朝ドラ「エール」第10週の47話のネタバレを紹介していきたいと思います!
第10週の46話では、裕一(窪田正孝)のデビュー作『福島行進曲』のレコードは全く売れなかった。
その結果に裕一が落ち込んでいるところに、鉄男(中村蒼)が大きな荷物を抱えて古山家を訪ねてきた。
なんと新聞社を辞め、福島の家も引き払って上京してきたのだ。
そして、作詞家として活動するために、コロンブスレコードを紹介してほしいと言い、廿日市(古田新太)に紹介するが、『福島行進曲』が売れなかったことから、あしらわれてしまう。
そこで裕一たちは木枯(野田洋次郎)と会い、三人で話、打ち解け、木枯の移籍の話を聞く。
更に、木枯のヒット曲『酒は涙か溜息か』の作詞を手掛けた高梨一太郎(ノゾエ征爾)を紹介してもらうと、裕一に自分の詞に曲をつけてほしいと頼んできた。
裕一が快諾すると、高梨はその場で原稿を取り出した。
「実はもう書いてきちゃいまして・・・」
という展開でした。
それでは47話について紹介していきたいと思います!
もくじ
朝ドラ「エール」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
朝ドラ「エール」47話のネタバレ
高梨一太郎(ノゾエ征爾)が書いてくれたのは『船頭可愛や』という詞だった。
裕一(窪田正孝)はこれを気に入り、帰宅後すぐに曲作りに没頭する。
「お疲れさま。一息入れたら」
お茶をいれてきた音(二階堂ふみ)に、裕一は意気込みを語る。
「さすが高梨先生だよ。せっかく木枯(野田洋次郎)がつないでくれだ縁だし、頑張んないとね」
「うん。楽しみにしとる」
「音のほうは、稽古どう?」
「うーん。難しいね・・・正確に歌うことと、表現をすることを両立させるって、なかなか大変」
「技術に関しては、意識しなくても自然にできるようになるまで、繰り返し練習するしかないがもね。頑張って」
「そうだね。そうだよね。ありがと、裕一さんもね」
だが翌日の稽古でも、音は演出家の黒崎から注意されてばかりいた。
稽古が先に進まないため、出演者の中には不満そうな者もおり、音は焦りを感じる。
放課後も一人レッスン場に残って自主練習をしていると、双浦環(柴咲コウ)がやってきた。
「息を吸うタイミングが、そもそも違うのよ。ここ。このタイミングで」
環は楽譜を指して、じきじきにアドバイスをくれた。
「ここの高音は、つむじを意識して。天井から引っ張られる気分で。同時にのどを開いて」
言われたとおりにしてみると、高音がきれいに出た。
「そう!それ」
さらに環は、自分がパリで『椿姫』の舞台に出演したときのレコードを音にくれた。
「よかったら参考にして。本場の舞台を直接見るのがいちばん勉強になるんだけどね。できれば海外で」
「本場のオペラ・・・見てみたいなぁ・・・。夫の留学についていきたかったんですけど、留学自体がなくなっちゃって」
「確か・・・ご主人は国際作曲コンクールで賞を取られたとか」
「今はコロンブスレコードの赤レーベルで、専属作曲をしています。環先生は、流行歌なんてお聴きにならないですよね」
「そんなことないわ。いい音楽なら何でも好きよ。」
「子供の頃は長唄を歌っていたし。ご主人は、どんな曲を出されているの?」
「それが・・・まだ一枚しか出せてなくて・・・実力は確かなので、後はきっかけさえあればと思ってるんですけど」
「そうね。きっかけは大事。あなたはそれをつかんだんだから、無駄にしないようにね」
「・・・はい!頑張ります!」
裕一は、『船頭可愛や』の曲を書き上げ、廿日市(古田新太)に譜面を見せた。
作詞家が高梨一太郎だと知ると、廿日市は即座に採用を決めた。
このころ、芸者がレコードを出すのが流行しており、廿日市は『船頭可愛や』も、よさそうな芸者を探して歌ってもらうと言う。
「もし売れなかったら、君もう要らないから。契約金も返済してね。一括で」
「えっ、ち、ちっと待ってください・・・」
「待ちくたびれたよ。この二年、君、全く利益出してないのよ?」
それを言われると、裕一は何も言い返せない。
肩を落として去ろうとする裕一に、廿日市はくぎを刺した。
「今度は脅しじゃねーぞ。本気だからな」
鉄男(中村蒼)は、東京で生計を立てていくために屋台のおでん屋を営むことにした。
元の店主が故郷に帰るというので、鉄男が引き継ぐことにしたのだ。
「好きなどぎ詞も書げるし、時間も融通利くがら・・・」
店に飲みに来た裕一と久志(山崎育三郎)に、鉄男はそう話した。
三人で話すうちに『船頭可愛や』のレコーディングが決まったという話題になり、芸者に歌ってもらうことになったと裕一が言うと、久志も鉄男も興味津々で身を乗り出してきた。
「どこの芸者だ?向島が新橋か?」
「裕一はもう会ったのが」
二人はレコーディング当日にも録音室にやって来た。
どんな美女が現れるのかと思いきや、やって来たのは化粧気のない、地味な女性だった。
「どうも、沼田松子です・・・じゃなかった、ええっと・・・藤丸です。よろしくどうぞ」
本物の芸者に頼むとギャラがかさむため、廿日市は下駄屋の娘である松子に、「藤丸」という名の芸者として歌うよう依頼していた。
「どうせ顔なんて見えないし、いいでしょ、芸者ってことにしちゃえば」
いざ歌い始めると、藤丸の歌唱力はすばらしく、裕一たちは圧倒された。
ところが『船頭可愛や』のレコードは、『福島行進曲』と同様、売れなかった。
コロンブスレコードは、同時に発売された別の曲に力を入れており、『船頭可愛や』はろくに宣伝されなかったのだ。
それでも廿日市は容赦なく、秘書の杉山にこう告げた。
「宣伝なんかしなくたって、いい曲なら売れるでしょ。」
「あいつとの契約は終わり。借金も返してもらう」
※続きの48話のネタバレはこちらからどうぞ!
朝ドラ「エール」48話ネタバレ!小山田耕三の本心と双浦環の追求
朝ドラ「エール」今回の主な登場人物
鉄男は新聞記者の仕事をやめて、本格的に詞を書くために上京しました。
廿日市に鉄男を紹介しますが、「福島行進曲」は思ったように売れておらず…
一筋縄ではいきません🤨#朝ドラエール#窪田正孝#中村蒼#古田新太 pic.twitter.com/Nd87etIJer— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 31, 2020
窪田正孝 役:古山裕一(こやま ゆういち)
※子ども時代:石田星空
モデル:古関裕而(こせき・ゆうじ)
福島で代々続く老舗呉服屋の長男。
気弱でいじめられがちな少年だったが、音楽に出会うとその秘めた才能を発揮し、独学で作曲を始める。
跡取り息子として周囲の期待から商業を学び、伯父が経営する銀行に勤めるが、音楽への思いを断ち切れないでいた。
そんな中、歌手を目指しているという女学生・関内 音とひょんなことから知り合い、文通を始める。
恋に落ちた裕一はついには、彼女とともに音楽の道を歩むことを決める。
二階堂ふみ 役:関内 音(せきうち おと)
※子ども時代:清水香帆
モデル:古関金子(こせき・きんこ)
豊橋市内で馬具の製造販売を行う関内家の三姉妹、次女の音は、将来はプロの歌手として舞台に立つことを夢見ていた。
ある日、福島に住む青年の古山裕一が英国の作曲コンクールに入賞したことを新聞で知り、手紙を送り文通を始める。
二人は結婚し、音は本格的に歌を学ぶために音楽大学に入学。
夫の才能を誰よりも信じて叱咤(しった)激励し、時代の流れのなかでさまざまな困難に遭遇しながら、自らも歌手になる夢を追い続ける。
中村蒼 役:村野鉄男(むらの てつお)
※子供時代:込江大牙
魚屋「魚治(うおはる)」の長男。
けんかっ早い性格であるが、詩を作ることが得意。
のちに作詞家となり、裕一や久志とともに「福島三羽ガラス」と呼ばれるようになる。
古関裕而の親友で作詞家の野村俊夫がモデル。
柴咲コウ 役:双浦環(ふたうら たまき)
世界的オペラ歌手。
音が音楽の道に進むきっかけを作る。
実在のオペラ歌手三浦環がモデル。
朝ドラ「エール」48話のネタバレ
高梨(ノゾエ征爾)の詞に作曲した「船頭可愛いや」はレコードになって売り出されるがまったく売れず、裕一(窪田正孝)は契約解除の危機を迎える。
音(二階堂ふみ)にお願いされて曲を聞いた環(柴咲コウ)は、とてもいい曲なので世間の人達に広く知ってもらうために、自分に歌わせてもらえないかと提案する。
レコード化に向けて、コロンブスレコードでは廿日市(古田新太)は大賛成だったが、小山田(志村けん)は・・・。
※続きの48話のネタバレはこちらからどうぞ!
朝ドラ「エール」48話ネタバレ!小山田耕三の本心と双浦環の追求
朝ドラ「エール」の動画配信は?
朝ドラ「エール」の動画配信や、見逃し配信はNHKオンデマンドでされます。
民放ですと、TVerなんですけど、NHKはNHKオンデマンドでされます。
しかし、NHKオンデマンドでは、見逃し配信を観るのも月額制となり、サービス精神はないです。
有料登録が原則なようなので、ご覧になりたい場合は、有料登録が必須です。
しかも、見逃し配信の見放題パックで月額料金を払っても、特選ライブラリーの番組は観れません。
しかし、この朝ドラだけは、極々一部だけNHKオンデマンドでも無料登録で無料で見る事ができます!
本当に一部だけなので、どうしても朝ドラを無料で見たい場合は、NHKオンデマンドでは不可能です!
また、NHKオンデマンドで配信されているドラマはU-NEXTでも観れるので、正直U-NEXTの方が断然オススメです!
U-NEXTも月額制ではありますが、見放題なので安心して観れます♪
それでは、朝ドラ「エール」の放送を楽しみにしましょう!
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