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【ネタバレ】泣くな研修医の1話~最終回結末までのあらすじやキャスト・原作情報まとめ!

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【ネタバレ】泣くな研修医の1話~最終回結末までのあらすじやキャスト・原作情報まとめ!

テレビ朝日で放送されている土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」のあらすじやネタバレ、無料動画配信や見逃し配信の無料視聴方法、視聴率や感想、キャストや原作情報などを1話から最終回、最終話・結末まで全てまとめて紹介していきたいと思います。

このドラマの原作は現役外科医・中山祐次郎さんのデビュー作である「泣くな研修医」の実写ドラマ化作品です。

現役の外科医が執筆した物語だからこそ、説得力がある物語になると思います。

このドラマ「泣くな研修医」の動画配信はテレビ朝日のドラマですし、TELASAで配信されます!

見逃し配信はもちろんTVerでも配信されますが・・・それではドラマ「泣くな研修医」について紹介していきたいと思います。

ドラマ「泣くな研修医」のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・キャストについてはこちらから

・全話のあらすじネタバレはこちらから

・最終回結末についてはこちらから

・原作のネタバレ感想についてはこちらから

ドラマ「泣くな研修医」の概要

白濱亜嵐、初の熱血医師役でテレ朝初主演!

研修医たちの青春群像劇がこの春、誕生!!

自分の無力さにもがき、傷つく若者たちへドラマを通して熱いエールを!!

2021年4月期の土曜ナイトドラマ枠で、白濱亜嵐がテレビ朝日連続ドラマ初主演となる『泣くな研修医』を放送することが決定しました!

EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマー、さらに昨年PKCZ®に電撃加入するなど絶大な人気を誇る白濱は、昨年だけでもドラマ『M 愛すべき人がいて』や、映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』などの話題作に出演し、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』と『10万分の1』では主演を務めるなど、俳優としても大活躍。

その丹精な顔立ちと豊かな表現力で多くの人を魅了してきた白濱が今回挑むのは、研修医・雨野隆治という自身初となる医師役!

白濱は、「『研修医』という言葉は知っていても、実際に医療の世界ではどういう立ち位置で、どういう役割なのかなど詳しくはわからなかったのですが、“俳優”としてどんどん前に進みたいと思っていたので、今回の挑戦はすごく嬉しいです」と、新境地開拓に向けて意欲満々!また白濱の新しい一面を披露してくれることになりそうです!!ぜひご注目ください!

初の医師役に挑む白濱にとって、医療現場での所作や医療用語など学ぶことも多そうですが、早くも「わからないことは率先して勉強するようにしています」と着々と準備をしているそう!

さらに、「実はおじが外科医、おばが看護師なので、いろいろ話も聞きながら、これから積極的に役作りしていきたいと思います」と、心強い味方が身近にいることを明かしてくれました。

そんな身近な存在に医療従事者がいる白濱は、この状況下で抱く思いも人一倍熱く、「この作品を通して、医療従事者の皆さまにも元気や日々の活力を与えられるようになれば」と語っていました。

また今作では、学校を卒業して病院という新たな環境で奮闘する研修医たちの姿を描いていくだけに、新たな一歩を踏み出した若者たちにも通ずるものがあり、「多くの人にこのドラマを見て、今日も頑張ろう、明日も頑張ろう、と思ってもらえるような作品にできるように精いっぱい頑張ります!」と自身への決意と共に、この作品が若者をはじめ、多くの人へエールとなることを願っていました!

そんな白濱の熱い思いを込められた作品に、ますます期待が高まります。

今作は、現役外科医・中山祐次郎の小説デビュー作にしてベストセラーの『泣くな研修医』が原作です。

現役医師が描いたからこその“圧倒的リアリティー”が表現され、決して“涙なし”では見られない「生きること」の光と影が詰まった物語。

これまでの医療ドラマであまり描かれることがなかった、医師でありながら何もわからない研修医たちのリアルを描くと共に、現代の医療界が抱える問題もうつし出していく、医療ドラマとしても見応えのある作品に!ぜひご期待ください!

ドラマ「泣くな研修医」のキャスト

白濱亜嵐 役:雨野隆治(あめの・りゅうじ)

鹿児島大医学部卒の研修医1年生。

人一倍お人好しで、熱い感情の持ち主。

見栄っ張りなところがあり、同期には大口をたたきがち。

5歳の時に兄を病気で亡くし、それを自らのせいだと思い込み、医学の道を目指す。

国家試験に受かって一人前のつもりでいたが、研修医の現実は全然そうではなく、兵隊、伝書鳩、さすまたとして、医師のサポートという名の雑務をこなす日々。

1日も早く一人前の医師になることへの情熱を持っているが、その熱意が空回りしてばかり。

ひとたび白衣を着ると患者や家族からは1人の医師と見られるが、その分期待を損ねることが多く、その度に無力さを味わう。

カンファレンスで下された判断に憤りを覚えて食い下がるが簡単に論破され、医師への報告にもいちいち感情を乗せてしまうため、「思いが強過ぎで真実を見にくくしている」と指摘されっぱなし。

それでも、患者に寄り添おうと必死になるが、それもウザがられている。

自分の思いは正しいのか、それとも一人前の医師になるためには余計なのか?

日々奮闘する研修医生活で、やがて医師とは何者かについて気づいていく。

白濱亜嵐のコメント

今回オファーをいただいた時は、純粋に嬉しかったです。

「研修医」という言葉は知っていても、実際に医療の世界でどのような立ち位置で、どのような役割なのかなど詳しくはわからなかったのですが、ひとりの俳優としても、どんどん前に進みたいと思っていたので、この挑戦はすごくありがたかったですし、嬉しかったです。

原作を先に読んだうえで脚本を読ませていただいたのですが、原作のいい部分をしっかりと引き継いだうえで、ドラマとして昇華していて、今から演じるのがとても楽しみです。

雨野には同じ研修医の仲間たちがいるんですけど、その群像劇感というか、共に一生懸命頑張っていく姿を見せることによって、世の中の人に元気になってもらえる作品になるんじゃないかと思いました。

研修医たちの葛藤や、うまくいかないもどかしい気持ちなどがしっかりと描かれている脚本なので、それに負けないくらいちゃんと演じていかないと、と感じました。

これまで大富豪や貴族など、突拍子もない役が多かったのですが(笑)、久しぶりにすごくナチュラルな人間と言いますか、身近なキャラクターを演じられるということで、すごく楽しみです。

研修医はもちろん、医師役自体が初めてなのですが、医療用語などわからないことは率先して勉強するようにしています。

あと、実はおじが外科医、おばが看護師なので、いろいろ話も聞きながら、これから積極的に役作りしていきたいと思います。

そして、今こういう状況下なので、この作品を通して、医療従事者の皆さまにも元気や、日々の活力を与えられるように頑張らなきゃなと思います。

そのためにも、僕自身ひとつひとつのセリフを大切にして臨みたいなと思いますし、何より多くの人にこのドラマを見て、今日も頑張ろう、明日も頑張ろう、と思ってもらえるような作品にできるように精いっぱい頑張りますので、ぜひこのドラマを楽しみにしていただければと思います。

木南晴夏 役:佐藤玲(さとう・れい)

大阪府出身の消化器外科医10年目。

勝気でクールな発言をする、デキる医師で、雨野ら研修医を厳しく指導する。

時おり、かわいい笑顔を見せるが、その笑顔が逆に怖い。

同期の外科医・鴨下は一方的にライバル視してくるが、佐藤はなんとも思っていない。

病弱な弟がおり、合併症でたびたび体調を崩す姿を見て、彼のような人を救いたいと医師を目指した。

10年前の研修医時代には、当時胃がんを患っていた母親を献身的にサポートするなど、熱い一面を持っている。

命を扱う過酷で神聖な現場に10年身を置く中で、次第に現在のようなクールで冷徹ともいえる人格ができあがっていった。

野村周平 役:川村蒼(かわむら・そう)

東京生まれ、東京育ちの研修医1年生。

実家は八王子の八王子川村総合病院で、医師一家に育ち、過保護な親の元、将来は医師になるようレールが引かれてきた。

兄は国立大学の医学部にストレートで合格した一方で、蒼は受験に失敗し、学費の高い私立大学の医学部に行くことになり、兄にはコンプレックスを感じている。

その反動で遊び放題で、独自の合コンネットワークを駆使して合コン三昧で、女の子にだけはマメ。

いずれは親の病院での勤務が約束されていて、特に夢も目標もなく、親に甘えている状態。

が、ある出来事をきっかけに、お坊ちゃま体質から抜け出し、新たな道を目指していく・・・。

柄本時生 役:滝谷すばる(たきや・すばる)

東京生まれ、町田市育ちの研修医1年生。医学部を出たが、患者を治療する医師の責任の重さに耐えられないだろうと感じ、医療用のシステム開発の会社に就職するも、思うところがあり、3年で退社し、再び医師になることを目指す。

社会人経験をしたことがプライドにもなっているが、一方で医師としてスタートが遅いことに負い目も感じている。

実はサラリーマンとしても決して優秀ではなく、エリートじゃない人間の悩みがわかる。

素直すぎてバカなところがあり、また不器用で騙されやすい。

研修医室の机には奥さんと5歳の息子の写真を飾っているが、実は妻子とは別居中で、愛妻弁当と称して持参している弁当は、見栄を張っているだけで自分で作っている。

現状は外科医を目指しているが、のちに自分の適性を考えるようになっていく・・・。

恒松祐里 役:中園くるみ(なかぞの・くるみ)

生まれも育ちも足立区の研修医1年生。

幼い頃に両親が離婚して、母親がスナック勤めをしながら苦労する姿を見て育ち、女性には資格が必要と頑張ってきた。

基本的に男性を信用しておらず、勝気でクールな性格の一方で、メイクが好きで、美容には余念がない。

かつて銀座のクラブでバイトをし、人気ホステスとなって数百万を稼ぐ月もあったが、全て医学部の学費に充てていた。

花形である外科医を志望していたが、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が保てないことに疑問を持ち、一時は目標を美容整形外科にシフト。

最初は同期ともある程度の距離をとり、また優等生タイプゆえに雨野の要領の悪さにも呆れがちだったが、だんだんと雨野のことが気になり始める。

木村 昴 役:山下 武(やました・たけし)

親子3人で車に乗っていたところ事故に遭い、自分は腕の骨折で済んだが、子どもが重症を負い、気が動転する。

誰よりもひとり息子の拓磨を愛するまっすぐな男。

ちょっとヤンキー気味で、隆治に食い下がったり、突拍子もない行動に出たりと隆治を困惑させる。

山口智充 役:藤堂浩司(とうどう・こうじ)

放射線科医。急ぎのCTやMRIの依頼が多い外科に厳しく、当日予約はなかなか受け付けてくれない。

上から指示されて訪ねてくる研修医には特に厳しく、先輩風を吹かせて説教が始まったかと思えば、昔話もしだすなど話が長い。

少々面倒な性格だが、ドクターズ・ドクターとして腕は確かで、頼りになる存在。

隆治にも大きな影響を与えていく。

ドラマ「泣くな研修医」のあらすじ・ネタバレ

地方の大学医学部を卒業して上京し、都内総合病院の外科で研修することになった研修医の雨野を待っていたのは、何もできず、何もわからず、先輩医師や上司からただ怒られるばかりの毎日。

だが、患者さんは待ったなしで押し寄せます。

医師とはいえ、研修医はまだ知識もない、経験もない、まだ何者でもない・・・。

傷ついた患者や、時に救えない患者を前に、無力である現実に打ちのめされ、葛藤し、幾度となく涙を流しながらも“医師”という職業への強い思いと熱意を失わず、同僚の研修医たちと共に成長していく姿を描いていきます。

ドラマ「泣くな研修医」1話のあらすじ・ネタバレ

地方の大学を卒業した雨野隆治(白濱亜嵐)は、1日も早く一人前の医師になるという夢を持ち、研修医としてやる気に満ちていた。

が、研修医の現実は、「兵隊」「伝書鳩」「さすまた」と言われ、医師たちが機嫌良く仕事ができるようにするため、サポートという名の雑用をこなす毎日。

その上、患者を前にしてもまともに動けず、救急患者が運ばれてきた時には、隆治はうろたえるばかりで、何もできないどころか器材をばらまいてしまう始末。

理想と現実は程遠い。結局、その救急患者は指導医の佐藤(木南晴夏)が全て行うことに。

それでも、同期研修医の川村(野村周平)、滝谷(柄本時生)、くるみ(恒松祐里)には、見栄を張ってまるで自分がやったかのように語り出す。

そんなある日、14歳の女の子が母親に付き添われながら、腹痛で救急外来にやってくる。

妊娠も疑われたが、結果アッペ(=虫垂炎)だと診断され、手術は後日行われることに。

医局のカンファレンスで誰が執刀するかという話になるが、どの医師も「忙しい」と互いに手術を押し付け合って誰もやりたがらず、隆治に振られる。

初めてのオペに喜ぶ隆治の一方で、先を越された同期は複雑な心境に。

それからというもの、隆治はかき集めたアッペの資料を読みこんだり、手術の確認、縫合の練習など準備に没頭する。

そんな最中、病院内でトラブルが発生。

なんと、川村と滝谷が取っ組み合いのケンカを起こし・・・。

ドラマ「泣くな研修医」2話のあらすじ・ネタバレ

牛ノ町総合病院に救急要請が入る。

親子3人が乗っていた車が高速道路で事故に遭い、10歳の男の子、山下拓磨(潤浩)が腹壁破裂の重症で運ばれてくることに。

呼ばれた隆治(白濱亜嵐)は、緊張しながらも気合いが入るが、いざ苦しむ拓磨を前にすると、周りの先輩医師や看護師がきびきび動くなか何もできず、いいのは返事だけ。

さらに手術室でも余計な動きばかりして、佐藤先生(木南晴夏)と岩井先生(高橋和也)に無視され、挙句の果てには手術直後には傷跡を見て気絶してしまう。

それでも同期には、いつものように見栄をはって、いかに自分が活躍したかを語り、滝谷(柄本時生)が感心する一方で、川村(野村周平)とくるみ(恒松祐里)は聞き流す。

が、実際は自分の現状をわかっている隆治は、悩みながらも母親に心配をかけないため、元気で頑張っているとメールをする。

そんな中、拓磨の父親・武(木村昴)が病院内でオロオロしている姿を見つける。

自分は腕の骨折ですんだ武は、息子のことが心配で隆治を質問攻めにし、焦った隆治は「ここ数日が山場」と伝えてしまい、武をどんどん不安にさせてしまい・・・。

ドラマ「泣くな研修医」3話のあらすじ・ネタバレ

隆治(白濱亜嵐)は、胃がんで入院している87歳の患者・森山から聞き取りを行い、病状を含めた情報収集する業務(=アナムネ)を任される。

でも、認知症でもある森山さんに何を聞いても隆治は会話にならず、結局看護師の吉川(西尾まり)が事前にヘルパーさんに聞いていた情報をもらうことに。

その情報をもとに、今後の治療方針を決めるカンファレンスで隆治は治療方針を提案するが、先輩医師たちは森山の年齢や認知症などの状況を考え、手術を行わず、BSCでいく方針を決める。

納得のいかない隆治は、森山に申し訳ない気持ちに。

そんな中、森山が夜、ベッドに立ち上がって転倒してしまう。

認知症の森山は、その後ベッドに拘束されてしまうが、隆治はなぜ森山が立ち上がろうとしたのかが気になり・・・。

一方、くるみ(恒松祐里)は、担当する膵頭部にガンが見つかったシングルマザーの患者が、治療をすれば根治も目指せるのに、娘の中学受験まで待って欲しいと言われてしまう。

先延ばしにすればリスクが高まってしまうため、なんとか説得して治療を行いたいが・・・。

ドラマ「泣くな研修医」4話のあらすじ・ネタバレ

大腸がんで抗がん剤治療中の石井(須賀健太)が、肝臓や肺、リンパ節などに複数に転移し、これ以上抗がん剤治療は継続できないと判断、これからは積極的治療は終了して、痛みや苦痛などをとっていく治療に切り替えることに。

まだ25歳という若さの石井の治療をやめてしまうことに、隆治(白濱亜嵐)は頭では理解しつつも、心が追い付いていかない…。

佐藤(木南晴夏)が石井と石井の父にそのことを説明するが、顔色ひとつ変えずに真実を伝える姿に、さらに隆治は複雑な気持ちになる。

もう少しオブラートに包んで話した方が良かったのでは、と佐藤に伝えるも、佐藤からは嘘で期待させるのは患者のためじゃなく、自分が背負いたくないだけだと言われてしまう。

隆治と石井が中庭で談笑していると、石井の具合が悪くなり嘔吐してしまう。

佐藤に相談して、がんの影響による腸閉塞が原因で、胃管を入れることに。

石井から、いつまでこの胃管を入れるのか聞かれた隆治は、思わず数日で抜けると思うと嘘を伝えてしまい、それを聞いた石井は安心して頑張ると前向きになるが…。

そんな中、拓磨(潤浩)がぐったりしているとの連絡が入る。

拓磨の父・武(木村昴)がさつまいもを食べさせてしまったという。

息子の容態を心配して質問してくる武に、隆治は、今は腸の動きが悪い状態で、おならさえでれば…と伝えてしまっていたのだ。

ドラマ「泣くな研修医」5話のあらすじ・ネタバレ

一時容態が悪化した石井(須賀健太)だったが、再び安定したため、隆治(白濱亜嵐)は石井を屋上に連れ出す。

そこで隆治は石井からある箱を託される。

見られたくない個人情報だといい、自分に何かあったときに、隆治にもらってもらうか、もしくは処分して欲しいという。

隆治が受け取ると、石井は手に持ったメモにチェックを入れる。

そのメモには死ぬまでにやりたいことが書かれており、そのどれもが当たり前の普通のことばかりが並んでいた。

後日、隆治は再び石井からある頼み事をされる。

半日だけでいいから外出させてほしいというのだ。

時間がないから夢を叶えてくださいと頼んでくる石井のため、隆治は佐藤(木南晴夏)に相談し許可をもらうことができたが、それはこの機会を逃すと次はないという理由だった。

佐藤から「最高の外出にしてあげな」と託された隆治だったが、まだ腹部が張って腸が動いていない拓磨(潤浩)が再び嘔吐してしまい、緊急の治療のために石井の外出には同行できなくなってしまう。

そこで、くるみ(恒松祐里)が代わりに一緒に外出することになるが、石井はどこか嬉しそう。

念願の外出をした石井は、やりたいことリストを1つ1つくるみとやっていくことに。

そんな中、自身も入院中の患者の身でありながら、健康オタクでさまざまなサプリや健康法などを調べては他の入院患者に勧めたり、何かと甲斐甲斐しく面倒を見ている徳田(清水ミチコ)が、コソコソとある外国人にあるDVDを渡しているところを川村(野村周平)が目撃する。

そんな徳田を、研修医たちは怪しむが…。

ドラマ「泣くな研修医」6話のあらすじ・ネタバレ

連日病院に泊まり、疲れがたまっている様子の隆治(白濱亜嵐)。

末期がん患者の石井(須賀健太)からも心配されてしまう。

その石井は、やりたいことリストを着々と実行してエンディングの準備を進めているようで、隆治は石井から佐藤先生(木南晴夏)と徳田(清水ミチコ)への手紙を託される。

が、そこに自分への手紙がないことに少し引っかかる。

そんな中、佐藤が病院へ出勤する姿を見かける。

佐藤は最近、週1くらいのペースで病院の前にどこかへ寄っているようで、隆治は気になっていた。

一方、川村(野村周平)と滝谷(柄本時生)は、疲れている隆治に息抜きさせようとある企画を立てる。

間もなく七夕ということもあり、「織姫様に会いに行くぞ!」と無理やり隆治を連れ出した先は合コン。

川村や滝谷は女の子たちと盛り上がるが、隆治はひとり席を外して外へ。

そんな隆治のもとへ、合コン相手の1人のはるか(芋生悠)がやってくる。

2人で話していると、亡くなったはるかの母の話になり、その母が入院していた時、当時研修医だった佐藤が担当していたことがわかる。

さらに、現在の姿からは全く想像できない、意外な佐藤の姿が語られる。

その夜、何度も病院から連絡が入っていたことに気がつかなかった隆治は、合コン終わりに急いで連絡すると、拓磨(潤浩)がまた吐いてしまったと聞き、病院に駆けつけるが…。

ドラマ「泣くな研修医」7話のあらすじ・ネタバレ

佐藤(木南晴夏)から病院に泊まることを頼まれ、何かあればすぐに連絡してと言われた隆治(白濱亜嵐)は、石井(須賀健太)がいよいよ危ないことを認識する。

病室を訪れた隆治は、酸素マスクをして力なく横たわる石井から指し示されて引き出しを開けると、そこには白い紙袋が。

石井はそれを持っていくよう目で合図しながら、弱々しい文字の筆談で「なくなよ」という言葉を隆治にかける。

その夜、研修医室で仮眠をとっていると、隆治は石井のある夢を見て目を覚ます。

気になった隆治は石井に渡された紙袋を開けると、中には隆治宛ての手紙が入っていて…。

それを読み終えた頃、石井の容態が悪化したと連絡が入る。

急いで病室に駆けつけた隆治だったが、石井が弱々しい声で「僕、そろそろいきますね」という言葉を残した後、やがてモニターの波形がフラットに。

呆然と立ちすくむ隆治だったが、佐藤から促され最後の確認をして石井が亡くなったことを告げる。

石井の父から思いがけず、「ありがとう、先生」という言葉をかけられ、涙があふれそうになった隆治は病室を出て、廊下で肩を震わせていると、岩井(高橋和也)からあることを諭される。

翌日、石井のベッドを点検していたくるみ(恒松祐里)は、石井のメモ帳を発見する。

ドラマ「泣くな研修医」8話のあらすじ・ネタバレ

コピーライターの北村あすか(トリンドル玲奈)が腹痛で診察にやってくる。

担当したくるみ(恒松祐里)は婦人科に移した方がいいのではと佐藤(木南晴夏)に提案するが、患者の希望ならと外科で受け入れることに。

くるみは、次回の北村のエコー検査の前に練習をしたいと、隆治(白濱亜嵐)ら研修医たちに協力をお願いする。

そこで4人はお互いにエコー検査をして練習することに。

くるみの番になり、エコーのモニターをチェックしていた隆治は気になる点を見つけるが、くるみには「異常なし」と伝えてしまう。

後日、北村をエコー検査したくるみは、腹水の溜まりを見つけ、検査入院を勧める。

忙しくするくるみだったが、ひとり心配する隆治から、無理をしないようにとメッセージが送られてきて嬉しくなる。

が、その直後、隆治が合コンで出合ったはるか(芋生悠)から手作り弁当を渡される場面を目撃してしまい、複雑な気持ちに。

忙しさも相まってイライラするくるみは、その後も心配して声をかけてくる隆治に邪魔しないでと言い放つ。

それでも、いてもたってもいられない隆治は、密かに放射線科の藤堂(山口智充)に患者のだと言ってくるみのエコー画像を見てもらうことに。

すると藤堂は、子宮頸がんの可能性があると言い…。

その矢先、研修室に戻ってきたくるみが、激しいお腹の痛みで倒れてしまう。

一方、隆治たち研修医は進路を決める時期が迫っており、翌週までに希望専攻を提出するように言われる。

ドラマ「泣くな研修医」9話のあらすじ・ネタバレ

いよいよ進路希望を出す時期が迫ってきて、隆治(白濱亜嵐)ら研修医たちは真剣に将来を考え始める。

そんな中、第二外科の超過勤務が問題になっているため、強制的に土曜日にリフレッシュ休暇を取るように言われる。

さらに、その休暇を利用して第二外科主宰のバーベキュー&キャンプ大会が開催され、入院中のくるみ(恒松祐里)以外の研修医たちや佐藤(木南晴夏)、看護師たちは参加することに。

いざキャンプ場に向かった第二外科一同は、バーベキューにフリスビー、ギターと、思い思いに楽しむ。

隆治は、長い間入院生活をしていて毎年家族で訪れていたキャンプに行けない拓磨(潤浩)ために、カメラでキャンプの様子を撮影していると、さっきまでいた川村(野村周平)の姿が見えないことに気づく。

次の瞬間、川に浮かぶ川村の姿を見つけ…!

心配停止状態の川村を、佐藤の指示のもと心臓マッサージや人工呼吸などの処置をして、なんとか心拍は戻るが、呼吸がまだ弱く、気胸と診断する。医療器具もない中、その場にある物を利用して応急処置をすることに。

全員がテキパキ動く中、滝谷(柄本時生)は呆然として何もできず…。

一方、入院中のくるみは、病気をしたことでこの先仕事をすることに不安を抱き始め、一度は美容整形の道を進むことに決めたが、迷い始める。

そんなくるみの悩みを聞きながらその様子を見ていた北村(トリンドル玲奈)は突然くるみに「恋してる?」と聞き、くるみは否定しながらも動揺を見せる。

ドラマ「泣くな研修医」の最終回結末について

この物語は新米研修医の話ですが、色々な患者さんたちと関わりながらも成長する過程が描かれると思います。

最後にはどのような患者さんとの出会いがあり、どのように成長するのか・・・ドラマ「泣くな研修医」を楽しみにしましょう!

ドラマ「泣くな研修医」の原作のあらすじ

【ネタバレ】泣くな研修医の1話~最終回結末までのあらすじやキャスト・原作情報まとめ!

傷ついた体、救えない命・・・。

なんでこんなに無力なんだ、俺。

雨野隆治は、地元・鹿児島の大学医学部を卒業して上京したばかりの25歳。

都内総合病院の外科で研修中の新米医師だ。

新米医師の毎日は、何もできず何もわからず、先輩医師や上司からただ怒られるばかり。

だが患者さんは、待ったなしで押し寄せる。

生活保護で認知症の老人、同い年で末期がんの青年、そして交通事故で瀕死の重傷を負った5歳の少年・・・。

「医者は、患者さんに1日でも長く生きてもらうことが仕事じゃないのか?」

「なんで俺じゃなく、彼が苦しまなきゃいけないんだ?」

新米医師の葛藤と成長を圧倒的リアリティで描く感動の医療ドラマ。

現役外科医にしてベストセラー『医者の本音』著者、小説デビュー作!

ドラマ「泣くな研修医」の原作のネタバレ・感想

男性Aさんの口コミ・感想
医療関係の記事やブログで注目されつつある中山先生の、初ノンフィクション小説です。読みやすく、1日で読了しました。

医師自身が著した医学生~若年医師のリアルな姿を描く小説で、南木佳士の「医学生」をこえるものは今後も出ないと思っています。その考えはこの本を読み終えたあとでも変わりませんでした。ただ、自分が医師になったばかりの頃、心身をすり減らしながら必死で毎日を過ごしていたことをなつかしく思い出しました。あの頃の私は、月10~15日は家に帰れませんでした。医師になった後、最初の半年で私や同僚は5kg以上体重が増減(多くは減)していました。
ちなみに、私は中山先生より4学年ほど上です。

主人公の研修医を「朴訥かつ勤勉」というステレオタイプな人物像にあえて設定したのは、中山先生ご自身の希望的観測もあるのかな、とも感じました(実際、現代の研修医がこの主人公みたいにほぼ家に帰らず、患者のためには合コン後酔っ払いながらでも病院へ出向くことはないでしょうし、もはやそうであってはいけない気もします)。
患者に寄り添う腕の良い医師は必要でしょうが、「研鑽」という名のもと無給で過労死するほどの労働が課される現状は、ごく控えめに言っても残酷で非人道的です。

今後の医師のあり方に対するアンチテーゼとして、この小説が読みつがれることを願います。

看護師です。田舎の大学を卒業後、主人公と同じような規模(いやもう少し大きいかも)の関東の病院に新人看護師として入職し、集中治療室から病棟まで約10年勤めました。今は臨床を離れて行政で働いています。

ツイッターで他の医師が面白かったと感想を書かれていたのを見て読んでみました。
主人公の隆治の葛藤や苦悩が手に取るようにわかるし、新人時代の記憶をグンと思いだして鼻の奥がツンとしたほど、医療のシーンがとにかくリアルです。
集中治療室の新人看護師だった私が、緊張しまくりのガチガチの夜勤のとき、とりあえず目の前の患者のバイタルの変化だけは見逃してはいけない・・・と必死で温度板に記録している深夜、ふらりと研修医の先生が現れてじっとモニターを見ていることが度々ありました。
「えっ、なに、当直?誰?この人主治医?」とか不審に思いながら(研修医はローテでよく変わるしICUはたくさんの医師が出入りするため新人看護師にとっては顔を覚えるのが難しい)指示でも出るのかと思って「なんかありますか?」と一応怯えながら声をかけてみるものの、
「あ、いや…どうですか・・?」とか逆に返されて「あ・・あの・・大きな変わりはないと思います・・とりあえずおしっこは出てます・・・」などと言う報告をすると「そうですね・・・また来ます・・・」とか言ってぼんやりとどこかに消えていくシーンがよくあったなぁってこと思い出したのですが、
ど緊張してる私の横で、研修医の先生もまた、いろんなドラマとドラマの真っ最中に患者さんのもとに来てくれてたんですね。

新人時代はすっごく大変で、社会人一年目と子育て一年目は本当に「人生の中の3大大変イベント」とか思っていましたが、今になって振り返ると、まぎれもなく青春だったと思います。

医療の世界に踏み入れ、いろんな患者さんに出会い、プロたちの中でプロフェッショナルとは何かに触れて考え、医療の役割や、医療の限界、人の生活・命・運命を目の当たりにして、自分が医療職のひとりとして成長していった掛け替えのない経験でした。
そしてそれは私以外の人にとっても、そうだったんだよな、なんてことをしみじみ思い出し、振り返ることのできる素敵な読書時間でした。読めて良かった。

他の方がレビューされている通り、構成や人物のキャラなどなど小説としては・・・という一面はあると思いますが、「小説家」が本業、というわけではない、ということは誰かにオススメする際には一言添えたいと思います。

女性Aさんの口コミ・感想
男性Bさんの口コミ・感想
現役の外科医の手によるリアルな医療小説。豊富な医学用語(英語・ドイツ語)に最初は圧倒されるだろう。それだけでなく、細部の描写に至るまで、凄まじいリアリティが感じられる。実務経験が無ければこんな小説は書けまい。
まだ経験が浅く、直情径行な主人公と、経験豊富なリアリストの上司・先輩達とのコントラストも凄い。主人公の感性はまだ「こちら側」なのだ。これが数年で上司や先輩達のような「あちら側」の感性に変わってしまうかと思うと寂しいものがある。
主人公と同い年の「イシイ」という末期癌患者の人生が、個人的には一番心に来た。まだ20代半ばの若さで死なねばならない悲壮感だけでなく、現代医療でも末期癌はどうにもできないという無力感、「イシイ」のような患者は全国に沢山いるという絶望感を感じさせられて、読むのが大変辛かった。
医療小説を読むと、いつも健康状態が気になって憂鬱になる。なるべく無病息災でいたいものである。
入院・手術を経験してからというもの、病院で日夜深刻な事態に対峙している医療従事者の皆さんのことが気になるようになりました。入院時は病気の辛さはありましたが、大変良くして頂いたと実感しております。
日夜顔を出してくださる先生方、メンタルや体調は大丈夫なのだろうかと気になり、以来色々な医師による著書を読み続けています。
その中でもこちらの本は、小説ですから読み手の感情にダイレクトに訴えてきます。経験者が書いているという真実味があり、そこもポイントです。
研修医時代、慣れない中でいきなり単独で任される業務_それに対する不安と熱意、失意や立ち直りが瑞々しく書かれています。また患者と向き合う日常の背景に主人公と両親とが抱えていた問題も表出してきます。

主人公の人となりが前時代的と感じる方もおられるようですが、私は今でもこういう人物はいるのではないかと思います。少数派かもしれませんが_。

著者自身が医師なので、医師の心情に関心のある私には得心の一冊になりました。
読みやすくも感動的な作品です。

女性Bさんの口コミ・感想
男性Cさんの口コミ・感想
この本を読み始めたタイミングで、『蜂窩織炎』という傷口から菌が入り込んで、
左足の膝下が普段の2倍位に腫れ上がり、外科に2週間ほど入院していました。
外科医の先生や看護師さん、リハビリ指導員の方々の仕事ぶりを目の当たりにしながら、
この本を読み進めていましたが、医療に携わる方々の日常の努力に頭が下がるとともに、
『泣くな研修医』の主人公を含め、登場人物たちの『命を守ろう』という姿勢に涙が溢れました。
私は普段、医療関係の仕事をしています。
研修医の先生が苦労して経験を積んでいることは聞いていましたが、これほどまでとは知りませんでした。
著者は消化器外科医であることから、描写がリアルで手術室や救命センターの緊迫感が伝わってきました。
正義感が強く感受性の高い主人公、研修医の隆治がもがきながら成長していく様子が描かれています。
主人公の先輩医師が、ある患者の病状を家族に説明するシーンでは印象深い一節がありました。

「人間の体は全てが繋がっている。心臓と肺は連係して体じゅうに酸素を運んでいるし、肝臓が体内に取り込まれた毒を解毒すると、腎臓はそれを捨てている。そして心臓・肺と肝臓・腎臓もいろいろなホルモンでお互いに影響しあっている。人間を一つのシステムとして見る能力は、医学部の試験勉強だけでは身につかない。これを学ぶための研修医生活でもあった」

登場するさまざまな患者は、現代の医療の問題を浮き彫りにしていて、自分事として考えるきっかけになるのではないでしょうか。一般の方にはもちろん、医療介護福祉関係者にもお勧めの一冊です。
ただ、私は読みながら涙がこぼれてしまったので、電車の中などで読まない方がいいと思います。

女性Cさんの口コミ・感想

ドラマ「泣くな研修医」の動画配信は?

【ネタバレ】泣くな研修医の1話~最終回結末までのあらすじやキャスト・原作情報まとめ!

ドラマ「泣くな研修医」の動画配信は、現在テラサ(元ビデオパス)で配信されます。

配信されるとは言っても、テラサはそこまで長くドラマを配信しているサービスでもないので、早々にレンタル枠に入る可能性もあります。

また、見逃し配信はTVerでも配信されるので、そちらでも楽しみましょう!

それではドラマ「泣くな研修医」を楽しみにしましょう!

 
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希空

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