朝ドラ「エール」第5週の23話のネタバレを紹介していきたいと思います!
22話では鶴亀寅吉(古舘伊知郎)が裕一(窪田正孝)を訪ねに関内家にやってきました。
鶴亀は演奏会の話を持ってくるのですが、迷った裕一は契約することを決意する。
そして豊橋では祭が行われていて、裕一は音(二階堂ふみ)の亡き父、安隆(光石研)の浴衣を借りて祭に出向く。
しかし、祭りに出向く前に音は、母・光子(薬師丸ひろ子)から演奏会が終わったら、それで裕一との関係も終わりにすること。
夢の時間は終わり・・・音楽か恋愛か、今はどちらか選ぶしかない・・・と言われていました。
そして花火が打ちあがると、裕一は音の手をぎゅっと握り、音もしっかりと握り返すのだった・・・では、続きの23話のネタバレをしていきたいと思います!
朝ドラ「エール」のネタバレ
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレを項目ごとに用意しました!
気になる箇所へ飛んでみてくださいませ!
朝ドラ「エール」23話のネタバレ
関内家に帰って居間に入った瞬間、裕一の夢のような時間は終わりを告げた・・・。
「裕一、お・か・え・り」
笑顔の三郎(唐沢寿明)が裕一を待ち構えていた。
その後は三郎と裕一、光子と音がそろって話をした。
三郎も光子も、至って穏やかな態度だ。
三郎は裕一を留学させたい。
光子は音は裕一を忘れさせたい。
子供たちを別れさせたいということで、親同士の目的は一致していた。
「息子ど文通していただいだようで、ありがとうございます。」
「まさか、ファンレターの返事が返ってくるなんて、びっくりしました」
音が緊張気味に答えると、今度は光子が裕一に尋ねた。
「どうしてお返事くれたの?ファンレターはいっぱい届いたでしょうに」
「皆さん、僕を称賛したり励ましてくれだりしていただいたんですが、お、お、音さんの手紙だけは、僕の音楽に関心を寄せていただいてで・・・」
「実が、返事を書いたのは、音さんだげなんです」
「キャーア!」
音は思わず歓声を上げた。
「お、お、お世話になりながら、ちゃんと言えてなかったんですが、音さんはすばらしい女性です。」
「ですから、ぼくのお・・・お・・・お嫁にください!」
裕一は、深々と頭を下げた。
しばしの沈黙のあと、光子の乾いた笑い声が響いた。
「ハハ、ハハハハハ、おもしろいわ~裕一さん」
「ああ、冗談が、なんだ柄にもねえ。すっかりだまされっちまった」
三郎も光子の調子に合わせたが、裕一は頭を下げたままだ。
「冗談ではありません。ぼ、ぼ、僕は音さんと結婚したいんです。」
「あ、あ、会って過ごして、確信しました。」
「僕にはあなたが必要です。僕の音楽にはあなたが必要なんです。」
「ど、どうか、僕の申し出を受け入れでください」
裕一は両の手のひらを音に向かって差し出した。
音がそこに自分の手を重ねようとすると、三郎と光子がそろって声を上げた。
「おいおいおい」
「だめだめだめ」
「光子さん、話が違いませんか?」
「あなた、先ほど言いましたよね。娘には別れろど言ってある。娘も了承しているど」
これには裕一が驚いた。
音の顔を見ると、気まずそうに目をそらす。
「そちらこそ、突然家に押しかけてきて、住まわせたあげくに、いきなり結婚を申し込むなんて、どういうつもり?」
光子に責められて裕一は謝りかけたが、三郎に遮られた。
「謝んな。こっちは悪ぐねぇ」
「悪いでしょう。大事な娘をたぶらかして」
「たぶらがしたのはそっちだろが!ファンレターなんか送ってこなきゃ、こだごどにはなってねえんだ!」
「何言っとんの!ファンレターに、のこのこ返事書くほうがどうかしとる」
「裕一、いいが?目ぇ覚ませ!よぐ見ろ」
三郎は、裕一の体を音のほうへ向けさせた。
「一見かわいぐ見えっけど、慣れりゃどこにでもいる顔だ。イギリスさ行ってみろ。比べもんになんねえ美人がわんさがいるんだぞ。」
「な、こだどごろで一生決めるごだねえ」
「人を美醜で判断するなー!」
叫んだのは音だった。
あまりの態度の急変に、三郎はおびえている。
「お父さん、見かけの美しさなんて、本当の美しさではありません!」
「心の綺麗な人が、美しい人なのです!」
「性格は顔に出るっていうげどな・・・」
「そうです!心が綺麗だと、顔にも出ます!」
「何だよ。結局見かげってごどじゃねえが?」
言い負かされて音が黙ると、光子が裕一に矛先を向けた。
「とにかく、外国に行っていつ帰ってこられるかも分からない男に、嫁にはやれません」
冷たく言って、光子は三郎の手土産の薄皮饅頭を食べ始めた。
「せっかくだから、みんな食べたら。饅頭はおいしいわ」
音と裕一は饅頭に手を伸ばしたが、三郎だけは食べようとしない。
「何だよ、父さん、薄皮饅頭、好物だろ」
そんなやり取りをするうちに、三郎の腹がぐるぐると鳴りだした。
「廊下の突き当りです。おなか痛いんでしょう?どうぞ」
冷ややかな光子の対応に、三郎は腹を立てた。
「うるせぇ、お前の世話にはなんねぇ」
だが、顔にはあぶら汗が浮いている。
結局、三郎は腹を押さえ、へっぴり腰でトイレに向かった。
光子はお茶をいれに行き、居間には裕一と音だけが残った。
「本気なの?」
突然のプロポーズだったので、音はきちんと確かめておきたかった。
「本気だ。僕には君しかいない。音さんは、やなの?」
「あたしにも、あなたしかいない」
「・・・あ、あ、ありがと」
「結婚しても、歌手の道は諦めない。それでもいい?」
裕一は、音の両肩をつかんで答える。
「僕も望んでる。二人で頑張ろ。お、お、お互いにエール送り合って、音楽の道を究めよう!」
「もう一度言うよ。僕と結婚してください」
うまずく音の瞳に、涙がにじんだ。
裕一は音に近づき、二人の唇がそっと重なった・・・。
23話ではこのような話が繰り広げられます。
それでは、24話ではどうなるのか?
※23話の続き、24話のネタバレはこちらの記事から読めます!
エール24話ネタバレ!御手洗の過去が明らかに!先生と呼ばせない理由
朝ドラ「エール」24話のネタバレ
三郎(唐沢寿明)との光子(薬師丸ひろ子)の話し合いは思わぬ方向で決着がつき、三郎は福島の家族や茂兵衛(風間杜夫)の説得は自分に任せておけと言って、福島に帰っていった。
豊橋に残った裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は、豊橋のホールで行う予定の演奏会に向けて準備を進める。
演奏会で歌う歌の詞を書けない音は、妹の梅(森七菜)に詞を作るように頼む。
梅は裕一がどうやって作曲するのか知りたがり・・・。
という内容になります!
朝ドラ「エール」の動画配信は?
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それでは、朝ドラ「エール」の放送を楽しみにしましょう!
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