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「危険なビーナス」あらすじネタバレと視聴率!原作結末とドラマ最終回は異なる?

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「危険なビーナス」ドラマ化?原作ネタバレ!東野圭吾作品

TBS日曜劇場のドラマ「危険なビーナス」のあらすじやネタバレ、視聴率や感想、キャスト情報などを1話から最終回、最終話・結末まで全てまとめて紹介していきたいと思います。

「危険なビーナス」は東野圭吾さんの小説が原作で、今回実写ドラマ化されることが決定致しました!

黒岩勉さんが脚本を手掛け、妻夫木聡さんの出演が決定し、共演に吉高由里子さんが出演し、ダブル主演でで放送されるという噂もあります。

「ドラゴン桜2」の放送が延期になり、放送されることになりました。

それでは、「危険なヴィーナス」について、原作のネタバレも含めて紹介していきたいと思います。



「危険なビーナス」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・全話のあらすじはこちらから

・ネタバレはこちらから

・キャストについてはこちらから

「危険なビーナス」のあらすじ

弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。

楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。

兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てばたつほど彼女に惹かれていく。

「危険なビーナス」のキャスト※ドラマ化決定

妻夫木聡 役:手島伯朗(てしま・はくろう)

池田動物病院の院長代理として勤務する獣医。

5歳の時に父親が亡くなり、その後母親が矢神家の御曹司と再婚。

矢神家の一員となったが、矢神の血を引く弟とは異なり、連れ子である伯朗は一族の中で肩身の狭い思いをして生きてきた。

そのため、母の死後に矢神家から姓を抜き、一族とも縁を切る選択をした。

正義感が強く真面目な性格だが、美女にはめっぽう弱い。突然現れた「弟の妻」にも翻弄され、次第に謎の美女の魅力に惹かれていく。

妻夫木聡のコメント

TBSのドラマに出演させていただくのが16年ぶりということに、僕自身も驚いています(笑)。

出演させていただくからには、16年前の自分に負けないように、今年40歳となる自分自身ができることをこのドラマで体現していきたいと思います。

東野圭吾さんの小説は昔からずっと読ませていただいていたので、今回主人公を演じさせていただけることになり、とても光栄です。

突然現れた「謎の美女」を「信じていいのか?」と悩みながらも、その魅力に翻弄されていく主人公・伯朗の葛藤をドラマの中で表現していければと思っています。

本作は東野さんの原作が持つ魅力はそのままに、毎週続きが気になる連続ドラマとして、とても面白く描かれていきます。

僕が子どもの頃、ドラマを見るために急いで家に帰っていたワクワク感をこの作品で皆さんにも味わっていただけたらうれしいです。

日本中が大変な時ですが、「このドラマがあるから、家にいるのも悪くない!」と思っていただけるような、少しでも皆さまの助けになる作品をお届けできればと思っています。ぜひ、お楽しみに。

吉高由里子 役:矢神楓(やがみ・かえで)

伯朗の弟・明人の妻だと名乗る謎の女。

ある日突然、伯朗の前に現れる。

明るく聡明な女性だが、どこかミステリアスな雰囲気を放つ。

キャビンアテンダントとして働いていた時に海外で明人と出会い、結婚。

それ以降は仕事を辞めて、IT関連の仕事をしている明人の仕事を手伝っていた。

明人の父が危篤だと聞き、結婚の報告も兼ねて一緒に日本へ帰国する。

その直後に明人が失踪し、義理の兄にあたる伯朗に一緒に捜して欲しいと願い出る。

ディーン・フジオカ 役:矢神勇磨(やがみ・ゆうま)

矢神家の養子。商売の才覚があり、都内に複数のダイニングレストランを経営している。

連れ子として矢神家にやって来た伯朗を昔から見下していて、事あるごとに挑発してくる嫌味な男。

明人を捜すために伯朗と共に矢神家を訪れた楓のことを気に入り、明人の妻であることを知りながら強引にアプローチをする。

染谷将太 役:矢神明人(やがみ・あきと)

伯朗の母と再婚相手との間にできた伯朗の異父弟。

矢神家の現当主の血を引く唯一の存在で、30億ともいわれる遺産を相続する権利を持つ。

幼いころから優秀で後継ぎとして大きな期待をかけられていたが、人工知能の研究に没頭し、今はアメリカで人工知能を生かしたIT関連の仕事をしている。

そこで偶然知り合った楓と結婚。

現当主である父・康治が危篤と知りアメリカから帰国するが、その直後に失踪する。

中村アン 役:蔭山元美(かげやま・もとみ)

池田動物病院で伯朗の助手を務める動物看護師。

一見クールな雰囲気だが、どんな動物にも愛される能力を持つ。

常に冷静で、伯朗を陰ながら支えている有能な助手。

観察眼も優れていて、時に伯朗に鋭い指摘をすることも。

堀田真由 役:支倉百合華(はせくら・ゆりか)

支倉家の長女で、明人の従妹にあたる。ブックデザイナー。

幼い頃から明人に好意を寄せていたが、明人が結婚したことを知り、楓に対して敵意をむき出しにする。

結木滉星 役:君津光(きみつ・ひかる)

矢神家の使用人兼執事。

波恵の指示で、裏で楓の素性を探っている。

常に無表情で本心を見せない青年。

麻生祐未 役:矢神佐代(やがみ・さよ)

康之介の養子。

高級クラブのママで、艶っぽい上品な女性。

観察眼と洞察力に優れている。

坂井真紀 役:兼岩順子(かねいわ・じゅんこ)

伯朗の母・禎子の妹で、伯朗にとっては叔母。

研究に人生を捧げてきた夫・憲三を支える良き妻。

憲三との間に子どもはなく、伯朗を実の子の様に可愛がっている。

安蘭けい 役:支倉祥子(はせくら・しょうこ)

康之介と後妻の間に生まれ、康治と波恵の異母妹。

矢神の家を出たために、遺産相続を主張する立場としては弱いが、何かと口を出す。おしゃべりで金遣いが荒い。

田口浩正 役:支倉隆司(はせくら・たかし)

祥子の夫。介護施設グループの経営者。

傾き始めた介護施設「矢神園」を康之介から引き継ぎ、立て直した。

矢神家では親戚一同に頭が上がらない。

池内万作 役:矢神牧雄(やがみ・まきお)

康之介と後妻の子。祥子の実弟。医師。

社交性がなく、必要な事以外口を開かない。

栗田芳宏 役:矢神康之介(故人)

医師として医学界に輝かしい功績を残し、巨万の富を築いてきた矢神家の前当主。

狡猾で強欲。遺言書に『すべての個人資産は矢神明人に譲る』と残してこの世を去った。

栗原英雄 役:矢神康治(やがみ・やすはる)

伯朗の母・禎子の再婚相手。

康之介の長男で矢神家の現当主で医師。

矢神総合病院院長。伯朗にとっては義理の父親にあたる。

現在は末期がんを患い余命いくばくもなく、寝たきりの状態。

斉藤由貴 役:矢神禎子(故人)

伯朗と明人の母。伯朗の実父の死後、矢神家の御曹司・康治と再婚し、明人を出産した。

名家「矢神家」に入ったことで親戚づきあいに苦悩するが、そんな中でも家族を大切にしようとした芯の強い女性。

16年前、伯朗が大学生の時に事故死した。

戸田恵子 役:矢神波恵(やがみ・なみえ)

康治の実妹。独身。

矢神家の遺産を管理しており、寝たきりの康治の面倒を見ている。

「矢神家は自分が守る」という強い意志があり、明人の妻だと名乗る楓を怪しむ。

小日向文世 役:兼岩憲三(かねいわ・けんぞう)

順子の夫。数学者。

以前は大学で数学を教えていたが、教壇を退いてからも独自に数学の研究を続けている。

伯朗も信頼を寄せており、今でもたまに酒を酌み交わしている。

「危険なビーナス」1話のあらすじ・ネタバレ

ある日、いつものように動物病院で診察をしていた伯朗(妻夫木聡)。

そこに「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)が突然現れ、弟・明人(染谷将太)が失踪したことを聞かされる。

さらに楓は、明人の失踪には親族の誰かが関わっているのではないかという。

親族とは、伯朗の母が夫を亡くした後に嫁いだ「矢神家」の一族だ。

伯朗は矢神の家では連れ子として肩身の狭い思いをしてきており、母の死後は一族と疎遠になっていた。

一方、矢神の血を引く明人には総額30億円とも言われる遺産の相続権があり、現当主が危篤状態にある今、その遺産を狙う親族が明人をさらったかもしれないと楓は訴える。

もう矢神家とは関わらないと決めていたが、困っている女性を放っておけない伯朗は楓と共に矢神の屋敷へ向かう。

そこには昔から伯朗を見下している矢神家の養子・勇磨(ディーン・フジオカ)をはじめとした一族の面々が顔をそろえていた。

伯朗と楓が調べを進めていくと、一族の不穏な動きが次々に浮かび上がってくる。

そんな中、伯朗は楓と行動を共にするうちに、捉えどころのない不思議な魅力に惹かれていく。

その様子を察した動物病院の助手・蔭山元美(中村アン)は、伯朗に忠告するが・・・。

視聴率:14.1%

「危険なビーナス」2話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)が待っていた牧雄(池内万作)は、すぐ近くのエスカレーターの下で倒れていた。

救急隊員が応急処置をするなか、伯朗たちは矢神家へと急ぐ。

遺産に関する情報を握る牧雄が、矢神家の誰かに口封じのためにエスカレーターの上から突き落とされたと楓は考えたのだ。

だとすれば、今屋敷にいない人物か、帰宅したばかりの人物が怪しい。

2人が屋敷に到着すると、当主の妹・波恵(戸田恵子)とその異母妹・祥子(安蘭けい)、祥子の夫で医師の隆司(田口浩正)、看護師の杏梨(福田麻貴)は在宅していた。

外出中でアリバイがないのは養子の勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)。

さらに、車で戻ったばかりの使用人兼執事の君津(結木滉星)も怪しい・・・。

しかし、転落直前に連絡を取っていた楓の番号が牧雄のスマホに残っていたことから、楓にも疑いの目が向けられてしまう。

そんな楓を弁護しつつ、一方で伯朗は、牧雄の転落事故にも動揺を見せることなく冷静に犯人捜しをする楓に違和感を覚える。

そんな時、伯朗は勇磨から、楓が本当に明人(染谷将太)の妻なのか確かめるために彼女のスマホを盗んで自分に渡してほしいと頼まれる。

視聴率:12.5%

「危険なビーナス」3話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)は楓(吉高由里子)が救急搬送されたと看護師の元美(中村アン)から聞き、病院に駆けつける。

しかし、楓はすでに帰宅した後で、伯朗はそのまま彼女が住む明人(染谷将太)のマンションへ。

楓は何者かに階段から突き落とされたと言う。

さらに、突き落とした犯人は「いい匂いがした」と伯朗に告げる。

翌日、矢神家を訪ねた楓は、当主・康治(栗原英雄)の病状が思わしくないと聞いて、叔母の波恵(戸田恵子)と祥子(安蘭けい)の心中を思いやるふりをしてハグをする。

「匂い」を確かめるためだ。

そして、康治の看護師・杏梨(福田麻貴)の髪の匂いが犯人と同じであることに気づく。

さらに、祥子の娘・百合華(堀田真由)も疑う楓。

そのことを動物病院に行って伯朗に伝え、伯朗は百合華と会う約束を取り付ける。

一方、勇磨(ディーン・フジオカ)は楓の帰宅を待ち伏せていて・・・。

視聴率:11.7%

「危険なビーナス」4話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)は百合華(堀田真由)から、母の祥子(安蘭けい)が置手紙をしていなくなったと告げられる。

明人(染谷将太)のケースと同じだ。

一緒に探してほしいと頼まれるが、かつて母・禎子(斉藤由貴)をいじめた祥子のことを助ける気にはなれない。

伯朗が断ると、百合華は「このことは楓さんには言わないで」と口止めして帰って行く。

その頃、楓(吉高由里子)は寝たきりの康治(栗原英雄)の看病を手伝うため矢神家にいた。

波恵(戸田恵子)が遺産管理の今後について康治に相談すると、康治は文字盤を使い、まばたきで『あきとをまて』と返し、また眠りについてしまった。

仕事を終えた伯朗は、さすがに百合華のことが気になり、支倉家へ。

祥子の手掛かりを得るため、百合華の案内で家の中を調べて回る。

伯朗は、祥子の部屋で差出人不明の不審な手紙をみつける。

そこには「あなたは夫に殺される」と書かれてあった。

まさか、夫・隆司(田口浩正)が祥子を・・・!?

隆司の部屋も調べてみると、思いもよらない物がみつかる。

その時、伯朗は背後から何者かに口を塞がられ・・・!?

視聴率:11.0%

「危険なビーナス」5話のあらすじ・ネタバレ

動物病院で勤務中の伯朗(妻夫木聡)のもとに差出人不明の手紙が届く。

そこには「今夜、康治が殺される」と書かれていた。

楓(吉高由里子)と元美(中村アン)とランチにいくことになった伯朗は、2人にその手紙のことを話す。

誰かのイタズラと軽く考えている伯朗に対し、楓と元美は「誰かが康治さんを殺そうとしていて、誰かがそれを止めようとしている」と推理する。

一方矢神家では、波恵(戸田恵子)が夜7時に親族を集めて"開かずの間"を開け、遺産を再確認することを決めていた。

禎子(斉藤由貴)の遺品もあるため、波恵は伯朗にも来てほしいという。

遺産を全て手に入れるため、康治(栗原英雄)の殺害を企てる祥子(安蘭けい)は、今夜一族が"開かずの間"を確認中に計画を実行することを君津(結木滉星)と杏梨(福田麻貴)に宣言する。

夕方、矢神家を訪れた伯朗と楓は、康治の無事を確認する。

育ての親・康治に対する複雑な思いを吐露した伯朗に対し、楓は康治殺害計画を阻止する作戦を提案する。

楓はベッドの下に潜り込み、伯朗は親族が揃う部屋へ。

やがて、“開かずの間”を開ける時刻が近づき・・・。

「危険なビーナス」6話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)は、母・禎子(斉藤由貴)が矢神家の人間に殺されたと聞きショックを受ける。

楓(吉高由里子)からも、明人(染谷将太)が母の死の真相を暴こうとしていたことを聞き、兄である自分になぜ相談してくれなかったのかとやりきれない。

明人の失踪と禎子の死の真相には何か関係があるのか?と考察する伯朗と楓。気になるのは「30億の遺産よりももっと価値があるもの」という牧雄(池内万作)の言葉だ。

しかし、その牧雄が「退院する」とメモを残し、病院からいなくなってしまう。

伯朗は矢神家で禎子の遺品を引き取り、そのまま兼岩家へ。

叔母の順子(坂井真紀) と憲三(小日向文世)夫婦と共に遺品を見ながら、禎子が亡くなった16年前の話になる。

順子がふと、遺品の中に実家のアルバムがないことに気づく。

禎子が亡くなった後、そのアルバムは矢神家で処分されてしまったのだろうか?

そして、今は更地となった小泉の実家の土地がどうなっているのか、確かめに行った方がいいと順子は伯朗に助言する。

一方、伯朗は楓のことが気になっていた。

自分が矢神家に行くことを伝えても「今夜は予定があるから」と素っ気なく、メールや電話にも応答がない。

その頃、楓は勇磨(ディーン・フジオカ)と2人で会っていて・・・。

「危険なビーナス」7話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)は小泉の家を探る中で、明人(染谷将太)が数年前に小泉の家に来て母・禎子(斉藤由貴)が亡くなったお風呂場をじっと見つめて佇んでいたこと、そして禎子が亡くなる少し前に、なぜか佐代(麻生祐未)がそこを訪れていたことを知る。

禎子と佐代はどんな関係にあったのか?

母を殺した真犯人は佐代なのか?

動物病院へ戻った伯朗と楓は、小泉の家から持ち帰ったアルバムを見て、あれこれと推理する。

そんな伯朗と楓の様子を外から伺う黒服の男がいた・・・。

伯朗は矢神家を訪れ、寝たきりの康治(栗原英雄)から母の死の真相を聞き出そうと試みる。

しかし康治は、「あきとにうらむな」という謎のメッセージを文字盤に残して、再び眠りに落ちてしまう。

康治から禎子と佐代について何も聞き出せなかった伯朗と楓は、直接佐代に話を聞こうと試みる。

一方、勇磨(ディーン・フジオカ)は密かに康治の研究室を探っていた。

とある幾何学模様の画を見つけた勇磨は、それが牧雄(池内万作)の追い求める、30億の遺産よりも「価値あるもの」につながる重要な資料と考え、それをネタに楓にアプローチをかけてきて・・・。

「危険なビーナス」8話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけて欲しいと言われる。

そこには、伯朗の実父・一清(R-指定)の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ。

さらにその研究資料は、康治から伯朗の母・禎子(斉藤由貴)が譲り受けているはずだから伯朗こそがそれを探す者として適任だと断言する。

牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だった。

義父・康治の治療を受けた後に、実父・一清は若くして亡くなった・・・。

康治は、母・禎子を手に入れるために、患者だった一清の死を意図的に早めたのではないか?

そんな疑念を拭えない伯朗に対し、楓(吉高由里子)は当時の康治を知るある人物に会いに行こうと伯朗を誘う。

一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。

そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、ある日伯朗に「勇磨と楓さんはつながっている」と忠告し・・・。

「危険なビーナス」9話のあらすじ・ネタバレ

伯朗(妻夫木聡)は混乱していた。

母・禎子(斉藤由貴)の死の真相と、明人(染谷将太)の失踪、後天性サヴァン症候群に関する康治(栗原英雄)の研究記録。

それらは関係があるのか?

そして、楓(吉高由里子)は自分を裏切り、勇磨(ディーン・フジオカ)とつながっていた・・・。

伯朗は苦しい胸の内を元美(中村アン)に吐露する。

翌朝、楓が勇磨と共に「誤解を解きたい」と動物病院にやって来る。

さらに勇磨は伯朗に「手を組もう」と持ちかける。

康治の研究記録を手に入れたい勇磨は、代わりに明人捜しに力を貸すと言う。

楓も3人で明人を捜そうと訴えるが、楓への不信感がぬぐえない伯朗は2人を追い返す。

康治の死期がいよいよ迫り、矢神家で親族会が開かれた。

遺産相続人である明人が戻ってこなければ、遺産は残る親族で均等に分配か・・・。

一族それぞれの思惑が交錯する中、波恵(戸田恵子)が衝撃発言をする!

“楓は本当に明人の妻なのか・・・。”

伯朗は楓の正体を探るため、彼女の実家だという焼き鳥屋を元美と訪ねる・・・。

「危険なビーナス」10話最終回のあらすじ・ネタバレ

矢神家の親族会。

当主・康治(栗原英雄)が亡くなり、明人(染谷将太)が戻らない今、矢神家の遺産はいよいよ康之介(栗田芳宏)の子たちに均等に分配されることになった。

しかし、楓(吉高由里子)は後天性サヴァン症候群の研究記録さえ見つかれば明人を救い出せると波恵(戸田恵子)に訴え、勇磨(ディーン・フジオカ)も楓に味方する。

その時、行方を晦ましていた牧雄(池内万作)が突然現れ、それをきっかけに一族で醜い言い争いが勃発する。

見かねた波恵が一同を制し、康之介に関するある重大な事実を語り、「矢神家は康治の代で終わりにします」と言い放つ。

そんななか、「母から譲り受けた貴重なものを渡さなければ明人を殺す」という犯人からのメールが届いたと親族の前で告白する伯朗(妻夫木聡)。

「明人は必ず僕が救い出します!」と宣言し、矢神家を後にする伯朗・・・。

ついに、犯人との直接対決!!

伯朗は「貴重なもの」を探し出し、明人を救うことができるのか?

犯人は一体誰なのか?

母の死の真相とは?そして、楓は本当に明人の妻なのか?

全ての謎が明かされ、ラストには驚愕の結末が待ち受ける・・・。

最後の最後まで目が離せない最終回!!

「危険なビーナス」のネタバレ

「危険なビーナス」ドラマ化?原作ネタバレ!東野圭吾作品

主人公は、獣医の手島伯朗。

伯朗の父・一清はあまり売れない画家で、伯朗が二歳の時に脳腫瘍を発症。

症状が進行して死期を悟ったせいか、今までとは違う抽象画に着手するが、未完成のまま一清は死亡。

しばらくは母・禎子と二人で暮らすが、ある日、禎子は伯朗に矢神康治を紹介し、後に二人は結婚。

矢神家は大変な資産家で、跡継ぎを必要としていた。

そんな時、伯朗の九歳下の弟・明人が生まれる。

矢神家は明人を跡継ぎとして育てるために英才教育を施し、伯朗は両親の方針に反し、自分の進みたい道へと進む。

その後、禎子が自宅ではなく、祖母の住んでいた小泉の家で亡くなる。

死因は溺死で、お風呂場で転んで、気絶してそのままだったという。

伯朗は獣医になると、たまたま知り合った院長の手伝いで池田動物病院で院長代理として働くことになる。

今回の話は、そんな伯朗の元にとある女性から電話がかかってきたことから始まる。

伯朗の元に、明人の妻を名乗る矢神楓から電話があり、明人がもう何日も帰ってこないと伝えられる。

明人が結婚したこと自体初耳だったが、会って話をしてみることに。

楓たちは結婚のことを誰にも伝えていなかったが、数日前、伯朗たちの父・康治の容態が危ないと康治の妹・波恵から連絡がある。

どうやら仕事先のシアトルから二人で帰国したそうだ。

そして書き置きを残して、明人は失踪。

自分が戻らない場合、楓のみで康治のお見舞いに行ってほしいといわれているが、誰も楓が明人の妻であると知らない状態で一人で行くのは無謀。

そこで、もはや矢神家の部外者だが、面識のある伯朗が同行することにした。

伯朗も十年ぶりとなる康治との面会。

康治は、矢神家が経営する矢神総合病院に膵臓癌で入院していた。

会話することはできるが、波恵が対応する。

波恵には明人が失踪したことは内緒にして話を進めていると、康治は

「明人に、背負わなくていいと」

と呟く。

この時点で一同は、次期当主である明人に対して、矢神家を背負わなくていいといったものだと推測する。

矢神家について、近々親族会を開いて遺産相続のことを話し合うことになっていて、伯朗と楓も出席することになった。

その後、伯朗は楓の厚意で明人のマンションに上がるが、その頃から楓に対して徐々に好意を抱くようになる。

明人の部屋には小泉の家の写真が飾られていて、その裏には小泉の家の鍵が隠されていた。

しかし、家はすでに取り壊され、伯朗は更地になった写真を見て確認している。

会話の中で、康治は神経科の医師で、サヴァン症候群の研究をしていたことが判明。

サヴァン症候群とは、言語や対人関係などの能力に著しい障害が見られる反面、知的分野や芸術分野で並外れた才能を示す症状のことをいう。

そして康治は、とある画廊でサヴァン症候群と思わしき人物が描いたと思われる絵を見つけ、問い合わせる。

残念ながらその画家はすでに亡くなっていたが、画家の未亡人には会うことができた。

それが、康治と禎子の出会いだと楓はいう。

伯朗たちが参加した親族会には、波恵以外に六人の男女がいた。

矢神家は以前に比べてかなり傾いていたが、それでも相応の遺産があり、誰もが遺産を狙っていた。

一同が遺産の骨董品などを確認する中、伯朗は禎子の遺品の中から一清の作品の写真が収まったアルバムを見つける。

微笑ましい記憶が蘇る中、最後のページに写真が剥がされた跡があり、伯朗は一清の未完成だったあの絵だと確信する。

絵のタイトルは『寛恕の綱』と書かれていて、実物も見つからず、写真も消えていることに伯朗は疑問を抱く。

楓は、遺産は全て相続したいという明人の意向を一同に伝えるが、これは楓のついた嘘だった。

一方で、波恵の姪にあたる支倉百合華は楓が本当に明人の妻かと疑っていた。

百合華が明人に好意を抱いているせいもあるのか、楓のような女性は明人のタイプではないのだという。

後に、楓が明人と行きつけのバーで生牡蠣を食べるエピソードを話し出す。

しかし、伯朗は幼い頃、明人は牡蠣が苦手だったことを思い出す。

しかし、すでに楓の虜になっている伯朗は、大人になって克服したのだろうと、さほど違和感を抱かなかった。

伯朗は親族会の中で、波恵の弟で康治の共同研究者だった牧雄に対して、動物実験という言葉を使う。

親族会の後、楓にそのことを説明する。

伯朗は小学生の頃、康治たちが勤務する泰鵬大学に禎子に連れてこられ、そこで動物実験の映像を目撃してしまう。

それは頭蓋骨に穴をあけ、脳に電流を流されている猫の姿だった。

これは伯朗のトラウマになっていて、この時点で何の実験を行っていたのかは分からなかった。

康治の父で故人の康之介には佐代という愛人がいて、遺産相続のために養子にしていた。

佐代には勇磨という息子がいて、親族会で顔を合わせて以来、勇磨は積極的に楓にアプローチをかける。

楓もそれを受け入れ、明人のために情報を入手するためには何でもする覚悟があった。

伯朗にとって楓はただの弟の妻だが、勇磨に強い敵対心を抱く。

遺産相続の話の中で、伯朗は禎子の妹・順子から更地となった小泉の家も確認するよう忠告され、楓と共にその土地に向かう。

すると、そこには取り壊されたはずの家が残されていた。

家は伯朗も知る近所の男性が管理していて、明人もたまに顔を出していたという。

明人は禎子の死に疑問を抱いて、現場保存のためにこの家を残した可能性が浮上する。

また、勇磨は明人が禎子から何か高価なものを受け継いだのでは・・・と疑っていて、この家に隠されている可能性もある。

小泉の家にあるアルバムの中に、学生時代の禎子が友人と写っている写真があり、伯朗はその友人が佐代であることに気が付く。

そこで佐代の経営するクラブに行くと、佐代は知っていることを教えてくれた。

同窓会で禎子は佐代に再会し、一清が脳腫瘍でしばしば錯乱状態になることを打ち明ける。

佐代がそのことを康之介に話すと、康之介は康治に任せる。

康治は脳に電流を流して精神的な疾患を和らげる研究を行っていて、一清も禎子も喜んで話に乗る。

その結果、一清の症状は改善されるが、急速に脳腫瘍は肥大し、数年で死亡してしまう。

康治が禎子と結婚したのは、贖罪の意味もあったのではと佐代はいう。

その後、禎子は佐代に対して、康治から

「貴重過ぎて手に余るもの」

を貰っていると話していた。

楓がとあるブログで、サヴァン症候群と思われる人物が描いた絵を見つける。

描いたのはブログの主である女性の父親で、ある日突然、絵に目覚めたのだという。

伯朗はブログを運営する女性に連絡をとり、楓と二人で会いに行く。

女性の父親は事故で脳に重度の損傷を受け、それから描いたのがブログにあった絵だった。

その絵はフラクタル図形ではないかと指摘され、脳に異常があるのでは・・・と父親は病院に通い続けた。

担当医は原因が分からないが、ある日、その話を聞きつけた康治が声を掛けてきた。

康治は『後天性サヴァン症候群』という世界でも非常に稀な症状の研究を行っていて、同様の患者を探していた。

康治は一清への治療で、後天性サヴァン症候群という天才を生み出す、思わぬ副産物を手にしていたのだ。

しかし、康治はこの研究を発表しておらず、それどころかすでにやめていた。

何故なのか、という疑問が残る・・・。

勇磨に伝手をたどり、明人がすでに帰国していることを掴んでいた。

そこで楓は、全ての事情を勇磨に打ち明け、協力を求める。

勇磨は康治の研究にビジネスの可能性を感じ、二人に協力することになる。

そこで三人は、研究について牧雄に聞く。

康治は研究について慎重で、人間で実験するわけにはいかないため、動物で実験を行っていた。

伯朗が目撃したのは、その時の実験だったのだ。

いくつかの実例のデータもとり、研究は進んでいたはずだが、なぜ康治が発表しなかったのか・・・それは牧雄も知らなかった。

研究のデータは今も残されている可能性があることが分かり、明人が禎子から受け取ったのは研究のデータだったのではと勇磨は推測する。

捜索は明日することになり、一度解散する。

伯朗は順子に、小泉の家に隠し場所がないか聞いてみるが、当てが外れてしまった。

このまま調べる気になり、伯朗は楓の住む明人のマンションに向かうと、そこには勇磨もいた。

勇磨を連れ込んだことに怒りを感じる伯朗だが、今はそれどころではなく、三人は小泉の家に行って捜索を開始する。

すると、伯朗が以前確認したはずの天井裏から後天性サヴァン症候群に関するレポートが見つかった。

目的のものが見つかり、一同は帰ろうとするが、伯朗はふと何かに気が付き、楓と引き返す。

もう一度家に入ると、そこには順子の夫・憲三がいた。

レポートを持っていたのは憲三だった。

そして今夜、伯朗が順子に話したことで、小泉の家が今も残っていること、伯朗たちがレポートを探していることを知る。

そこで先回りしてレポートを置き、伯朗たちが帰るのを待っていた。

憲三の目的は、一清の『寛恕の綱』を見つけること。

憲三はかつて、頭の中に奇妙な図形が浮かぶと、一清に相談されたこともあり、一清は『ウラムの螺旋』という図形を見て神の啓示を受け、『寛恕の綱』の制作に取り組んだのだという。

憲三は数学者として、寛恕の綱の完成が大変な宝になると確信しているが、寛恕の綱は行方不明になってしまった。

しかし十数年後、憲三は明人から寛恕の綱の写真を見せられて驚く。

写真の日付が一清が亡くなった時よりもずっと後になっていて、絵がまだ残されているのではないか、禎子が隠しているのではないか・・・と考える。

そこで十六年前、憲三は小泉の家に忍び込み、絵を探すが、見つけられず、しかも禎子に見つかってしまう。

冷静さを失った憲三は、禎子を脳震盪に追い込み、助けるのではなく、溺死と見せかけるように工作する。

その時に持ち出したのが、例のレポートだった。

全ての真実が明らかになると、憲三は家に火をつけ、自殺を図る。

しかし、楓が憲三を背負い、伯朗と一緒に避難する。

その時、伯朗はあることに気が付き、燃える家の中に戻る。

襖の中に寛恕の綱を見つけるが、火は絵を燃やそうと迫ってきていた。

伯朗は止めようとするが、誰かに止められた。

相手は、明人だった。

明人の口から全てが明かされる。

彼が帰国すると警察に声を掛けられ、明人を拉致監禁しようとする人物の存在を教えられる。

警察は首謀者を捕まえるために、明人が拉致監禁されたよう偽装したいと提案。

この首謀者とは、憲三のこと。

明人は条件を飲む代わりに、禎子の死についてもう一度調べて欲しいと依頼した。

物証がないとなると、内部深くまで入り込む必要があり、警察は潜入捜査を選択。

そこで矢神家に潜入捜査官を送り込む。

それが楓だった。

勇磨はそのことを掴み、明人と楓に協力していたのだった。

明人は寛恕の綱を狙った犯人が身内にいると考え、小泉の家を取り壊したことにすることで、油断を誘ったのだった。

明人の説明の後、伯朗は楓と二人きりになるが、肝心なことについては最後まで聞けない。

そして、後天性サヴァン症候群のレポートに関しては、明人の判断で発表は見送られた。

人間には踏み込んではいけない領域がある。

明人は、禎子が康治からもらった大事なものは寛恕の綱ではないかと考えていた。

寛恕の綱に憲三の考えるような価値がないと思う一方で、人を魅了する魔力があったのは確か。

康治は明人にこの絵のことを背負わなくていいと伝えたかったのだ。

矢神家は明人と勇磨の二人で立て直すことになり、明人と百合華も、いい雰囲気いなっていた。

後日、楓が伯朗の動物病院を訪れる。

彼女はミニブタの入ったケージを持っていて、

「これから長い付き合いになる」

とウインクするのだった。

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希空

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