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エール古山裕一(窪田正孝)のモデル古関裕而・曲のネタバレ

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「エール」ネタバレ!モデルとなる古関裕而から結末予想

2020年前期朝ドラ「エール」のネタバレを、物語・主人公の古山裕一(窪田正孝)のモデルとなる古関裕而(こせき・ゆうじ)さんの生い立ちや実話、人生、作曲した曲である“オリンピックマーチ”などを元に紐解いていきたいと思います。

※古山裕一の子役は石田星空さんです。

もちろんドラマ化するにあたり、多少の脚色などはあると思いますが、大筋、実際の出来事とズレは少ないと思われます。

今回古関裕而さんは、物語の中で古山裕一(こやま ゆういち)という名で窪田正孝さんが演じられます。

それでは作曲家として名をはせた古関裕而さんから朝ドラ「エール」のネタバレ内容を紐解いていきたいと思います。



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「エール」のモデル古関裕而のネタバレ

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!

気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!

・「エール」のモデル古関裕而の生い立ちはこちらから

・「エール」のモデル古関裕而の幼少期はこちらから

・「エール」のモデル古関裕而の青少年期はこちらから

・結婚、そしてコロムビア専属の作曲家へはこちらから

・古関裕而の晩年と死後はこちらから

・朝ドラ「エール」でどこまで描かれるのかはこちらから

「エール」のモデル古関裕而の生い立ち

古関裕而さんは1909年(明治42年)8月11日に福島で生まれ、旧制福島商業学校(現福島商業高等学校)に通いながら仙台に通い、金須嘉之進に師事して、1929年、チェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに入選、日本人として初めて国際的コンクールの入選履歴を得た作曲家である。

それを機会に山田耕筰の推挙で東京の楽壇に進出する。
クラシック畑からポピュラー畑に転身し、

軍歌、歌謡曲、早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」

慶應義塾大学応援歌「我ぞ覇者」

東京農業大学応援歌「カレッジソング」

中央大学応援歌「あゝ中央の若き日に」

名城大学応援歌「真澄の空に」

三重県立四日市高等学校応援歌「希望の門」

全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」

阪神タイガースの応援歌「大阪(阪神)タイガースの歌(六甲おろし)」

読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」

「中日ドラゴンズの歌」

東京五輪の「オリンピック・マーチ」

NHKスポーツ中継テーマ「スポーツショー行進曲」

など、実に数多くの応援歌、行進曲の作曲を手がけ、和製スーザと呼ばれた。

気品ある格式高い曲風で知られ、現在でも数多くの作品が愛されている。

古関が作曲した曲は5千曲に及ぶという。
また、作曲の作業には楽器を一切使わずに頭の中だけで行ったといわれる。

「エール」のモデル古関裕而の幼少期

「エール」ネタバレ!モデルとなる古関裕而から結末予想

福島県福島市大町にあった呉服店「喜多三(きたさん)」に生まれる。

父親が音楽好きで、大正時代ではまだ珍しかった蓄音機を購入し、いつもレコードをかけていた。

古関は幼少の頃から音楽の中で育ち、ほとんど独学で作曲の道を志していく。

同じ大町の近所に鈴木喜八という5歳年上の少年がおり、のちに野村俊夫(作詞家)となって古関とともに数々の曲を世に送り出すこととなる。

1916年(大正5年)、古関は7歳のときに福島県師範学校附属小学校へ入学した。

担任の遠藤喜美治が音楽好きで、音楽の指導に力を入れていた。

古関は10歳の頃には楽譜が読めるようになり、授業だけでは物足りなくなり、市販の妹尾楽譜などを買い求めるようになった。

ますます作曲に夢中になり、次第にクラスメイトが詩を持って古関に作曲を依頼してくるようになる。

こうして子供の頃から作曲に親しむこととなった。

「エール」のモデル古関裕而の青少年期

1922年(大正11年)、音楽家の多い旧制福島商業学校(現福島商業高等学校)に入学。

商業学校に入ったのは家業を継ぐためであったが、常にハーモニカを携帯し、学業より作曲に夢中だったという。

妹尾楽譜や山田耕筰著の「作曲法」等を買い集め、独学での作曲法の勉強を続けていた。

ある時、年に2回行われていた校内弁論大会にハーモニカで音楽をつけることになり、古関が書き溜めていた曲を合奏用に編曲して大勢で演奏することになった。

初めて自分の作品が披露された出来事であった。
また、在学中に家業の呉服店が倒産した。

学校を卒業する頃、福島ハーモニカーソサエティーに入団する。

当時、日本でも有数のハーモニカバンドであった。
古関は作曲・編曲・指揮を担当し、地元の音楽仲間が主宰していた「火の鳥の会」が近代音楽家のレコードコンサートを開いていた。

ここで初めて近代フランス、ロシアの音楽に出会い、衝撃を受ける。

傾倒したのは、リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』とストラヴィンスキーの『火の鳥』、ドビュッシー、ムソルグスキーなどである。このレコードコンサートには頻繁に通っていたという。

卒業後、川俣銀行(現東邦銀行川俣支店)に勤務。
この頃、学生時代から憧れていた山田耕筰の事務所へ楽譜を郵送し、何度か手紙のやり取りを行っている。

古関は、当時発行される山田の楽譜はほとんど空で覚えていたという。
福島ハーモニカーソサエティーとともに仙台中央放送局(現NHK仙台放送局)の記念番組に出演する。

この頃、リムスキー=コルサコフの弟子で仙台に在住していた金須嘉之進に師事することになった。

金須は正教徒で、正教の聖歌を学ぶため革命前のペテルブルクの聖歌学校に留学し、そのときリムスキー=コルサコフから管弦楽法を学んでいた。

結婚、そしてコロムビア専属の作曲家へ

「エール」ネタバレ!モデルとなる古関裕而から結末予想

1929年(昭和4年)、管弦楽のための舞踊組曲『竹取物語』をイギリスロンドン市のチェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに応募し、入賞を果たす。

ほとんど知られていないが、これは日本人初の国際的作曲コンクールにおける入賞であり、当時の新聞でも大々的に報道されている。

『竹取物語』は、色彩的で斬新なオーケストレーションがなされており、また、打楽器のみで演奏される楽章なども含まれていたといわれる。

この入賞の報道を読んだ声楽家志望の愛知県豊橋市在住の内山金子(きんこ)が古関にファンレターを送り、熱烈な文通を経て1930年、古関20歳、金子18歳でスピード結婚。

古関はたいへんな愛妻家で、晩年までおしどり夫婦であったという。

内山金子(きんこ)は、朝ドラ「エール」の中では、関内音(せきうち おと)として二階堂ふみさんが演じます。

この頃、古関は複数の交響曲やピアノ協奏曲、交響詩『ダイナミック・モーター』、弦楽四重奏曲など、膨大な作品群を完成させていたが、それらの楽譜は現在ほとんど行方不明になっている。

『竹取物語』の所在も知れないという。

同年9月、コロムビアの顧問山田耕筰の推薦でコロムビア専属の作曲家に迎え入れられ、夫婦で上京した。

東京では菅原明朗に師事した。
菅原は『竹取物語』のスコアを読んで驚き、古関には深井史郎よりも才能があったと、後年まで称賛している。

師と仰いだ菅原明朗のほかに、橋本國彦とも親交が厚かった。
しかし、古関は、実家が経済的に破綻してからは一族を養わなくてはならず、次第にクラシックの作曲から離れざるをえなくなった。

コロムビア入社も主に生活費のためであったと考えられる。
古関本人は作曲の勉強のための洋行を希望していたが、それは叶わなかった。

東京に移ってからのオーケストラ作品に、関東大震災を描いた交響詩『大地の反逆』がある。

これはストラヴィンスキー的な音楽であるといわれている。
また、無調的な歌曲『海を呼ぶ』なども作曲している。

1935年(昭和10年)、古関が26歳の頃、新民謡調の「船頭可愛や」(詩:高橋掬太郎、唄:音丸)が大ヒットし、人気作曲家の仲間入りを果たす。

この歌は世界の舞台でも活躍した三浦環もレコードに吹き込んだ。

この頃、声楽家志望だった妻の金子は帝国音楽学校へすすんでいた。

また同時期に同郷の伊藤久男と交流を持ち、伊藤久男も帝国音楽学校へ入学することになる。

戦中から戦後

戦時中は戦時歌謡で数々の名作を残している。
古関メロディーのベースであったクラシックと融合した作品は、哀愁をおびたせつない旋律のもの(「愛国の花」、「暁に祈る」など)が多かった。

それが戦争で傷ついた大衆の心の奥底に響き、支持された。
戦時歌謡を作るかたわら、ヴァイオリン協奏曲のスケッチを重ねていたが、完成に至らぬうちに譜面が散逸したという。

古関自身、前線の悲惨な体験や目撃が「暁に祈る」や「露営の歌」に結びついたと証言している。

また自らの作品で戦地に送られ、戦死した人への自責の念を持ち続けていた。

戦後は、暗く不安な日本を音楽によって明るくするための活動に力を注いだ。

長崎だけにとどまらず日本全体に向けた壮大な鎮魂歌「長崎の鐘」。
戦災孤児の救済がテーマのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の主題歌「とんがり帽子」。

戦後日本の発展の象徴でもある1964年開催の東京オリンピックの開会式に鳴り響いた「オリンピック・マーチ」。

現在も毎年夏の甲子園に流れている高校野球大会歌「栄冠は君に輝く」。

その他にも「フランチェスカの鐘」、「君の名は」、「高原列車は行く」などの格調高い曲を数多く創作した。

また、クラシックの香り溢れる流行歌や、勇壮で清潔感のあるスポーツ音楽が大衆の心をとらえた。

テノールの美しい音色と格調のあるリートのベルカントで歌唱する藤山一郎、叙情溢れるリリックなバリトンで熱唱する伊藤久男などの歌手にも恵まれた。

劇作家の菊田一夫と名コンビを組み、数々のラジオドラマ、テレビドラマ、映画、演劇、ミュージカルのヒット作品を世に送り出した。

1961年に菊田と手がけた森光子主演の『放浪記』は長期公演舞台となった。

また、戦後の古関は、クラシック音楽の作曲を完全に諦めていたわけではなく、菊田と共同したミュージカル『敦煌』から交響組曲『敦煌』を編んでいる。

また、NHKテレビラジオを通じて各音楽番組に出演。
ラジオドラマ『君の名は』では放送中に、スタジオにオルガンを持ち込み、生演奏をして劇中伴奏を務め、他の番組でも時折生演奏で数多く出演した。

一方で、同じように流行歌の作曲家としても活躍した江口夜詩とともに、「近世の日本のマーチ作曲者の代表的存在」として研究対象とされることが近年増えてきている。

古関裕而の晩年と死後

フジテレビ系の音楽番組『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員を1972年10月の開始から初代司会者の萩本欽一とともに降板した1984年6月24日まで務めていた。

1977年、「栄冠は君に輝く」制定30周年を記念して夏の甲子園の開会式に招待された。

大会旗掲揚に当たり、大会歌の大合唱が起こりその光景に感激したという。

また、この大会では古関の母校である福島商業高校が甲子園初勝利を挙げ、自らが作曲した校歌を聴くことが出来た。

福島市最初の名誉市民で、同地には1988年11月12日に「福島市古関裕而記念館」も建てられている。

しかし古関はこの頃すでに入院生活を送っていたため、足を運ぶことは出来なかった。

傘寿の誕生日を迎えて1週間足らずの1989年(平成元年)8月18日午後9時30分、古関は脳梗塞のため聖マリアンナ医科大学病院で没した(享年80歳)。

その後盛大な音楽葬が催され、生前、早稲田大学、慶應義塾大学の応援歌を作曲していた古関のために参列した両大学の応援団がそれぞれの応援歌を歌い、古関の棺は左右からさしかけられた両校の校旗をくぐって多くの参列者に見送られた。

古関の没後、国民栄誉賞の授与が遺族に打診されるも古関の遺族はこれを辞退した。

その理由について古関の長男は「元気に活動しているときならともかく亡くなったあとに授与することに意味があるのか」と没後追贈に疑問を持ったためとしている。

2009年4月11日に生誕100年を記念し、JR福島駅の発車メロディに古関作曲のメロディが採用されることになった。

在来線ホームに「高原列車は行く」、新幹線ホームに「栄冠は君に輝く」が採用され、発車メロディ用に30秒間にアレンジされた曲が流れている。

同年8月11日、同じく生誕100年を記念しモニュメントが古関の地元・福島市の福島駅東口駅前広場に設置された。

制作・施工費は約1500万円。
30歳代後半の古関が愛用したオルガンを奏でる姿をかたどったデザインで、午前8時から午後8時までの1時間おきに、「栄冠は君に輝く」「長崎の鐘」などの古関が作曲したメロディーが流れる仕組みになっている。

朝ドラ「エール」でどこまで描かれるのか

「エール」ネタバレ!モデルとなる古関裕而から結末予想

古関裕而さんの生涯は上記の通りなのですが、問題は朝ドラ「エール」でどこまで描かれるのか・・・というところですよね。

フジテレビ系の音楽番組『オールスター家族対抗歌合戦』の審査員を1972年10月の開始から初代司会者の萩本欽一とともに降板した1984年6月24日まで務めていた。

この辺りまで描かれるのか、結末、最終回がどのようになるのか・・・気になるところですね!

朝ドラ「エール」の動画配信は?

「エール」ネタバレ!モデルとなる古関裕而から結末予想

朝ドラ「エール」の動画配信や、見逃し配信はNHKオンデマンドでされます。

民放ですと、TVerなんですけど、NHKはNHKオンデマンドでされます。

しかし、NHKオンデマンドでは、見逃し配信を観るのも月額制となり、サービス精神はないです。

有料登録が原則なようなので、ご覧になりたい場合は、有料登録が必須です。

しかも、見逃し配信の見放題パックで月額料金を払っても、特選ライブラリーの番組は観れません。

しかし、この朝ドラだけは、極々一部だけNHKオンデマンドでも無料登録で無料で見る事ができます!

本当に一部だけなので、どうしても朝ドラを無料で見たい場合は、NHKオンデマンドでは不可能です!

また、NHKオンデマンドで配信されているドラマはU-NEXTでも観れるので、正直U-NEXTの方が断然オススメです!

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それでは、朝ドラ「エール」の放送を楽しみにしましょう!

 
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希空

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