父の冤罪を晴らす唯一の希望の光だった。
その頃、木村さつき(麻生祐未)に「正体を知っている」と脅されていた村田藍(貫地谷しほり)。

文吾の娘だと夫の木村みきお(安藤政信)に隠し続けてきた藍は、さつきのある謀略に協力させられる。

果たして、さつきの魂胆とは何なのか?
そして、心は突然、松尾から証言はできないと連絡を受ける。

父を救う唯一の希望を失いたくないと、心は由紀に励まされながら必死で松尾に証言を願うが・・・。

「テセウスの船」5話のネタバレ

5話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

テセウスの船5話ネタバレ・視聴率!佐々木紀子の証言で文吾は!?

「テセウスの船」6話のあらすじ

田村心(竹内涼真)にとって唯一の希望だった、父・文吾(鈴木亮平)の無罪の証言者・松尾紀子(芦名星)が、木村さつき(麻生祐未)によって殺害された。

姉の村田藍(貫地谷しほり)の話から音臼小事件の真犯人はさつきではないかと疑うが、さつきの元に毒入りのジュースが届く・・・。

そして、事件を嗅ぎ回るなという警告が!
それでも心は由紀(上野樹里)と協力して、事件の真相へと迫っていく。

木村みきお(安藤政信)に渡されたさつきの手帳と、文吾の記憶をヒントに事件の真犯人へと辿り着く手掛かりを得る。

しかし、それは心を陥れる真犯人の罠だった。
そして、ついに真犯人から心に招待状が届く!

心は命と引き換えに真犯人に会いにいくことを決意する。

「テセウスの船」6話のネタバレ

6話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

テセウスの船6話ネタバレ・視聴率!ドラマと原作の違いと真犯人

「テセウスの船」7話のあらすじ

田村心(竹内涼真)は、現代で一連の犯人が木村みきお(安藤政信)だと知った途端、再び平成元年にタイムスリップしてしまった。

音臼小事件まであと二日。
心は文吾(鈴木亮平)と共にみきお少年(柴崎楓雅)を追うが、村から忽然と姿を消していた・・・。

みきおの消息がつかめず焦る心は、歴史が変わった現代で和子(榮倉奈々)と兄・慎吾(番家天嵩)が心中していると文吾に明かしてしまう。

最悪の未来を知った文吾は取り乱し、絶対に事件を止めなければと空回りし、家族と村人との間に溝が出来てしまう。

事件を前に早くもバラバラになりかけた家族を、心は必死でつなぎ止めようとするのだった。

そして、みきおは計画を邪魔する心を消そうと、和子の命を狙おうと画策する!

家族のピンチを心と文吾はどう乗り切るのか・・・!?

「テセウスの船」7話のネタバレ

7話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

テセウスの船7話ネタバレ!みきおが和子の命を狙う!

「テセウスの船」8話のあらすじ

大量毒殺事件当日、田村心(竹内涼真)は父・文吾(鈴木亮平)と共にお楽しみ会に現れた犯人・加藤みきお(柴崎楓雅)の行動を監視する。

食事に毒が入れられることを阻止しなければ、多くの死者が出て文吾は殺人犯になってしまう。

心と文吾はみきおに翻弄され続け、ついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまう。

食事の中に毒が混入しているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため驚くべき行動に出る!

また、村では同時に新たな事件が進行していた!
和子(榮倉奈々)と子供達の身に危険が迫る!

そして、みきおの他に“もう一人の真犯人”がいることが分かる!

ついに犯人の本当の狙いが明らかになっていく・・・!

「テセウスの船」8話のネタバレ

8話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

テセウスの船8話ネタバレ!黒幕・真犯人が遂に現れる!?

「テセウスの船」9話のあらすじ

田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。

連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。

文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。

音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。

心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。

そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。

追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?

そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!

「テセウスの船」9話のネタバレ

9話のネタバレはこちらかの記事から紹介しているので、是非ご覧くださいませ!

テセウスの船9話ネタバレ!犯人が抱く文吾への恨みと真相

「テセウスの船」10話最終回のあらすじ

駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。

しかも・・・文吾は一連の事件の連続殺人の容疑を認め、自供する。

「俺が犯人だ」

心(竹内涼真)と和子(榮倉奈々)は文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。

すべては黒幕の仕掛けた罠なのか、それとも本当に文吾が殺人犯だったのか。

大きく揺れる心と家族。
バラバラになってしまった家族は最大のピンチをどう乗り越えるのか・・・?

そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。

それは、心に究極の選択を迫るものだった。
過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をする。

やがて迎える黒幕との対峙。
そこで事件のすべての真相が明らかにされる。

心と家族の未来はどう変わるのか・・・?

「テセウスの船」10話最終回のネタバレ・感想

もう最終回も色々とありました。

とにかくTwitterで言われていたのは

 
だから単独行動するな!!
 

の嵐でした(笑)

結果的に、何故佐野文吾は自白したのか・・・というのは、犯人から家族を脅かすような脅迫があったからでした。

その事実が解ったのは、加藤みきおの行動によるものでした。

青酸カリによって意識を失っていた加藤みきおは意識を取り戻し、心の前に姿を現しました。

そして、何一つ真実にたどり着けない心に対して、みきおは言います。

そこで加藤みきおは、犯行動機を話し始めます。

全ては鈴のためだった。

加藤みきおは学校でイジメられていたけど、鈴が助けてくれた。

そして、助けてくれた鈴の事を守りたい・・・そう思い、鈴が頼りにしている佐野文吾が邪魔になった・・・。

しかし、加藤みきおは、心が未来に戻った時に手にしたレコーダーを聞き、未来の鈴の姿を知った・・・。

文吾が捕まる事によって、不幸になる鈴を見たくなかったから、加藤みきおは、佐野文吾の冤罪を晴らす気になった・・・と言って、これまで自分が犯してきた事を話し出す。

そして、未来の自分が言った言葉・・・あれ、良いよね。

と言って

 
「ジエンドー!!」
 

と叫びながら自殺を図る。

まさかの「ジエンドー!!パート2」にも驚愕でした!

しかし、この加藤みきおの発言を録音したレコーダーを、心は警察の元へ持って行き、無事に佐野文吾の無罪が確定しました。

そこから、12年前の音臼村祭の事で校長の息子の存在が気になり、校長を捜すも見つからない・・・。

ここで校長が黒幕なのか!?と一気に盛り上がるも、校長は東京へ息子に会いに行っていた。

そして、ついに黒幕と対峙する文吾。

黒幕・真犯人は、田中正志(せいや)でした!

12年前の音臼村祭のキノコ汁に毒キノコを入れたのは、田中正志の母親でした。

間違って入れただけなのかもしれない、母さんはキノコを入れただけなのに、文吾に逮捕された。

そして犯罪者の家族という事でイジメなどに遭い、家族は壊れていった・・・。

佐野文吾に復讐したい・・・その目的が加藤みきおと一致したから手を組んだ・・・という事でした。

そして、心は刺されてしまうのですが・・・そこから未来へ。

未来パートでは、心が由紀を家族に紹介するところから始まりました。

いつもと化粧が違い、若作りした由紀と心。

これは、恐らく田村心が過去に行ったあの時よりも若い設定ですね。

だから二人の感じが違う。

そしてまさかの慎吾の未来の姿がハライチの澤部佑さん。

そして疑問なのは、整形して貫地谷しほりだったはずの鈴が、また貫地谷しほりだった(笑)

しかし、心と由紀から産まれてくる子供に、未来という名前を提案した文吾。

これは田村心が残したタイムカプセルから知った事。

そして、この未来パートに移る時の文吾の「テセウスの船」についての語り。

これは、田村心が死んだ事を暗示していると思います。

田村心が生きていたら、この時代でも何処かで生きているのか?

しかし、死んでしまったと思います。

由紀との結婚の報告に来たのは、過去のパートで和子のお腹の中に居た佐野心です。

何はともあれ、全てを知っているのは文吾だけ。

そんな文吾を見ると・・・泣けます・・・。

あと、加藤みきおが・・・っていうか木村みきおが未来でピンピンしているのは、やはり年齢的に犯罪で裁けなかったから・・・という感じですね。

笑顔の木村みきおと、木村さつき、おしゃえなカフェに似つかわしくない?芋羊羹・・・食べてみたい(笑)

ドラマ「テセウスの船」の犯人・動機

先ず、この記事の冒頭でもお伝えしましたが、ドラマ版のテセウスの船の黒幕であり真犯人は田中正志(せいや)でした。

しかし、田中正志が全ての犯人なのか・・・と言えばそういうわけではありません。

根本的な事を考えれば犯人は加藤みきお(柴崎楓雅)です。

加藤みきおと田中正志の関係

ドラマ版で、何故田中正志が関わってきたのかと言えば、それは加藤みきおが田中義男の家に行っていた事が切っ掛けでした。

田中義男の家に行き、眼が悪い田中義男の代わりに、田中義男の詩をノートに書く・・・という事をやっていた加藤みきおが、詩を書かずに落書きしているのを田中義男の息子である田中正志が見ていた・・・というのが出会いでした。

「田中のおじいちゃんの詩は相変わらずつまらない。」

「書くふりをして落書きをしてたら、正志とかいう息子がおかしそうに笑ってた。」

「変わったやつだ。」

そして、何故加藤みきおが音臼小の事件を起こそうとしたのか・・・その切っ掛け、それを発案したのは田中正志でした。

「またいじめられておじいちゃんの家に行ったら正志がいた。」

「正志も正志の妹も昔、いじめられていたという。」

「正志がおもしろい話を聞かせてくれた。」

「小学校のお楽しみ会でオレンジジュースに毒を入れるという計画だ。」

「正志は昔考えた妄想だけど・・・と笑った。」

「だったら、僕がやるよ。」

「お楽しみかいのことを考えているだけでワクワクする。」

「父親は捕まって、僕だけが鈴ちゃんの正義の味方になれる。」

「最高。」

田中正志の犯行動機

田中正志が何故、黒幕である真犯人になったのか、何故佐野文吾を陥れようとしたのか・・・それは12年前の音臼村祭に全ての原因がありました。

【完全版】テセウスの船ドラマ・原作を完全ネタバレ!犯行動機と結末

この祭りで、きのこ汁に毒きのこが入っていて、徳本卓也(今野浩喜)の母親が亡くなりました。

この毒きのこを入れてしまったのが、田中正志の母親なんです。

田中正志の口ぶりからするに、恐らく故意的に入れたのではなく、たまたま・・・事故的に入ってしまったのかもしれません。

そして佐野文吾は、田中正志の母親を逮捕した。

それにより、田中正志は“犯罪者の子供”というレッテルを貼られてしまいました。

犯罪者の子供として、田中正志、そして正志の妹もイジメられていました。

そのイジメを苦に、妹は自殺してしまいました・・・。

田中正志はそれが本当にショックだったんです・・・。

「母さんはただきのこを入れただけなのに・・・それなのに佐野文吾は点数稼ぎで母さんを逮捕した!!」

「そして、妹もイジメられて自殺した!!」

この事があり、田中正志は音臼村から離れていたのですが、田中義男の具合が悪くなってきたので、音臼村に戻ってきました。

そんな田中正志を見かけて、佐野文吾は

「お父さんの事があって帰ってきたのか?やっぱり、家族は大切にしないとな!」

と笑顔で言ったんです。

しかし田中正志は

「お前のせいでうちの家族がぐちゃぐちゃになったんだ!!」

と恨みが爆発し、加藤みきおと出会った事から、今回の犯行に及んだわけです。

加藤みきおと田中正志の出会いや、未来での田中正志の死の真相などは、下記の犯人の日記の後編のからご確認くださいませ。

※未来での田中正志の死の真相などが解る犯人の日記後編はこちらから
 

加藤みきおの犯行動機

本当は加藤みきおの犯行動機は、漫画原作の犯人も伝えたうえで紹介したかったのですが、敢えて先に紹介したいと思います。

加藤みきおが佐野文吾を邪魔だと思ったのは、

「佐野鈴を守れるのは僕だけだ。僕だけが佐野鈴にとっての正義の味方なんだ。」

という事ものです。

これは、佐野文吾が警官をやっている・・・というのも大きい理由ですし、佐野鈴が父親である佐野文吾の事が大好きだったからですね。

しかし、何故加藤みきおはこれ程までに佐野鈴に執着するようになったのでしょうか。

その秘密が、これです。

加藤みきおは転校してきた時からクラスメイトにいじめられていたんです。

「今日もあいつらは汚い手で僕を叩いてきた。」

「低脳な奴らの相手をするのは疲れる。」

「みんないなくなればいいのに。」

そんな、いじめられている加藤みきおを助けてくれたのが佐野鈴なんです。

加藤みきおは佐野鈴に好意を抱き、佐野鈴のことは自分が守るという感情を抱くようになった。

「正義の味方が現れた。」

「これからは僕が鈴ちゃんを守ってあげる。」

「僕が鈴ちゃんの正義の味方になりたい。」

加藤みきおは、佐野鈴に助けてもらったのですが、それでもまだいじめられていたんだと思います。

そこで憎しみが積もり積もっていきました。

そんな時に、加藤みきおが薬物を使った殺人を起こす切っ掛けとなる出来事が起こるんです。

「田中のおじいちゃんの家で正志がアリの巣に農薬をかけた。」

「いっぱいのアリがのたうち回って動かなくなった。」

「気持ちがすーっとした。」

「人間だったらどなるのかな。」

そして、上で紹介した通り、田中正志が過去に企てた計画である、集団毒殺のアイデアを加藤みきおが行う・・・というようになります。

これらの事が時系列で説明されているのが、パラビ限定で配信されている「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の前編です。

ここからどのようにして加藤みきおがパラコートなどの毒物を入手したのかなどが、紹介されています。

そちらのネタバレは下記記事からご確認ください。

※パラコート事件の事などが詳しくわかる犯人の日記前編のネタバレはこちらから
 

原作漫画「テセウスの船」の犯人・動機

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原作漫画での犯人は加藤みきおです。

単独犯と言えば単独犯なのですが、田村心が未来に行った時に、成長した加藤みきおに会い、最後に刺されてしまいましたよね?

原作漫画だとあそこで加藤みきお、未来で言う木村みきおもタイムスリップして過去の世界に行きます。

そして、木村みきおは過去の自分である加藤みきおと会い、音臼小の事件のせいで鈴が変わってしまった事を伝えます。

加藤みきおの一番の目的は“鈴にとっての正義の味方”なので、鈴には今のまま、よく笑う、笑顔が魅力の鈴であって欲しい。

木村みきおが加藤みきおに鈴の事を伝えると、加藤みきおは

「おじさんの言う通りにするよ」

と音臼小の事件の起こす事をやめます。

しかし、これまでのパラコートなどの事件もあるし、ある程度の決着をつけないといけない。

だからこそ、木村みきおは、

「自分が加藤信也として全ての罪を被り、田村心と心中する」

と伝えます。

そして傷をおっていたいた心を小屋に閉じ込め、火を放つ・・・という展開になります。

原作漫画の加藤みきおも、バックボーンにいじめに遭い、そこから歪んでいってしまって、事件を起こしていった・・・と考えると、本当に加藤みきおという存在が可愛そうに思えてきてしまいます。

まだ小さい小学生ながら、そこまで陥ってしまう程だった・・・。

もちろん、元々の加藤みきおの性格もあると思います。

このドラマ「テセウスの船」のドラマ、とくにパラビで公開された「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」を見ると、本当に納得できます。

※犯人の日記前編のネタバレはこちらから
 

ドラマ・原作漫画の「テセウスの船」の結末

ドラマと、原作漫画の結末の共通点としては、田村心が死んで、未来では佐野心が居る・・・という事です。

これがこのドラマのタイトルにもなっている「テセウスの船」の意味を物語っています。

「テセウスの船」とは、ある物体(オブジェクト)の全ての構成要素(部品)が置き換えられたとき、その物体はそのままそこにあったとしても、それが本当に同じ物であると言えるのか・・・という事です。

原作漫画では、木村みきおに襲われる佐野文吾を助けるために、田村心は飛び出し、殺されてしまいました。

そして、ドラマ版では田中正志が佐野文吾に

「俺を殺せ!俺を殺して殺人犯になれ!お前の家族にも俺と同じ思いをさせてやる!!」

と言って、ナイフで自分を刺させようと佐野文吾ともみ合っている時に、田村心が割って入り、刺されて死んでしまいました。

黒幕となる真犯人に刺されてこの世から居なくなる・・・という結末は同じですね。

そして最後の未来パートで、婚約者として由紀を連れてくる事など、原作もドラマも同じです。

ただ、原作である漫画では、佐野文吾は最後に心にメッセージを残します。

 
「今を生きろ」
 

と・・・。

田村心は、佐野文吾の冤罪を晴らすために過去に行き、今回の物語が生まれ、そして結果的に死んでしまいました。

佐野文吾は、佐野心に同じような事をして欲しくない・・・と思い、このメッセージを贈ったんだと思います。

もちろん、このメッセージを受け取った佐野心は、

「何のこと?」

という感じで何も解っていません。

そして、原作では佐野心が田村心と顔がそっくりな事を言及する場面もあります。

ちなみに、原作漫画ではタイムカプセルを掘り返す場面でそういった事が繰り広げられます。

ドラマ版では、佐野文吾が捕まってしまった時にタイムカプセルを掘り返して、佐野文吾の気持ちなどが語られていましたね。

ドラマ「テセウスの船ネタバレSP」の放送日時は?

【完全版】テセウスの船ドラマ・原作を完全ネタバレ!犯行動機と結末

ドラマ「テセウスの船ネタバレSP」の放送は2020年5月11日(月)から5月22日(金)まで放送されます。

そして、Twitterの裏公式アカウントである“おじいさんの古い斧”(@gfsoldaxe)で真犯人がTwitter上でリアルタイムに心情をつぶやいていくネタバレ企画を実施するそうです。

これはこれで臨場感ある感じで楽しめそうですね!

さらに本放送はスペシャル・エディションとして、最終話では大幅な未公開シーンも登場するそうです!!

これも楽しみすぎますね!!

テセウスの船のドラマ版は、パラビ限定で配信されている「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」を見ると本当に納得できます。

※犯人の日記前編のネタバレはこちらから

※犯人の日記後編はこちらから

そしてドラマで描かれていた事を踏まえると、原作漫画も余計に楽しめてしまいます。

なのでドラマ「テセウスの船」は原作の漫画ファンにも好意的に受け入れられているんじゃないかな?と思います。

原作漫画とドラマ、両方合わせて更に面白く感じるような物語って・・・これまでになかったような気がします。

ドラマでは、すぐに単独行動をしたり、証拠品のようなモノなどにすぐに素手で触ってしまう田村心に突っ込みの嵐でしたが、そんな心を演じたのが竹内涼真さんで本当に良かったんじゃないかな・・・と思います。

竹内涼真さんだったから、そんな突っ込みどころ満載な田村心も受け入れられたのではないかと思います。

テレビドラマとしての放送はもう終わってしまいましたが、まだパラビでは限定配信の物語がありますし、ディレクターズカット版もあります。

ディレクターズカット版にはどのようなシーンがプラスされているのか・・・「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」にある日記も盛り込まれた内容になるのか・・・ここまで「テセウスの船」にハマってしまうと気になって仕方ないです(笑)

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ちなみに、原作の「テセウスの船」はU-NEXTで配信されていますので、原作版を電子書籍で読みたい場合はU-NEXTをご利用くださいませ。

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それではまた「テセウスの船」をこれからも楽しんでいきましょう!

【余談】ドラマの真犯人を演じたのが“せいや”だった理由

ドラマ版で、真犯人が田中正志(せいや)という事が明らかになった時に

「真犯人芸人かよ!」

「あな番での失敗を学んでない!」

「黒幕はしっかりと演技ができる俳優さんが良かった」

などという意見も多くありましたが、恐らくですが、犯人と悟られないために、敢えて芸人さんである“せいや”さんが選ばれたんだと思います。

黒幕候補として、

「芸人が黒幕を演じるってのはないな」

と言って、はなから田中正志を除外している人も多かったはず。

そのように、視聴者に悟られないための配役だったんじゃないかな?と思います!

黒幕の出現と、佐野文吾との対峙で、一番重要なシーンという事もあり、最終回のセリフの練習を自宅で行っていたというせいやさんは、あまりの熱の入りぶりに隣人に通報されてしまったそうです。

「お前を許さない!」

「人生踏みにじられた!」

とやっていたら通報され、警察が15人くらい来たとの事でした。

そこで警察の方に台本を見せて、納得してもらったと・・・。

ネタかもしれませんけどね(笑)

【余談2】佐々木紀子の行方

佐々木紀子は、未来パートで真犯人を目撃した・・・と言っていました。

そして未来では殺されてしまいますが、田村心が再び過去に戻った時、一度も出てきませんでした。

結果的に佐々木紀子が目撃した真犯人というのは、加藤みきおの事なので、それを敢えてドラマの中で語る必要はない・・・という事で出てこなかったと思うのですが・・・それにしても佐々木紀子が一度も出て来ない、何処かに行ってしまったのか・・・その全てが謎ですね。

佐々木紀子何処行った?

余談でした!

 
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希空

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